「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」の版間の差分

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==宇宙海賊クロスボーン・バンガード==
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==宇宙海賊クロスボーン・バンガード( Space Pirate Crossbone Vanguard )==
宇宙世紀0120年代後半、[[ベラ・ロナ]]によって宇宙海賊としての活動を再開した[[クロスボーン・バンガード]]。地球侵攻を企む木星帝国の野望を阻止すべく、サナリィより[[クロスボーン・ガンダム]]シリーズを譲り受け、[[マザー・バンガード]]を母艦としてゲリラ活動を行った。地球侵攻計画発覚以前の木星側の公式発表のみがマスコミに流されていたため、地球圏では「ガンダムタイプのMSを使って木星の輸送船を襲う宇宙海賊」として認識されていた。
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宇宙世紀0120年代後半、[[ベラ・ロナ]]によって宇宙海賊としての活動を再開した[[クロスボーン・バンガード]]。他勢力からは「海賊軍」とも呼称される。
  
反貴族主義者が母体となっているため、旧クロスボーン・バンガードとは理念が全く違っているが、人や金を集めるためにかつての貴族主義者を頼っており、構成員の中にはコスモ貴族主義に傾倒している者も多く、反木星帝国という目的のための呉越同舟的な組織である。そのため、ザビーネ・シャルが反旗を翻した時は彼に同調した者達も共に反乱を起こしている。なお、木星帝国へ辿り着けたことが明らかなのは[[ザビーネ・シャル]]だけで、他の反乱を起こした者達がどうなったのかは不明。
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地球侵攻を企む[[木星帝国]]の野望を阻止すべく、サナリィより[[クロスボーン・ガンダム]]シリーズを譲り受け、[[マザー・バンガード]]を母艦としてゲリラ活動を行った。地球圏では地球侵攻計画発覚以前の木星側の公式発表のみがマスコミに流されていたため、「ガンダムタイプのMSを使って木星の輸送船を襲う宇宙海賊」として認識されていた。
  
==宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党 (ブラックロー運送)==
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人員や資金を集める目的で貴族主義社を頼っており、その関係から「クロスボーン・バンガード」を名乗っているが、組織の直接的な母体はベラ・ロナ率いる反貴族主義者であり、旧クロスボーン・バンガードとは理念を異にしている。
木星戦役終戦後、トビア・アロナクスなど戻る場所が無い者たちが中心となり、宇宙海賊としての活動を継続。規模は小さくなったが、木星戦役中に貴族主義者が離脱をするなど様々な試練を経た上でも残った仲間だけに、アットホームな団結力を持つ。
 
  
普段は運送・廃棄物処理・デブリ回収業会社「ブラックロー運送」として活動し、合法的手段で解決できない問題が発生した際にのみ海賊となる。エンブレムも「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」時代までとは違い、ハート型のどくろと交差した2本の半月刀となっている。
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その性質上、構成員の中には[[コスモ貴族主義]]に傾倒している者も多く、木星帝国討伐という目的のために呉越同舟的な組織となっている。
  
[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人|鋼鉄の7人]]』序盤のサナリィ月面実験所における戦いでフリント全機を失い、唯一残ったX1もその後の木星帝国強襲作戦「鋼鉄の7人」で未帰還となったため、海賊組織としての戦力は喪失。残ったメンバーは「ブラックロー運送」としての活動のみを継続していた模様。
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木星でのゲリラ活動と情報収集によって帝国の本拠地が木星の衛星[[イオ]]にある事が判明。[[クラックス・ドゥガチ]]を討ち果たすが、それはドゥガチの人格をコピーした[[バイオ脳]]の内の一つであり、既に木星帝国本隊は地球へ向けて旅立った後であり、クロスボーン・バンガードもこれを追撃するが、その最中に[[ザビーネ・シャル]]とそれに同調した貴族主義者が反乱を起こし、地球圏へ到着した後も[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]と木星帝国の立て続けの攻撃によって疲弊し、旗艦である[[マザー・バンガード]]の自沈によって生き残ったメンバーは各地に散り散りとなった。
  
