マユ・アスカ

概要 [編集 | ソースを編集]

シン・アスカの今は亡き妹。

兄妹の仲はとても良く、彼女にとってシンは良きお兄ちゃんであり、シンにとっても大切な妹であった。シンが戦争を憎み、アスハ家の者に敵愾心を隠さないのは、彼女と両親を奪われたことが原因であり、それだけ家族を大切に思っていたことの裏返しでもある。

オーブ解放作戦において、避難の途中にフリーダムガンダムとカラミティガンダムの戦闘による物と思われる流れ弾に巻き込まれ両親と共に死亡した。

避難中、彼女が落とした携帯電話をシンが取りに行ったことで彼だけは命が助かった。

シンは彼女の形見となったピンク色の携帯電話を大切に保管している。携帯電話には彼女や彼女の写真（おそらくはマユが撮ったのであろう）、シンの写真などが残されていた。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY: 初登場作品。PHASE-01に登場したが間もなく流れ弾に巻き込まれ、血塗れの死体に変わり果ててしまった。その後の回でもシンの回想シーンなどで登場する。
機動戦士ガンダムSEED (HDリマスター版): 36.PHASE-38で『DESTINY』のカットを使った追加シーンにカメオ出演。

シン・アスカ: 兄。仲が良かった故に、彼女の死はシンにとって苦悩の一因となっている。特にシンの心理描写や回想シーンなどで兄妹の関係を超えた関係を示唆する描写がいくつかあり、シンの心の傷の深さを物語っている。
両親: マユとシンの両親。マユと共に流れ弾に巻き込まれる凄惨な最期を迎えた。

「あぁっ！マユの携帯！」 母「そんなのいいから！！」 「いやぁぁぁ！！」: 『DESTINY』PHASE-01より。走っている最中に崖下に携帯を落としてしまったマユだが、避難させようとする母の言葉にも耳を貸さない。咄嗟に携帯を取りに崖下へ下ったシンだったが、これが彼の命運を分ける事となった。だがそれは同時に過酷な運命に翻弄される道へ進ませる事にも繋がった……。
「はーい、マユでーす。でもマユは今電話に出られません。何かご用のある方は発信音の後にメッセージを…」: マユのケータイに録音されている留守番電話用のメッセージ。マユが亡き今、シンが聞く事のできる唯一の声となってしまった。