「バイアラン・カスタム2号機」の版間の差分

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== RX-160S-2 バイアラン・カスタム2号機 (Byarlant Custom 02) ==
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| 外国語表記 = Byarlant Custom 02
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*[[UC-MSV]]
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*登場作品:[[機動戦士ガンダムUC MSV]]、[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
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*デザイナー:カトキハジメ
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。[[トリントン基地|トリントン湾岸基地]]で試験を行っていた[[バイアラン・カスタム]]の2号機である。<br />当初は1号機と同じ姿だったが、[[ジオン公国軍|ジオン残党軍]]との戦闘の後に更なる改修を受けた事で外観が多少変化している。カラーリングも白と青のツートンに変更された。改修するにあたって高々度での運用を目的としていた[[ギャプラン]]の技術を大いに取り入れた為、本機も稼働領域が同程度まで拡大している。<br />主な変更点は背部と両腕部、踵部で、背部のスラスターユニットはムーバブル・バインダーに換装。これにはスラスターとプロペラントタンク、ビーム・キャノンが搭載されており、改修前と比較してスラスターの数こそ減ったもののバインダー単体における推力は飛躍的に向上した。<br />腕部もメガ粒子砲や[[ガブスレイ]]から流用したクローアームが外され、代わりに5本指の通常型マニピュレーターに換装。これにより、携行装備の使用も可能となった。またロング・ライフル、エアロ・アーマーも装着され、これを腕ごと前方に向けつつ前傾姿勢をとる事で高速巡航形態へと移行できる。<br />踵部も形状が変更され、クロー型ではなくなった。<br />改修の結果、本機は「大空を掌握する」という当初の目的を実現可能な性能を得ており、まさにバイアラン・カスタムの「完全版」とも言うべき機体として完成している。
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== 概要 ==
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[[トリントン基地|トリントン湾岸基地]]で立案された技術試験計画によって開発された[[バイアラン・カスタム]]の2号機。当初は1号機と同仕様だったが、1号機での検証を経て更なる改修が加えられた。
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改修にあたって高高度での運用を可能としていた[[ギャプラン]]の技術が大いに取り入れられており、本機も同様の稼働領域を獲得している。背面部のプロペラントタンク兼スラスターはムーバブル・バインダーへ換装。これはスラスターと推進剤タンク、ビーム・キャノンを内蔵した複合装備で、改修前よりスラスター総数こそ減少しているがバインダー単体の推力は大幅に増加し、空間機動性も更に安定化している。
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腕部構成も大幅に変更されており、[[メガ粒子砲]][[ガブスレイ]]のクロー・アームは外され、携行装備の運用を可能とする5指タイプのマニピュレータを採用。さらに変形機構に頼らず姿勢変化による高速巡航時の空気抵抗軽減を目的としたエアロ・アーマーを新たに備え、固定武装としてロング・ライフルを追加している。また、脚部の踵部もクロー型から変更されている。ギャプラン専用の大型ブースターも装着可能で、単独で大気圏上層に進出することも可能である。コックピットブロックは新型の94タイプに換装されている。
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これらの改修により本機は当初の目的であった「大空を掌握する機体」として完成しており、まさしくバイアラン・カスタムの「完全版」と言える機体となった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[UC-MSV]]
;[[機動戦士ガンダムUC MSV]]<br />[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
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:出典元。
:パイロットは[[ビア・キャトリエム]]。<br />[[ディエス・ロビン]]の1号機と共に試験飛行を行っていたが、その途中でジオン残党軍の連邦コードを使った救援要請を受けた為、相手が敵だと知りつつも援護、彼らを襲っていた海賊と交戦した。その際、大型ブースターを破損している。<br />戦闘終了後、離脱するジオン残党軍を「無害な海上浮遊物」として見逃している。
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;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
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:パイロットは[[ビア・キャトリエム]]。[[ディエス・ロビン]]の1号機と共に試験飛行を行っていたが、その途中で[[ジオン残党]]軍の連邦コードを使った救援要請を受けた為、相手が敵だと知りつつも援護、彼らを襲っていた海賊と交戦した。その際、大型ブースターを破損している。戦闘終了後、離脱するジオン残党軍を「無害な海上浮遊物」として見逃している。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
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;ロング・ライフル / ロング・ビーム・サーベル
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:両腕部に1門ずつ計2門装備されている長銃身の[[ビーム・ライフル]]。命中精度が高く、長距離狙撃にも対応している。砲口からは[[ビーム・サーベル]]の発振も可能。
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;エアロ・アーマー
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:ロング・ライフルの上に被せるように装備されている装備。前傾姿勢をとった高速巡航時における機首として機能する。最終装甲には耐ビームコーティングが施されており、シールド的運用も可能である。
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;ビーム・キャノン
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:背部のムーバブル・バインダーに1門ずつ計2門内蔵されているビーム・キャノン。この装備の基盤となった[[ギャプラン]]のビーム・ライフルと同じくジェネレーター直結式であり、高出力ながら優れた連射性を誇る。
  
=== 特殊機能 ===
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=== オプション装備 ===
<!-- :機能名:説明 -->
 
 
;大型ブースター
 
;大型ブースター
:ギャプランから流用したオプション装備。腰部に装着される。<br />装着時には機体の総推進力を向上させつつ大気圏の上層へと単独で進出できるようになる。
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:本来はギャプラン専用の大型ブースター。腰背部に装着可能で、総推力の増加のみならず、単独での大気圏上層への進出が可能となる。
;分離
 
