メガゼータ

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メガゼータ
登場作品 機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス
デザイナー 長谷川裕一
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スペック
分類 試作型可変モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 MSZ-009M
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 ΖΖガンダムの約2倍
装甲材質 ガンダリウム合金
原型機 プロトタイプΖΖガンダム
改修 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 地球連邦軍
乗員人数 2名
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

アナハイム・エレクトロニクス社プロトタイプΖΖガンダムに更なる改修を施した機体。

ΖΖガンダムの優に2倍に達する出力14,860kW以上の超高出力ジェネレーターの搭載など様々な面が改修されており、非常に高性能な機体に仕上がっている。機体構成自体は大きく変更されておらず、上半身を構成するGソニックと下半身を構成するGアタッカーで構成されている。変形機構は変更されており、一度分離せずとも巡航形態への変形が可能となっている。

武装は完成形のΖΖガンダムに準拠しているが、機体の高出力化に合わせて改修され、より高威力となっている。また、腕部は射出可能なサイコミュ兵装となっており、オールレンジ攻撃も可能となった。武装だけでなく機体自体のパワーも向上しており、隕石やモビルスーツを格闘で粉砕することが可能であり、それに耐えうる強靭な装甲も備えている。

総じて非常に高い戦闘力を持つ機体であるが、実験機としての側面が強いのかコックピットは第一世代モビルスーツのようにモニターが複数配置された仕様となっており、リニアシート全天周囲モニターは採用されていない。同時にパイロットを選ぶ機体でもあり、地球連邦軍きってのニュータイプと言われた鉄面皮シマ・八丈は勿論、かつてΖΖガンダムを愛機としていたジュドー・アーシタですら振り回される程であった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス
主なパイロットはアムロ・レイ。当初はジュドー・アーシタも搭乗していたが、ほとんどアムロが一人で操縦していた。
鉄面皮シマ・八丈の乗るジム・スナイパー,EXネオ・ジオン軍が発掘していた巨神の調査を行っていたが、その巨神がミネバ・ラオ・ザビを中核として起動した事から交戦状態に。その後、シャア・アズナブルスザクと協力して戦い、苦戦しつつも辛うじて巨神の破壊に成功した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形 / 分離 / 合体
巡航形態(名称不明)に変形可能。GソニックとGアタッカーへの分離及び合体が可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ダブル・バルカン
頭部に左右二対計4門内蔵されている機関砲。改修時に追加された物と思われる。
ダブル・ビーム・ライフル
連装式の高出力ビーム・ライフル。従来のダブル・ビーム・ライフルより小型となっているが、本体の出力向上に合わせてこの武装の威力も上がっていると考えられる。巡航形態及びGソニックでは機首下部にマウントされる。
連装ミサイル・ランチャー
バックパック左右に2基搭載されているミサイル・ランチャー。正確な装弾数は不明。
ハイパー・ビーム・サーベル
バックパックに計2基装備されている高出力ビーム・サーベル。砲門らしき物は確認できるが、ビーム・キャノンとしての機能を有するかは不明。
サイコミュ・ハンド
両前腕部は分離する事で無線式の誘導兵器として使用可能。早い話が「サイコミュ制御式のロケットパンチ」である。射出後はそのまま殴りつける事で敵機を破壊できる他、ビーム・サーベルを保持したまま鍔迫り合いをしている敵機を押し返す等といった使い方も可能。
ハイ・メガ・キャノン
額部に1門内蔵されている大出力メガ粒子砲。本機の武装の中で最も強力であり、出力の恩恵なのかビーム・ライフルとほとんど同間隔での連射が可能。さらに発射後パワーダウンに陥るといった欠点も改善されている。
ウイング・シールド
両前腕部に装備されている中折れ式シールド。可変時には主翼として機能する。

その他[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
通常型のビーム・ライフル。ドガッシャの攻撃でダブル・ビーム・ライフルを失った後、近くの残骸の中から拾って使用した。
性能に特筆すべき点は無いと思われるが、作中に登場するどの機体も装備していない謎の武装である為に詳細は不明である。
ハンマー・ガン
ドガッシャの主兵装で、球体に6本の棘が付いた質量兵器。射出時には後部に内蔵された3基のスラスターで威力を向上させる。
ビーム・ライフルと共に残骸の中から拾い上げて使用した。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

対巨神

関連機体[編集 | ソースを編集]

プロトタイプΖΖガンダム
原型機。
プロトタイプΖΖガンダムB型
こちらが原型機であることを示唆する資料がある[1]
ガンプ
作者の長谷川氏によれば、メガゼータはこの機体の原型機と解釈できるようになっている[2]
ΖΖガンダム
本機の機体デザインはΖΖガンダムの第1稿~第2稿と類似している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

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リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『機動戦士ガンダム/ガンダムウェポンズ マスターグレードモデル“MSZ-010 ΖΖガンダム”編』30ページ
  2. 『オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界』111ページ