ドラッツェ

提供: ガンダムWiki
2018年5月27日 (日) 10:19時点における202.162.146.79 (トーク)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

MS-21C ドラッツェ (DRA-C)

デラーズ・フリートが開発した、宇宙専用MS。30機ほどが生産され、おもに哨戒用として運用される。
破損したり製造が間に合わなかったザクII (F2)の上半身を核に、頭部をオリジナルの物にし背部にガトル宇宙戦闘爆撃機のメインスラスターを加工したバックパック、脚部を同じくガトルのパーツを加工したプロペラントタンク兼スラスターに替えて製造された。宇宙専用だが着地機能は有り、MS胴体の股間部に前部着陸脚、脚部先端に後部着陸脚を持ち、どちらも航空機の様なタイヤ式である。脚部は歩行肢としての機能は捨てている為歩行する事は出来ず、AMBAC作動肢としての機能も低いので旋回性は劣悪。それを補う為肩部に球状スラスターポッドを増設しているが、それでも足の有るMSの旋回性には遠く及ばない。その反面、直線的な機動性はとても高く、リック・ドムIIに匹敵する。
総合的に見るとMSというよりMA寄りの性質の機体である事が分かる。
デラーズ紛争中にほとんどの機体が喪失したが、一部残った機体はその後の アクシズ袖付きに渡り、塗装や武装が変更されて運用され続けた。

登場作品と操縦者

デラーズ・フリート一般兵が搭乗。ブルーの塗装の機体。
アクシズ一般兵が搭乗。グレーの塗装の機体。
袖付き一般兵が搭乗。明るい紫の塗装の機体。ネオジオンの紋章のエングレービング加工が施された胸部装甲に換装されている。

装備・機能

特殊機能

  • センサー・ユニット
袖付き機のみの実装。ガトリング・ガンに搭載されており、起動するとセンサー有効半径が10,900mから18,800mに広がる。システムはガザシリーズからの流用。

武装・必殺攻撃

  • 3連40mmバルカン砲
右腕のマニピュレータを廃し、代わりに装備している。三連装の砲身はカバーで覆っている為外見は単装砲。
  • ガトリング・ガン
袖付き機では、3連40mmバルカン砲から置き換えて装備している。火力強化よりは併設してあるガザシリーズの物を転用したセンサーによる捜索探知能力向上目的の装備。
  • ビームサーベル
シールド裏に固定されている。本来、ビームサーベルは出力不足で使用できないが、シールドに小型ジェネレータ,エネルギーCAPと冷却装置を付けて無理やり運用している。
  • シールド
左腕部に装備。戦艦の装甲を転用した物で強度はやや高め。

対決・名場面

関連機体

原型機。手足や頭を除いた胴体を機体の芯として流用。
  • ドラッツェ改
右手を通常型マニピュレータに戻しザク規格の武装を使用可能とし、肩部スラスターポッドを宇宙突撃艇のスラスターを転用したタイプに変更したバリエーション機。
  • ドラッツェ改(重装型)
ドラッツェ改の右腕装備を手持ち装着型ガトリング砲に変更し、左腕のシールドの表にシュツルムファウストを2基、脚部スラスターポッド部外側にザク用の三連装ミサイルポッドを左右二基ずつ計四基装備した重武装型。
スラスターや燃料タンクユニットを流用。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

リンク