:大型ブースターを分離可能。
 
 
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
<!-- :武装名:説明 -->
 
;ビーム・キャノン
 
:ムーバブル・バインダーに1門ずつ、計2門内蔵されている。<br />ギャプランのビーム・ライフルのようにジェネレーターと直結している為、出力と速射性の高さの両立を実現させている。
 
;ロング・ライフル
 
:両腕部に1門ずつ、計2門装備。その名の通り銃身が長く、長距離狙撃が可能で命中精度にも優れる。<br />不使用時は銃身を折り畳む。
 
;ロング・ビーム・サーベル
 
:ロング・ライフルの銃口からビーム刃を形成する事でビーム・サーベルとして使用可能。
 
;エアロ・アーマー
 
:ロング・ライフルの上に被せるようにして装着されている。高速巡航形態時の空気抵抗を減らすのが主な目的で、同形態時には機首となる。<br />シールドとしても使用可能であり、最終装甲の表面は耐ビームコーティング処理されている。
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
<!-- :機体名:説明 -->
 
 
;[[バイアラン・カスタム2号機 (バンデシネ版)]]
 
;[[バイアラン・カスタム2号機 (バンデシネ版)]]
:漫画「ガンダムUC バンデシネ」に登場した2号機。
+
:漫画『ガンダムUC バンデシネ』に登場した2号機。カラーリングが異なる。
 
;[[バイアラン・カスタム]]
 
;[[バイアラン・カスタム]]
:1号機。
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:1号機。当初は2号機も同仕様だったが、更なる改修を受けた。
;[[バイアラン]]
 
:原型機。
 
 
;[[ギャプラン]]
 
;[[ギャプラン]]
 
:改修にはこの機体の技術が使われている。
 
:改修にはこの機体の技術が使われている。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
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<!-- *[[namazu:バイアラン・カスタム2号機]] (全文検索結果) -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:バイアラン・カスタム2号機]] -->
+
*[http://www.gundam-unicorn.net/MSV/#msv13 UC-MSV:バイアラン・カスタム2号機]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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2021年10月17日 (日) 15:09時点における最新版

バイアラン・カスタム2号機
外国語表記 Byarlant Custom 02
登場作品
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-160S-2
頭頂高 20.6m
本体重量 40.2t
全備重量 63.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 2,040kW
スラスター総推力 117,450kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,200m
原型機 バイアラン・カスタム
改修 トリントン湾岸基地
所属組織 地球連邦軍
所属拠点 トリントン湾岸基地
主なパイロット ビア・キャトリエム
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概要[編集 | ソースを編集]

トリントン湾岸基地で立案された技術試験計画によって開発されたバイアラン・カスタムの2号機。当初は1号機と同仕様だったが、1号機での検証を経て更なる改修が加えられた。

改修にあたって高高度での運用を可能としていたギャプランの技術が大いに取り入れられており、本機も同様の稼働領域を獲得している。背面部のプロペラントタンク兼スラスターはムーバブル・バインダーへ換装。これはスラスターと推進剤タンク、ビーム・キャノンを内蔵した複合装備で、改修前よりスラスター総数こそ減少しているがバインダー単体の推力は大幅に増加し、空間機動性も更に安定化している。

腕部構成も大幅に変更されており、メガ粒子砲ガブスレイのクロー・アームは外され、携行装備の運用を可能とする5指タイプのマニピュレータを採用。さらに変形機構に頼らず姿勢変化による高速巡航時の空気抵抗軽減を目的としたエアロ・アーマーを新たに備え、固定武装としてロング・ライフルを追加している。また、脚部の踵部もクロー型から変更されている。ギャプラン専用の大型ブースターも装着可能で、単独で大気圏上層に進出することも可能である。コックピットブロックは新型の94タイプに換装されている。

これらの改修により本機は当初の目的であった「大空を掌握する機体」として完成しており、まさしくバイアラン・カスタムの「完全版」と言える機体となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

UC-MSV
出典元。
機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
パイロットはビア・キャトリエムディエス・ロビンの1号機と共に試験飛行を行っていたが、その途中でジオン残党軍の連邦コードを使った救援要請を受けた為、相手が敵だと知りつつも援護、彼らを襲っていた海賊と交戦した。その際、大型ブースターを破損している。戦闘終了後、離脱するジオン残党軍を「無害な海上浮遊物」として見逃している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ロング・ライフル / ロング・ビーム・サーベル
両腕部に1門ずつ計2門装備されている長銃身のビーム・ライフル。命中精度が高く、長距離狙撃にも対応している。砲口からはビーム・サーベルの発振も可能。
エアロ・アーマー
ロング・ライフルの上に被せるように装備されている装備。前傾姿勢をとった高速巡航時における機首として機能する。最終装甲には耐ビームコーティングが施されており、シールド的運用も可能である。
ビーム・キャノン
背部のムーバブル・バインダーに1門ずつ計2門内蔵されているビーム・キャノン。この装備の基盤となったギャプランのビーム・ライフルと同じくジェネレーター直結式であり、高出力ながら優れた連射性を誇る。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

大型ブースター
本来はギャプラン専用の大型ブースター。腰背部に装着可能で、総推力の増加のみならず、単独での大気圏上層への進出が可能となる。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

バイアラン・カスタム2号機 (バンデシネ版)
漫画『ガンダムUC バンデシネ』に登場した2号機。カラーリングが異なる。
バイアラン・カスタム
1号機。当初は2号機も同仕様だったが、更なる改修を受けた。
ギャプラン
改修にはこの機体の技術が使われている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]