『クロスボーン・ガンダム ゴースト』の時代のブラックロー運送はオンモが会長に就き、デブリ回収技術での特許と、回収したMSをレストア(あくまでも「作業機」として使えるレベル)し販売することで急成長。MS本体の製造は出来ないものの、装備品などの兵器開発を独自に行える程の大企業として有名になっている。カーティス(=トビア)が率いる特殊部隊『蛇の足(セルビエンテ・タコーン)』からの依頼で、補給のために「ブラックロー運送」のマークのついた補給艦が登場しているが、会社の前身を知らない社員が大多数となっているため、本来はどの勢力にも協力せず、中立を表明しているにもかかわらず、蛇の足に協力していることが企業内でも問題とされている。
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その後、[[木星戦役]]の本格化によって地球全土が核攻撃の危機に瀕した際に[[キンケドゥ・ナウ]]と彼に協力していた[[サナリィ]]によってかつてのメンバーが再集結し、固形燃料ロケットと[[ビーム・シールド]]による大気圏突破によって[[ジュピトリス9]]を強襲。その後地球攻撃の為に単身地球へ降下したドゥガチを[[トビア・アロナクス|トビア]]とキンケドゥが撃破した事で木星戦役を終結させた。
  
==クロスボーン・バンガード(蛇の足)==
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木星戦役後、残ったメンバーは[[ブラックロー運送]]に身を寄せてコロニー間のトラブル解決や木星帝国残党との戦闘を繰り返したが、木星帝国が新総統を得て[[神の雷計画]]を発動している事をキャッチし、それに対抗する為に[[鋼鉄の7人]]作戦を決行。限られた時間で作戦に必要なメンバーを集めつつ[[スピードキング|イカロス]]を捜索し、木星へ直接侵攻して計画を破綻させた。
木星帝国強襲作戦「鋼鉄の7人」の17年後、奪われた宇宙細菌『エンジェル・コール』への対応を目的として、[[木星共和国]]から地球に派遣された特殊部隊『蛇の足(セルビエンテ・タコーン)』が別名として名乗った組織名。その行動が木星圏にとっての利益を損なう反逆行為と認識されかねないため、その存在を極力隠し、あえて反逆者の仮面をかぶるため、木星共和国ユピテル財団当主テテニス・ドゥガチの判断で、「クロスボーン・バンガード」を名乗ることになった。隊長はかつてのクロスボーン・バンガードを知るカーティス・ロスコで、本人は「新生クロスボーン・バンガード」と称した。
 
  
表向きは宇宙海賊でありユピテル財団は関与しない集団だが、実質は木星共和国に属する組織であり、またかつてのクロスボーン・バンガードとの直接的な関係も無いが、隊長のカーティスの人脈があり、以前のクロスボーン・バンガードであったブラックロー運送の協力も取り付けている。そのエンブレムは『蛇の足』の名に因み、どくろの周りに足を持った2匹の蛇がいる、というものになっている。
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鋼鉄の7人作戦では、持てるリソースをその一点に集約した為、虎の子のモビルスーツを失っており、残ったメンバーは表の顔であるブラックロー運送の事業に集中する事になった。
 
 
なお、『蛇の足』という名称は「(本来ヘビに足は無いので)存在しないもの」という意味合いで、表面上は存在していない部隊という事を示している。
 
  
 
==登場作品==
 
==登場作品==
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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
 
:引き続き残党 (ブラックロー運送)が登場。
 
:引き続き残党 (ブラックロー運送)が登場。
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
:クロスボーン・バンガード(蛇の足)が登場。
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]
 
:組織自体は登場していないがブラックロー運送の輸送機が登場。[[無敵運送]]へ[[ブラン・ファントム]]を輸送した。
 
  
 
==主な関係者==
 
==主な関係者==
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
*[[ノッセル]]
 
*[[ノッセル]]
 
=== クロスボーン・バンガード (蛇の足) ===
 
==== 艦船 ====
 
*[[林檎の花]] (マンサーナ・フロール)
 
==== モビルスーツ ====
 
*[[クロスボーン・ガンダムX-0]]
 
**[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス]]
 
*[[ドク・オック]]
 
*[[ザクII〔グランパ〕]]
 
*[[ファントム]]
 
**[[ゴーストガンダム]]
 
*[[デスフィズ]]
 
*[[デスフィズ・モール]](途中、デスフィズへ再改装)
 
  
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
 
;[[クロスボーン・バンガード]]
 
;[[クロスボーン・バンガード]]
 
:母体となった旧組織。
 
:母体となった旧組織。
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;[[ブラックロー運送]]
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:海賊軍の残党組織が経営する運送会社。コロニー間のトラブル解決の為に海賊としての活動を再開する。
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;[[蛇の足]]
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:[[木星共和国]]の特務部隊。地球圏での任務の為に敢えて木星の敵である「クロスボーン・バンガード」を名乗った。
 
;[[ユピテル財団]]
 
;[[ユピテル財団]]
 
