レーザーロケット

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レーザーロケット(Laser Rocket) [編集 | ソースを編集]

外部から照射されたレーザーをミラーで反射して推進剤に点火、推進力に変換するロケット推進システム。レーザー推進、ライトクラフトとも呼ばれる。

エネルギーソースを外部に置く外燃機関の一種であり、宇宙船の設備を簡略化しつつ高い推進力を得られるという利点がある一方で、システムにはレーザーを正確に照射する為の精度が求められる。

登場作品 [編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
一年戦争後、月で経済的な推進機関として普及しており、軍用艦への搭載例はアルビオンが初。第7話でアルビオンが月の重力圏から離脱する際に用いられた他、デラーズ・フリート星の屑作戦でジャックしたコロニーを月に落とすと見せかけレーザーロケットで推進力を得て、地球への落下コースに移動させている。
なお、アルビオンがレーザーロケット推進を利用する際にはエンジンブロック後端から集光板が展開される。
ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
惑星間航行用レーザーロケットエンジンを参考に、オークランド研究所が内蔵式レーザーロケットを開発。ガンダム[グリンブルスティ]ガンダム[ケストレル]に搭載された。
熱核融合炉で発生した電力をレーザーに変換し推進剤に点火する方式だが、熱核ロケットエンジンよりも遥かに高いカタログスペックを叩き出している。ただし、レーザー発振装置の構造が脆弱であり、強固にした場合は推進剤の燃焼効率が低下するなどメカニックの頭を悩ませる代物であった。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R
リジェネレイトガンダムに搭載された「ライトクラフトプロパルジョン」が該当。ジェネシスαから照射されたX線レーザーで推進剤を加熱し、爆発的な加速を実現する。ジェネシスも本来はソーラーセイル研究の一環で開発された外宇宙探索用レーザー発信システムを兵器に転用した物である。
ジェネシスαのレーザーはその後、ロウ達が火星に旅立つ際にも加速装置として用いられた。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
スターゲイザーに搭載されたヴォワチュール・リュミエールは太陽風をエネルギー変換して推力を得るが、同様にレーザーや荷電粒子砲のエネルギーを推進力に変換するレーザーロケットとしての側面も持つ。
VLの稼働実験の際にはプロパルジョンビームをVLに照射し、推進力としている。
ガンダムビルドダイバーズ
ロータスチャレンジの際に大気圏突破の方法の一つとして言及されている。劇中ではマスドライバーが用いられている為、使用される事はなかった。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
第25話にてビルドダイバーズエルドラから宇宙へ上がる為の手段として使用。本来は重力圏内での使用は想定されていなかったものの、アヴァランチレックスバスターからのレーザー照射でネプテイトガンダムのヴォワチュール・リュミエールに点火し一気に上昇。途中、推進剤の消費量が想定以上に激しく離脱が困難になるものの、エクスヴァルキランダーのガンドランザムによる補助を受け離脱に成功した。

関連技術 [編集 | ソースを編集]

熱核ロケットエンジン
デュートリオンビーム送電システム
ヴォワチュール・リュミエール
ジェネシス

リンク[編集 | ソースを編集]