パプテマス・シロッコ

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パプテマス・シロッコ
外国語表記 Paptimus Scirocco
登場作品 機動戦士Ζガンダム
声優 島田敏
デザイナー 安彦良和
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プロフィール
種族 人間
性別
年齢 26歳
没年月日 宇宙世紀0088年2月22日
身長 180cm
髪色
瞳の色
職業
所属組織 地球連邦政府 (木星船団) ⇒ ティターンズ
階級
  • 大尉 (TV版)
  • 大佐 (劇場版)
主な搭乗機
  • メッサーラ
  • ジ・O
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    概要[編集 | ソースを編集]

    木星地球の間を航行する大型輸送艦ジュピトリスの責任者。長髪をヘアバンドで纏めた独特な髪型が特徴。

    宇宙世紀0087年に地球圏へ帰還した際にジャミトフ・ハイマンと接触、血判の契約書を交わしてティターンズへと入隊すると、次第にその頭角を現していき、組織のナンバー3まで上り詰めた。

    高いニュータイプとしての資質を有し、事態を予見する洞察力や戦略眼に加え、独自にオリジナルのモビルスーツを設計・開発する程の知識と技術を持つ文字通りの天才である。他者を引きつけるカリスマ性にも優れているが、自分の認めるに値しない者[1]には傲岸な態度を取る傲慢さが見受けられる。

    指揮官、技術者としてのみならず、MSパイロットとしても優秀であり、自らのパイロットとしての腕への絶対的な自信からノーマルスーツを一切着用しない。

    グリプス戦役終盤でジャミトフやバスクを暗殺しティターンズを掌握。更にクワトロ・バジーナカミーユ・ビダンハマーン・カーンらと対峙してなお優位に立ち回ってみせたが、最終的にカミーユの捨て身の特攻の前に命を落とした。

    「女性による世界の統治」を理想として掲げており、ティターンズへの参加もそれを実現する為であるとされているが、シロッコ自身は自らを「歴史の立会人」と称して傍観者の立場にあると語っており、戦後の世界統治にどの程度の関心を寄せていたかは定かではない。一説には、木星という僻地で持て余していた己の才能を戦場という舞台で存分に発揮する事が目的であったとする見方もあった。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士Ζガンダム
    初登場作品。第10話より登場し、第21話より正式にティターンズの所属となり、ドゴス・ギアの艦長に就任して試験航行を行いアポロ作戦に参加。フォン・ブラウンを単艦で制圧した。アクシズが地球圏へ帰還するとミネバ・ラオ・ザビに忠誠を装うなどの動きを見せた。
    グワダンで行われたジャミトフとハマーンの会談時にジャミトフを暗殺。その罪をハマーンに着せティターンズの実権を握ろうとしたが、それがバスク・オムの不審を招いた事から彼をも誅殺。ティターンズの全権を手に入れたシロッコはエゥーゴに奪取されたグリプス2を奪還するべくエゥーゴ、アクシズと三つ巴の戦いを繰り広げるが、ティターンズ主力艦隊はグリプス2からのレーザー照射によって消滅。自身もΖガンダムを駆るカミーユの力によってジ・Oの動きを封じられ、ウェイブライダーの特攻で装甲ごと肉体を貫かれ、絶命した。しかし、その寸前、彼の放った思念がカミーユの精神を崩壊させ、彼をパイロットとして再起不能とした。
    新MS戦記
    機動戦士Ζガンダム A New Translation
    階級が大佐へと引き上げられた。概ねの活躍はTV版に準ずるが、最期の瞬間にカミーユの精神を崩壊させる事に失敗した[2]
    機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
    彼が遺したオーヴェロンやグリモアといった遺産をめぐり、彼の信奉者やネオ・ジオン残党が争奪戦を繰り広げた。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    地球連邦軍ティターンズ[編集 | ソースを編集]

    ハイファン
    ジュピトリスの艦長。シロッコが不在時には指揮権を任されている。
    サラ・ザビアロフ
    部下。グリプス戦役終盤でボリノーク・サマーンに搭乗し、彼と行動を共にした。小説版では彼女を妹のように可愛がっていた事が語られている。
    レコア・ロンド
    エゥーゴから寝返ってシロッコについたパイロット。パラス・アテネに乗る。
    ヤザン・ゲーブル
    正反対の性格だが、意外にも意気投合しており、彼を重用していた。
    ジャミトフ・ハイマン
    ティターンズ所属として表面上は忠誠を誓っていたが、その後は手の平返して彼を暗殺し、ティターンズの実権を掌握する。
    トニオ・マンハイム
    ジ・Oの制御系開発に関わっていた人物。実機の建造に先駆けてオーヴェロンの設計図を見せるなど、彼を信頼していた節が見られる。
    マリナ
    シロッコの元でMS設計に携わった人物。

    エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

    カミーユ・ビダン
    互いに最大の仇敵。TV版では結果的にカミーユに倒されるが彼を精神崩壊させることになるが、劇場版では完全敗北。
    クワトロ・バジーナ (シャア・アズナブル)
    エゥーゴの指導者である宿敵。ティターンズ所属前より交戦している。

    アクシズ[編集 | ソースを編集]

    ハマーン・カーン
    アクシズの実質的な指導者。度々激闘を繰り広げた。

    その他[編集 | ソースを編集]

    マシロ・オークス
    シロッコのクローンと目される少年。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    機動戦士Ζガンダム [編集 | ソースを編集]

    「落ちろ、カトンボ!」
    彼の代名詞。なお、カトンボとは一般的にはガガンボと呼ばれる虫のこと。
    「私は次の時代を動かすのは女性だと思っている」
    サラに対して言った彼の理念である。
    「生の感情丸出しで戦うなど、これでは人に品性を求めるなど絶望的だ。やはり人はよりよく導かれねばならん。指導する絶対者が必要だ!」
    ジェリドを倒したカミーユの感情の発露を感じ取って。
    「貴様のようなニュータイプのなり損ないは、粛清される運命にあるのだよ…分かるか!」
    コロニーレーザー内にてシャアに対して。赤い彗星を「なり損ない」呼ばわりする所に彼の自分の能力に対する自信が表れている。
    「天才の足を引っ張ることしか出来なかった俗人どもに、何が出来た?常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ!」
    「ジ・O…動け!ジ・O…なぜ動かん!」
    カミーユ乗るΖガンダムバイオセンサーが発する『何か』で搭乗機のジ・Oが動かなくなった時の一言。直後にウェイプライダーの突撃を喰らう。
    「私だけが、死ぬわけがない…貴様の心も一緒に連れて逝く…カミーユ・ビダン…」
    TV版での最期の台詞。カミーユの心を道連れにした。

    機動戦士Ζガンダム A New Translation[編集 | ソースを編集]

    「言葉が走った!?」
    劇場版1作目での新台詞。ライラの断末魔の台詞を感じ取った際に。
    「お…女だ……と…!?」
    劇場版3作目での最期の台詞。TV版とは違い、カミーユの精神を道連れにする間もなく完全に敗北した。相手から唐突に「女達の所に帰るんだ」などと言われれば、シロッコでも困惑はするだろう。

    機動戦士Ζガンダム (近藤漫画版) [編集 | ソースを編集]

    「きさまに死んでもらう」
    近藤和久氏の漫画におけるジャミトフ暗殺シーンより。アニメとは違って懐から取り出したのは拳銃ではなくまさかのドス。組織の首領をドスで刺し殺すという、ヤクザ作品かのような衝撃的なシーンである。

    迷台詞[編集 | ソースを編集]

    シロッコ「フ………ハマーンか!ジオンの再興だなんだといっても………キサマは結局はシャアと痴話ゲンカがお似合いなのだよ!」
    ハマーン「ほざけ!シロッコ!!オマエとても次元は同じ!傍観者を決めこんではいるが女の尻ばかり追い回し………」
    シロッコ「何を!!その言葉聞き捨てならん!」
    『GジェネF』より、Ζ最終ステージ「宇宙を駆ける」におけるハマーンとの口喧嘩もとい戦闘前会話。ハマーンをこれ見よがしに貶すもそのままの形で返されてしまい、逆にムキになってしまった。ハマーン共々ラスボスとしての風格はどこへやら。
    「相打ちなどとは……まるで子供のように」
    『ガンダム無双』より、シロッコを道連れにしようと組み付いてきた武者ガンダムを隠し腕で両腕を切り飛ばし撃破した際に。
    TV版の結末をネタにしており[3]、正直「お前が言うな」な台詞だが、ネタ抜きで考えればシロッコらしい台詞とも言える。

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    メッサーラ
    最初の搭乗機。シロッコが設計・開発したPMXシリーズの内、最初の1機。
    ジ・O
    グリプス戦役終盤の搭乗機。シロッコが自身の専用機として開発したモビルスーツ。
    ジュピトリス
    木星船団を率いていた頃からの座乗艦。
    ドゴス・ギア
    就航当時にシロッコが艦長を務めた。
    パラス・アテネ / ボリノーク・サマーン
    PMXシリーズの2機目と3機目。
    ガブスレイ / ハンブラビ
    機体の設計に関与している。
    タイタニア / オーヴェロン
    戦後に開発を目指していた機体。

    リンク[編集 | ソースを編集]

    脚注[編集 | ソースを編集]

    1. 能力が伴わない者、自らの価値観や美学に沿わない者など。
    2. これは、物語の再編によってカミーユが心に余裕を持った事が大きいとされる。
    3. 武者ガンダムも律儀にシロッコの最期の台詞を喋っている。