リック・ディジェ改

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リック・ディジェ改
外国語表記 Modified Rick Dije
登場作品 機動戦士ムーンガンダム
デザイナー 形部一平
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スペック
分類 現地改修型試作モビルスーツ
生産形態 現地改修機
型式番号 MSK-008R
全高 23.0m
全備重量 70.0t
主動力 熱核融合炉
装甲材質
原型機 リック・ディジェ
改修 ラー・ザイムのクルー
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 ロンド・ベル
母艦 ラー・ザイム
主なパイロット アムロ・レイ
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概要[編集 | ソースを編集]

ラー・ザイム配備時に様々な改修が施されたリック・ディジェ

新興の外郭部隊であるロンド・ベル隊は、ティターンズ残党やネオ・ジオン残党狩りの即応部隊として独自の指揮権を持つ一方、予算はそれほど潤沢にある部隊ではなかった。またディジェの予備パーツも潤沢にあるわけではなかったため、納品されたばかりのジェダの腕部パーツ等を移植して体栽を整えている。

改修は主にG-ドアーズとの戦闘で損傷した箇所を中心に行われ、ショルダーアーマーをジェダと同規格の物に変更し、腕部の一部駆動系も移植されている。この改修で両肩部のシールドが失われたため計算上の致命的被弾率が20%向上してしまっているが、新型パーツであることもあり腕部の反応スピードが15%向上している。

武装面は特に変更されていないが、防弾・防刃能力の低下を考慮してジェダの物ではなくジムIIIのラージシールドを装備させている。その他に大きな改修箇所はないが、約1年近くの歳月をかけたアムロの技量データを反映し、チューンナップされ続けており、コクピットもアームレイカー方式に変更されている。

カラーリングは政治的利用の一端としてよりガンダム的な色に変更されており、後のνガンダムを彷彿させるグレーを基調とした色となった。

登場作品と搭乗者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ムーンガンダム
初出作品。episode.17終盤で登場。続くepisode.18ではジョー、オルヤンのジェダと共に新生ネオ・ジオン軍に合流しようとしたガ・ゾウム高機動型ザクII (R-1A型)と交戦し、無力化している。ラー・ギルスがネオ・ジオン残党に占拠された際には偶然駆けつけ、当初はユッタムーンガンダムと交戦するが、ニュータイプの共鳴により毒ガスが仕掛けられているのを知ると協力して排除にあたった。その際の隙でダグ・ドールに損傷を負わせられるものの反撃し退かせた。その後はムーンガンダムの力でラー・ギルスと共に離脱した。その後はジェダ (アムロ・レイ大尉機)に乗り換えている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

バインダー
バックパック側面のアームを介して2基装備されている多機能バインダー。リック・ディアスのブースターバインダーを発展させた物で、プロペラントタンクやスラスターを備えている。またその形状からスタビライザーやAMBAC肢としても機能する。
放熱フィン
バックパックに2基装備されている放熱フィン。材質変更により以前より小型化されている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

頭部バルカン
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
ビーム・ライフル
改修前と同様のビーム・ライフル。非使用時にはバインダーにマウント可能。
クレイ・バズーカ
改修前と同様の汎用バズーカ。
ビーム・ナギナタ
柄の両端からS字にビーム刃を発振する両刃型のビーム・サーベル。非使用時には腰背部にマウント可能。
ハイパー・メガ・ランチャー
Ζガンダム等と同様の大型ビーム砲。非使用時には左肩部のウェポンラックにマウント可能。
シールド
腕部に装備されるジムIIIのラージシールド。時代を重ねて様々なアップデートがなされてきたが、形状自体は一年戦争の時からほとんど変わっていない。
ビーム・サーベル
シールド裏に2基装備されているジムIIIが使用するものと同型のビーム・サーベル。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

リック・ディジェ
原型機。
ジェダ
パーツが使用されている。
シャア専用ディジェ / ディジェ・トラバーシア
奇しくも同じ宇宙世紀0090年初頭に運用されていた宇宙用の紅いディジェ

余談[編集 | ソースを編集]

  • デザインを担当した形部氏曰く「ペイントを担当したメカニックは、『皆は浮かれておりましたが、アムロ大尉が赤い機体に乗られているのは個人的に納得しておりませんでした』と、言っていました。」とのこと。

リンク[編集 | ソースを編集]