ローグバット

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ローグバット
外国語表記 Rogue Bat
登場作品 機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG
デザイナー 寺岡賢司
海老川兼武
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スペック
愛称 ナースメイド
分類 資源探査用量産型モビルスーツ
型式番号 BMS-008
全長 18.2m
本体重量 52.8t
原型機 シャルドール ローグ
改修 マッドーナ工房
主なパイロット 宇宙海賊ビシディアンメンバー
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概要 [編集 | ソースを編集]

宇宙海賊ビシディアンが保有する探査用モビルスーツ

マッドーナ工房にてシャルドール ローグを資源探査用に改装しており、資源探査センシング技術に主眼を置いた機体へと仕様変更されている。ヴェイガン戦争の終結後、ビシディアンが太陽系での資源探査事業を展開する際に運用した。

頭部の両側面に追加されたセンサーは調査の対象となる小惑星からの反射光や発せられている紫外線から赤外線までを検出し、その観察や記録を長時間行う事を可能としている。背部には能動型電波センサー機能を搭載したウイングが設置されており、広い範囲で探査が行える。また、重心を動かして運動性を高める事もできる。なお、このウイングは蝙蝠の翼を思わせる形状をしており、機体名称の由来となったと思われる。

他にも大型のプロペラントタンクを2本装備して航続距離の延伸や長期間行動を可能としたり、パイロットの居住性にも配慮する等の改良が加えられている。本機に搭乗したパイロット達からの評価は非常に高く、「ナースメイド(世話焼き役)」とも呼ばれて信頼されていた。その信頼性から、本機の技術はビシディアン以外の宇宙探査事業でも転用されている。

なお頭部センサーや背部ウイング、脚部にある3枚のフィン等、ヴェイガンMSを想起させるようなデザインとなっているが、関連性があるかは不明。

発見された資源はアッシュから部下に次々と譲渡され、ビシディアンは太陽系各所で事業を拡大。一時期は「ビシディアン・コネクション」と呼ばれる程の隆盛を誇り、後の大手資源開発会社「ブリーズ宇宙資源探査」や「マニング・マイニング」の前身にもなった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG
第9回でイヴァースシステム ガフランマーズフェザーと共に紹介されている。解説文は「トーマス・クックの『海賊たちの資源開発』からの抜粋」という設定。
キャプテン・アッシュことアセム・アスノの意向で造られ、ビシディアンによる太陽系一円での宇宙資源探査に運用された。
その後、本機の技術はビシディアン以外の宇宙探査事業にも使われている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能・装備[編集 | ソースを編集]

頭部センサー
側頭部から後頭部にかけて増設された強力なセンサー。小惑星等の地表面から反射光、紫外線から赤外線までを検出し、長時間のモニタリングが可能。センサーの形状はヴェイガン機の頭部装甲に似たものとなっている。
ウイング
背部に増設されたウイングユニット。頭部センサーと同様、ヴェイガン機のウイングユニットを彷彿とさせる形状をしている。重心移動による運動性向上だけでなく、広範囲の探査が可能な能動型電波センサー機能も有している。ウイング基部には長時間行動・長距離移動用のプロペラントタンクが搭載されている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

多目的ビーム射出システム
マニピュレーターを換装する形で右腕に装備されている装備。形状は原型機のドッズバスターと全く同じだが、性能の差異等は不明。
細かな出力調整が可能であり、サンプルとなる地質の切り出しや掘削・削孔工事、ビームの発射・着弾による爆破地振動測定と地層解析も行える。また、万が一戦闘になった際には護身用の武装としても使用可能。
ビームサーベル
背部に1本マウントしている。マウントラックはかなり珍しい構造になっており、普段はグリップごと折り畳まれている。また、ラックの基部は回転する仕組みになっていて、使用する際には左右どちらの手でも引き抜けるようになっている。但し、本機は右腕が多目的ビーム射出システムになっている為、左手でしか使えない。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

シャルドール ローグ
ベース機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]