:[[木星共和国]]に存在する団体。「蛇の足」の所属先。
 
:[[木星共和国]]に存在する団体。「蛇の足」の所属先。
;[[リア・シュラク隊]]
 
:[[リガ・ミリティア]]所属の分隊。『ゴースト』で共闘関係を結んでいる。
 
 
;[[木星戦役]]
 
;[[木星戦役]]
 
:『クロスボーン・ガンダム』で起きた[[木星帝国]]との戦い。
 
:『クロスボーン・ガンダム』で起きた[[木星帝国]]との戦い。
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[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
 
[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
 
[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
 
[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 

2021年4月8日 (木) 14:15時点における版

宇宙海賊クロスボーン・バンガード( Space Pirate Crossbone Vanguard )

宇宙世紀0120年代後半、ベラ・ロナによって宇宙海賊としての活動を再開したクロスボーン・バンガード。他勢力からは「海賊軍」とも呼称される。

地球侵攻を企む木星帝国の野望を阻止すべく、サナリィよりクロスボーン・ガンダムシリーズを譲り受け、マザー・バンガードを母艦としてゲリラ活動を行った。地球圏では地球侵攻計画発覚以前の木星側の公式発表のみがマスコミに流されていたため、「ガンダムタイプのMSを使って木星の輸送船を襲う宇宙海賊」として認識されていた。

人員や資金を集める目的で貴族主義社を頼っており、その関係から「クロスボーン・バンガード」を名乗っているが、組織の直接的な母体はベラ・ロナ率いる反貴族主義者であり、旧クロスボーン・バンガードとは理念を異にしている。

その性質上、構成員の中にはコスモ貴族主義に傾倒している者も多く、木星帝国討伐という目的のために呉越同舟的な組織となっている。

木星でのゲリラ活動と情報収集によって帝国の本拠地が木星の衛星イオにある事が判明。クラックス・ドゥガチを討ち果たすが、それはドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳の内の一つであり、既に木星帝国本隊は地球へ向けて旅立った後であり、クロスボーン・バンガードもこれを追撃するが、その最中にザビーネ・シャルとそれに同調した貴族主義者が反乱を起こし、地球圏へ到着した後も地球連邦軍と木星帝国の立て続けの攻撃によって疲弊し、旗艦であるマザー・バンガードの自沈によって生き残ったメンバーは各地に散り散りとなった。

その後、木星戦役の本格化によって地球全土が核攻撃の危機に瀕した際にキンケドゥ・ナウと彼に協力していたサナリィによってかつてのメンバーが再集結し、固形燃料ロケットとビーム・シールドによる大気圏突破によってジュピトリス9を強襲。その後地球攻撃の為に単身地球へ降下したドゥガチをトビアとキンケドゥが撃破した事で木星戦役を終結させた。

木星戦役後、残ったメンバーはブラックロー運送に身を寄せてコロニー間のトラブル解決や木星帝国残党との戦闘を繰り返したが、木星帝国が新総統を得て神の雷計画を発動している事をキャッチし、それに対抗する為に鋼鉄の7人作戦を決行。限られた時間で作戦に必要なメンバーを集めつつイカロスを捜索し、木星へ直接侵攻して計画を破綻させた。

鋼鉄の7人作戦では、持てるリソースをその一点に集約した為、虎の子のモビルスーツを失っており、残ったメンバーは表の顔であるブラックロー運送の事業に集中する事になった。

登場作品

機動戦士クロスボーン・ガンダム
宇宙海賊クロスボーン・バンガードが登場。
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党 (ブラックロー運送)が登場。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
引き続き残党 (ブラックロー運送)が登場。

主な関係者

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党 (ブラックロー運送)

クロスボーン・バンガード (蛇の足)

保有戦力

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

艦船

モビルスーツ

宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党 (ブラックロー運送)

艦船

モビルスーツ

その他

関連用語

クロスボーン・バンガード
母体となった旧組織。
ブラックロー運送
海賊軍の残党組織が経営する運送会社。コロニー間のトラブル解決の為に海賊としての活動を再開する。
蛇の足
木星共和国の特務部隊。地球圏での任務の為に敢えて木星の敵である「クロスボーン・バンガード」を名乗った。
ユピテル財団
木星共和国に存在する団体。「蛇の足」の所属先。
木星戦役
『クロスボーン・ガンダム』で起きた木星帝国との戦い。
鋼鉄の7人
『鋼鉄の7人』で木星帝国の「神の雷計画」を阻止するべく実行した作戦。

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