プロトタイプガンダム

提供: ガンダムWiki
2020年4月20日 (月) 00:10時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
プロトタイプガンダム
外国語表記 Prototype Gundam
登場作品 MSV
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ
型式番号 RX-78-1
頭頂高 18.0m
本体重量 43.4t
全備重量 58.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,380kW
スラスター総推力 55,500kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
テンプレートを表示

概要

地球連邦軍が開発した試作型モビルスーツ。ガンダムの原型であり、ガンダム系MSの1番目の仕様。

黒を基調に銀や赤で塗装された機体は1号機として有名であるが、後にアムロ・レイが搭乗することになる2号機も実は、塗装が白を基調としている他はこのプロトタイプと同じ外観であったとされる。本体の外見上の違いとして、ビーム・ライフルを前腕に固定するためのへこみ、足の甲の装甲のスリット状の模様等がある。

ジャブローで8機製造されたRX-78のうち、前述のように1号機と2号機の二機がこの外観で完成したが、小惑星基地ルナツーサイド7に送られた後に二機ともRX-78-2型として改修されている。つまり、機動戦士ガンダム第一話の時点でコンセプトとしてプロトタイプガンダムは宇宙世紀上には存在しておらず、最初からRX-78式2型として完成された3号機を含めて、サイド7には3機のRX-78-2型ガンダムが存在していたことになる。

一部のゲーム作品においてはジムカラーのガンダムとして登場している。

登場作品と操縦者

MSV
出典元。『機動戦士ガンダム』制作時のガンダム (ガンボーイ)の準備稿を基に機体デザインが製作され、『1st』劇中で活躍したガンダムの改修前のバージョンという設定が付け加えられた。1/144プラモデルキットの組立説明書には機体にまつわる様々な解説が記載されている。パイロットについての説明は特にない。
機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星~
ジャブロー基地所属のファレル・イーハ中尉が搭乗。このゲームは他作品や書籍で述べられている設定を意図的に無視する形で、本来、宇宙世紀上の時間的・場所的に存在しないはずのメカやキャラクターを多数登場させており、プロトタイプガンダムについても例外でない。

装備・機能

コアブロックシステム
コア・ファイターを核とし、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。コア・ファイターは主に脱出する際に使用する。本機の場合最初はプロトタイプ・コア・ファイターが試験運用されていた。初期の設定ではこのシステムが搭載されていなかった。

武装・必殺攻撃

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵されている。
ビーム・ライフル
ハンドショットスタイルのビーム・ライフル。銃底部にストラップがあり、前腕部の窪みでこれを保持。非使用時には右腰部サイドアーマーのホルスターに装着する。
100mmマシンガン
陸戦型ガンダムなどが装備しているMS用マシンガン。PS2ソフト『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』のムービーで使用しているのが確認できる。
ビーム・サーベル
バックパックに2基装備されている。
ビーム・ジャベリン
ビーム・サーベルのモードの1つで、グリップを延長し先端に高出力のビーム刃を形成した槍。
ハイパー・バズーカ
肩掛け式の無反動砲。
シールド
ルナ・チタニウム合金製のシールド。

対決・名場面

V作戦の要として
PS2ソフト『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』の連邦軍編で見られるムービーより。テム・レイが連邦軍高官に向けて公開したV作戦のテスト映像で、障害物を易々と飛び越えつつ標的を次々と射抜くプロトタイプガンダムを見る事ができる。

関連機体

プロトタイプガンダム (ロールアウト)
ロールアウト直後の仕様。フェイス部分など所々形状に違いがある。
フルアーマーガンダム 陸戦タイプ
本機にフルアーマーガンダムと同様、アーマーユニットを装着させた状態。
ガンダム / G-3ガンダム
本機以外のファーストロット機。
ガンダム試作1号機 (THE ORIGIN) / ガンダム1号機
『THE ORIGIN』における本機に該当する機体。型式番号はRX-78-01。
フルアーマーガンダム
『修羅の双星』に登場するタカシ・キタモト機は本機が素体になっている。

商品情報

ガンプラ

フィギュア

リンク