「ヘルムヴィーゲ・リンカー」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[ギャラルホルン]]のモビルスーツ。[[グリムゲルデ]]を護衛任務用に改装した機体。<br/>厄祭戦時代に存在した対[[モビルアーマー]]用の姉妹機ヘルムヴィーゲを再現した機体。再現しきれない部分は現代技術のパーツに置き換えられており、マニュピレーターは[[グレイズ・アイン]]と同系列の物に変更されている。対[[モビルアーマー]]を意識しているからかリアクター出力をフレームに多く分配する調整が施されている。
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[[厄祭戦]]末期に実在した[[ヴァルキュリア・フレーム]]採用機の1機であるヘルムヴィーゲのデータを元に、[[グリムゲルデ]]の偽装を兼ねて再現した機体。約300年の時を経て、ヘルムウィーゲが現代に転生したという意味を込め、機体名に「リンカー」が付け加えられた。名称の「ヘルムウィーゲ」は『ニーベルングの指環』に登場する戦乙女の1人に由来し、「兜のゆりかご」という意味を持つ。
  
「ヘルムヴィーゲ」とはワーグナーの歌劇「ニーベルングの指環」に登場するヴァルキリーに由来しており、「兜の揺り籠」を意味している。リンカーとは転生を意味するリンカーネーションから。
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全身の装甲は全て再現されたヘルムウィーゲの物に換装されており、元のグリムゲルデとは対照的な重[[モビルスーツ]]となっている。ヘルムウィーゲは対[[モビルアーマー]]戦を強く意識した機体であり、フレームの稼働限界近くまで増強された重装甲と重装備が施されている。モビルアーマーをその身で抑えこむ戦法を想定しており、グリムゲルデでは機動力中心に分配されていたリアクター出力を、本機ではフレーム出力中心に分配するよう再構築している。ただ小回りこそ効かなくなったものの、ある程度の機動性は確保されている。
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接近戦を主体とする機体のため、重装甲となっている胸部装甲の一部がフェイスガードとしても機能する機構が採用されている。また、重量化での運用も想定して、脚部底面を展開して安定性を高める設計が取り入れられている。なお再現しきれなかった部分は現代技術のパーツで置き換えられており、マニピュレータは[[グレイズ・アイン]]の物を流用している。武装は当時対モビルアーマー用の設計データを元に復元した物を装備しており、ヴァルキュリアバスターソードは機体の全高を超えるサイズの超大型剣となっている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:頭部前面に展開可能な装甲。通常は胸部装甲の一部となっているが、上に迫り上がることでセンサー類やコックピット周辺を保護することが可能。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;ヴァルキュリアバスターソード
 
;ヴァルキュリアバスターソード
:当時の設計データから再現したヘルムヴィーゲ専用の超大型剣。分離することで大剣とショートクラブに分けることが可能。非使用時にはフロントアーマーの一部が展開し懸架する。ヘルムヴィーゲ・リンカーは両手で保持するが[[ガンダム・バルバトスルプス]]は片手で使用し、[[ハシュマル]]を撃破している。
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;電撃角
 
;電撃角
:頭部にある二本の長角。敵の装甲に突き刺し内部構造を破壊する目的で使用される。使用時には機体のセンサーを保護するためフェイスマスクが展開する。
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:頭部に装備されている2本の長角。敵機を抑え込み機動性を封じた際の極近距離を想定した武装で、電撃角を可倒させて使用する。装甲の隙間に角を突き刺し、内部構造を電撃で焼き切り破壊する。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
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:原型機。
 
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*[http://www.g-tekketsu.com/2nd/ms/20.php 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』公式サイト:ヘルムヴィーゲ・リンカー]
  
 
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2021年11月26日 (金) 18:59時点における版

ヘルムヴィーゲ・リンカー
外国語表記 Helmwige Reincar
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (第二期)
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 V08Re-0526
全高 21.1m
本体重量 43.9t
主動力 エイハブ・リアクター
装甲材質 ナノラミネートアーマー
フレーム ヴァルキュリア・フレーム
原型機 グリムゲルデ
改修 ギャラルホルン
所属 ギャラルホルン ⇒ ギャラルホルン革命軍
主なパイロット 石動・カミーチェ
テンプレートを表示

概要

厄祭戦末期に実在したヴァルキュリア・フレーム採用機の1機であるヘルムヴィーゲのデータを元に、グリムゲルデの偽装を兼ねて再現した機体。約300年の時を経て、ヘルムウィーゲが現代に転生したという意味を込め、機体名に「リンカー」が付け加えられた。名称の「ヘルムウィーゲ」は『ニーベルングの指環』に登場する戦乙女の1人に由来し、「兜のゆりかご」という意味を持つ。

全身の装甲は全て再現されたヘルムウィーゲの物に換装されており、元のグリムゲルデとは対照的な重モビルスーツとなっている。ヘルムウィーゲは対モビルアーマー戦を強く意識した機体であり、フレームの稼働限界近くまで増強された重装甲と重装備が施されている。モビルアーマーをその身で抑えこむ戦法を想定しており、グリムゲルデでは機動力中心に分配されていたリアクター出力を、本機ではフレーム出力中心に分配するよう再構築している。ただ小回りこそ効かなくなったものの、ある程度の機動性は確保されている。

接近戦を主体とする機体のため、重装甲となっている胸部装甲の一部がフェイスガードとしても機能する機構が採用されている。また、重量化での運用も想定して、脚部底面を展開して安定性を高める設計が取り入れられている。なお再現しきれなかった部分は現代技術のパーツで置き換えられており、マニピュレータはグレイズ・アインの物を流用している。武装は当時対モビルアーマー用の設計データを元に復元した物を装備しており、ヴァルキュリアバスターソードは機体の全高を超えるサイズの超大型剣となっている。

本機は立場上搭乗できないマクギリス・ファリドが部下の石動・カミーチェに与えギャラルホルンの機体として運用されたが、機体の所有権はモンターク商会にある。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
初出作品。パイロットは石動・カミーチェ。ハシュマルとの戦いに備えてマクギリス・ファリドが手配したが、立場上この機体に搭乗することが危ぶまれた為、石動・カミーチェに託された。後にギャラルホルン革命軍として参加するが、ガンダム・バエルを庇いガンダム・キマリスヴィダールに撃破された。

装備・機能

特殊機能

フェイスガード
頭部前面に展開可能な装甲。通常は胸部装甲の一部となっているが、上に迫り上がることでセンサー類やコックピット周辺を保護することが可能。

武装・必殺攻撃

ヴァルキュリアバスターソード
モンターク商会が入手した厄祭戦当時の設計データを元に復元した超大型剣。対モビルアーマー用に設計された武装で、その装甲を破壊するほどの凄まじい破壊力を持つ。柄部分はスライド式で伸縮可能な機構で、取り回しを多少変えることが可能。柄の後部は分割することで、近接戦闘に対応したショートクラブとなる。メインアームで保持し続けると過度の負荷がかかるため、非使用時にはフロントアームに装備されたサブアームを展開しマウントする。
電撃角
頭部に装備されている2本の長角。敵機を抑え込み機動性を封じた際の極近距離を想定した武装で、電撃角を可倒させて使用する。装甲の隙間に角を突き刺し、内部構造を電撃で焼き切り破壊する。

対決・名場面

関連機体

グリムゲルデ
原型機。
オルトリンデ
他のヴァルキュリア・フレーム採用機。

商品情報

ガンプラ

資料リンク

リンク