機動戦士ガンダムAGE

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機動戦士ガンダムAGE(Mobile Suit Gundam AGE)[編集 | ソースを編集]

戦うことで進化する、少年達とガンダムの物語』 2011年より放送されたTVガンダムシリーズの第13作目(SDガンダムシリーズは除く)。「AGE」は「エイジ」と読む。
TBS系列の毎日放送(MBS)をキー局として地上波放送。また、BSデジタルのBS11でも正月1月1日から放送開始され、CATVデジタルのAT-Xでも11月6日から放送開始され、さらにCATVデジタルのキッズステーションでも放送されている。全49話。

製作の経緯[編集 | ソースを編集]

前作TVシリーズ『機動戦士ガンダム00』は視聴者に大好評を得て成功、劇場版をもってシリーズは終了した。しかし、現代の時代背景が変わり「ガンダムという作品が高年齢層にしか受けなかった」という現実があった。第1作目の『機動戦士ガンダム』を初め、多くのガンダム作品が子供向けとして製作が続けられていくが、その視聴対象が「大人」へとシフトしていく。そんな現実を踏まえ、新しいTVシリーズは当初より現代の子供に受け入れられるソフトなイメージで製作することとなった。これは製作スタッフの「ガンダムは大人だけのものではない」といった発言からも伺えた(明確に”子供向けにする”という発言はないとされる)。

そこで、ゲーム製作会社「レベルファイブ」(代表作は『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』等)に企画協力を依頼。また、バンダイが独自に開発した「カードゲーム」と「アミューズゲーム」の連携機である「データカードダス」をベースにした新ゲーム『ガンダムトライエイジ』も稼働。子供らにも「ガンダムというカードゲームを楽しませる」という試みは成功。TV放送に向けた製作準備も同時進行させ、『機動戦士ガンダムAGE』が放送となった。

ゲーム版について[編集 | ソースを編集]

放映前からゲーム版の存在も明らかにされていたことも特筆に値する。
これまでの大半のアニメ作品のゲーム化は、放映中の開発ではストーリー改変や後期主人公機体などの情報が欠けていた。一方、放映後の発売では原作の再現はできるが、放映時の熱が冷め始めているなど思うようにならなかった。これはアニメ製作会社とゲーム会社との情報が共有されていなかったことが理由にあげられる。放映前に物語の先の展開を外部に出すことは望ましくなかったからである。しかし、ガンダムAGEではゲーム製作会社「レベルファイブ」側と企画を共有できていたため、放映終了直前のホットな時期に原作を完全再現し、発売するという今までにないメディアミックスを実現させた。アニメ版との齟齬がなく、徹底した情報管理によって事前に情報のリークなどがほとんどなかったため、今後はアニメとゲームのあり方にも影響を与える例として注目を受けた。残念ながらゲーム版の売り上げは奮わなかったが、アニメ版を完全再現しつつもAGEシステムやウェアシステムなどアニメではクローズアップされなかった部分を補い、ゲームならではの形で活かしているのは(あるいはアニメの時点でゲーム化を見越した設定だったとも言われる)さすがはプロフェッショナルのゲーム会社である。

一方で、ゲームの開発に支障が出てしまうため、アニメの展開において路線の変更が困難になってしまい、放映中にストーリーの修正などがやり辛かったであろう点は課題として挙げられる。

2バージョンのパッケージが発売され、宇宙世紀の機体が収録されたものと、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ+機動戦士ガンダム00の機体が収録されたものがある。ガンダムAGEだけではなく、既存シリーズのファン層の興味を引くものとなっており、意欲的な作品であった。

放送後の評価[編集 | ソースを編集]

フリット編での正体不明の敵といういわゆる典型的な”子供向け”設定やレベルファイブが協力をした事で登場キャラのデザインなどから子供向けのガンダムだという憶測が流れた事(若年層をメインターゲットにしたことは事実ではあるが、子供向けというわけではない)や、制作サイドが世代を重ねる事でMSの性能が極端にインフレをする事を抑える事を重要視されていた為、序盤の戦闘が比較的緩やかだった事から多くの批判があった。これはシリーズ前作機動戦士ガンダム00の戦闘シーンがスピード感のあるハイクオリティなものであったが「早すぎて何をしてるのかわからない」といった意見が多かったからと言われている。ハイスピードの映像を見慣れている視聴者からは鈍重に映ったことも確かだが、だからといってハイスピード一辺倒が良いというわけではなく、ガンダムAGEはその手法を取り入れなかっただけである。

