ヘルムヴィーゲ・リンカー

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
The printable version is no longer supported and may have rendering errors. Please update your browser bookmarks and please use the default browser print function instead.
ヘルムヴィーゲ・リンカー
外国語表記 HELMWIGE REINCAR
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (第二期)
デザイナー 海老川兼武
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機 / 改修機
型式番号 V08Re-0526
全高 21.1m
本体重量 43.9t
主動力 エイハブ・リアクター
装甲材質 ナノラミネートアーマー
フレーム ヴァルキュリア・フレーム
原型機 グリムゲルデ
改修 モンターク商会
所属 ギャラルホルン → ギャラルホルン革命軍
主なパイロット 石動・カミーチェ
テンプレートを表示

概要

厄祭戦末期に実在したヴァルキュリア・フレーム採用機の1機であるヘルムヴィーゲのデータを元に、グリムゲルデの偽装を兼ねて再現した機体。約300年の時を経て、ヘルムウィーゲが現代に転生したという意味を込め、機体名に「リンカー」が付け加えられた。名称の「ヘルムウィーゲ」は『ニーベルングの指環』に登場する戦乙女の1人に由来し、「兜のゆりかご」という意味を持つ。

全身の装甲は全て再現されたヘルムウィーゲの物に換装されており、元のグリムゲルデとは対照的な重モビルスーツとなっている。ヘルムウィーゲは対モビルアーマー戦を強く意識した機体であり、フレームの稼働限界近くまで増強された重装甲と重装備が施されている。モビルアーマーをその身で抑えこむ戦法を想定しており、グリムゲルデでは機動力中心に分配されていたリアクター出力を、本機ではフレーム出力中心に分配するよう再構築している。ただ小回りこそ効かなくなったものの、ある程度の機動性は確保されている。

接近戦を主体とする機体のため、重装甲となっている胸部装甲の一部がフェイスガードとしても機能する機構が採用されている。また、重量化での運用も想定して、脚部底面を展開して安定性を高める設計が取り入れられている。なお再現しきれなかった部分は現代技術のパーツで置き換えられており、マニピュレータはグレイズ・アインの物を流用している。武装は当時対モビルアーマー用の設計データを元に復元した物を装備しており、ヴァルキュリアバスターソードは機体の全高を超えるサイズの超大型剣となっている。

本機は立場上搭乗できないマクギリス・ファリドが部下の石動・カミーチェに与えギャラルホルンの機体として運用されたが、機体の所有権はモンターク商会にある。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
初出作品。パイロットは石動・カミーチェ。ハシュマルとの戦いに備えてマクギリス・ファリドが手配したが、立場上この機体に搭乗することが危ぶまれた為、石動・カミーチェに託された。後にギャラルホルン革命軍として参加するが、ガンダム・バエルを庇いガンダム・キマリスヴィダールに撃破された。

装備・機能

特殊機能

フェイスガード
頭部前面に展開可能な装甲。通常は胸部装甲の一部となっているが、上に迫り上がることでセンサー類やコックピット周辺を保護することが可能。

武装・必殺攻撃

ヴァルキュリアバスターソード
モンターク商会が入手した厄祭戦当時の設計データを元に復元した超大型剣。対モビルアーマー用に設計された武装で、その装甲を破壊するほどの凄まじい破壊力を持つ。柄部分はスライド式で伸縮可能な機構で、取り回しを多少変えることが可能。柄の後部は分割することで、近接戦闘に対応したショートクラブとなる。メインアームで保持し続けると過度の負荷がかかるため、非使用時にはフロントアームに装備されたサブアームを展開しマウントする。
電撃角
頭部に装備されている2本の長角。敵機を抑え込み機動性を封じた際の極近距離を想定した武装で、電撃角を可倒させて使用する。装甲の隙間に角を突き刺し、内部構造を電撃で焼き切り破壊する。

対決・名場面

関連機体

グリムゲルデ
原型機。
オルトリンデ / ジークルーネ
他のヴァルキュリア・フレーム採用機。

商品情報

ガンプラ

資料リンク

リンク