ディン

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ディン
外国語表記 Dinn
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 空戦用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 AMF-101
全高 18.93m
本体重量 37.33t
主動力 バッテリー
開発組織 ザフト軍 (ハイライン局)
所属 ザフト軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

ザフト軍が開発した初の空戦用量産型モビルスーツ地球侵攻における制空権の確保を目的としている。

基本設計はシグーが基になっており、各部に共通点が見受けられる。飛行能力の獲得を第一としながらモビルスーツとしての特性も持たされた機体であるが、これはジンの量産に成功したザフト軍が兵器としてのモビルスーツに絶対的な信頼を置いているためである。2つの特性を両立するために背部に大型ウイング付きのバックパックが設置され、空気抵抗を低減するための頭部を覆うエアロシェルも備わっている。また、飛行能力を獲得するためにシグーと比べて40t以上の極端な軽量化が図られているが、装甲がかなり省かれたことで耐弾性は脆弱となっている。

機体形状から飛行機能は航空機に及ばないように見えるが、これは最初から速度性能を重視せず、空中戦の主戦闘域となる亜音速領域以下における運動性を重視したためである。優れた機体制御能力を実現した本機は携行武装による空中戦を可能とし、戦闘機を上回る空戦能力を獲得している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
初出作品。初登場のPHASE-22(リマスター版第21話)における紅海での戦闘でマルコ・モラシムモラシム隊が搭乗し、アークエンジェルと交戦したが、ムウスカイグラスパーなどによって被撃墜または撤退している。以降の回でも一般機が何度か登場しているが、特に目立った活躍はしていない。
機動戦士ガンダムSEED(小説版)
パナマ攻略戦にてイザーク・ジュールオペレーション・スピットブレイクで損傷したデュエルの代わりに本機に搭乗している。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
『SEED』から引き続き登場。C.E.73時にも現役で運用されているが、後継機であるバビの存在もあり、あまり出番はなかった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MMI-M7S 76mm重突撃機銃
シグーと共用のアサルトライフル。高い貫通力を持つ武装で、非使用時には基本的に腰部右側のハウジングに収納される。
MMI-M1001 90mm対空散弾銃
空対空用のセミオートショットガン。発射後に弾が分裂し広範囲に攻撃を行う武装で、非使用時には基本的に腰部左側のハウジングに収納される。
6連装多目的ランチャー
胸部左右に2基ずつ計4基内蔵されている多目的ランチャー。任務に合わせて空対地ミサイルや空対空ミサイル、フレア等を装填する。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

パーソナルカスタム機[編集 | ソースを編集]

クルーゼ専用ディン
ラウ・ル・クルーゼの専用機。

系列機・派生機[編集 | ソースを編集]

早期警戒・空中指揮型ディン特殊電子戦仕様
偵察に特化したバリエーション機。
AWACSディン
偵察機能を付加したマイナーチェンジ機。
ディンレイヴン
特殊部隊用の偵察特化機。
ディンF
ザフトから型落ちした機体をファウンデーション王国が安く買い、カラーリングを変更した機体。
ディンR
無人機仕様として頭部と胸部を改修した機体。
シグー
設計ベース機。
バビ
後継機。

技術的関与のある機体[編集 | ソースを編集]

ジン戦術航空偵察タイプ
ジンベースの偵察用実験機。この機体に採用されていたエアロシェルが本機にも採用されている。

余談[編集 | ソースを編集]

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]