そうした結果、戦闘シーンのクオリティは回を重ねるごとに上がっていき、原画スタッフに羽山淳一氏や大張正己氏といった有名アニメーターを迎えるなどで、ロボットアニメらしいド派手な演出を見せるようになっていった。これはアニメーターの手腕によるものであり、ガンダムAGEが良くなったわけではない、とする声もあるが、この点を高く評価する視聴者も存在する。

一方、ストーリー構成はあまり芳しい評価を得られていない。 100年という壮大なスケール(より正確には63年)の物語であるため、どうしても世代交代の必要性があった。そのため、12話に1回はフリット以外の登場人物を刷新することになり、登場人物の情報量が肥大化。結果、主要人物以外のキャラクターの掘り下げができず、魅力が感じられるようになったあたりで世代交代という非常にもったいない起用法になってしまっている。また、世代ごとの登場人物の死亡によって喪失感を与える手法を多く用いているが、前述のとおり若年層をターゲットとした方針との乖離に関しては疑問が残る。

ストーリーも、世代間ごとに独立しながらUEとの戦いという大きな主軸に沿ったつくりになっているため、それぞれの物語が消化不良のまま次代へと引き継がれるという(構成上やむを得ない点ではあるが)わかりにくさも不評であった。結果として、集大成である第三世代に引き継がれる情報が多く、終盤になって突如明らかになったEXA-DBの存在なども含めて非常に複雑でわかりにくい内容になってしまった。 結果として、キャラクターや設定を話数を埋めるだけの使い捨てという印象を与えてしまっている。

放映期間中、時折シリーズ構成を担当したレベルファイブの日野晃博氏がtwitterを通じてコメントすることがあったが、「3話まで見てから批判してほしい」「ここから面白くなる」といったリップサービス(いわゆる煽り)を行っていたが、たいていは視聴者の期待したものとかけ離れていたため、逆に批判を浴びることになった。放映終了後、日野氏は「ガンダムという視聴者の思い入れが大きいタイトルでは、自分の思うものが作れなかった」と、責任転嫁をにおわせる発言も行っており、さらに評判を下げた(但し、これに関しては他のスタッフも近い発言をしており、従来のガンダム像が邪魔をしていた事は事実である)。 これはすべてのアナザーガンダムが辿ってきた道であり、どのシリーズも「富野ガンダム」と比較され、賛否を論じられてきたことは事実であり、日野氏だけが特別叩かれているわけではない。 前シリーズである機動戦士ガンダム00も、放映前の発表時での反応はハッキリ言って芳しいものではなかったが、放映開始後はどのような評価になっていったかはファンのみならず、多くの人が知るところである。結局のところは内容と評価は密接につながっている、ということだろう。

そもそも、日野晃博氏のシリーズ構成、脚本の手腕自体に問題があり、更に通常の作品以上に製作側の様々な思惑、事情が飛び交うガンダムコンテンツという現場において、 各部門の円滑な意思疎通が計れないまま製作が進んだ結果、アナザーガンダム作品として世に出た本作が既存の視聴者の目に晒され、厳しい評価につながったと思われる。 とはいえ、放映時の評価が芳しくなかったものの、後年再評価につながるケースは少なからずある。特にガンダムシリーズは多様な解釈ができるため、時間を置いてみた結果、改めてガンダムAGEを視聴した際に意外な魅力を発見することができるかもしれない。

小説版も発売されており、大筋こそテレビ版と同じであるものの大幅な世界観の変更とともに、アニメでは描写されなかった部分や説明不足だった部分が補完されており、人によっては「もはや別物」と言われている(ただし、低年齢層を取り入れたいという思惑のあったテレビ版とは違い残酷な描写も多く、第二部ではアセムがXラウンダーに対する劣等感を募らせるシーンやビッグリング攻防戦のすべてが省かれていたり、第三部以降のオブライトやユノアなど、一部登場人物や場面の描写に関しては否定意見も多く見られており、必ずしも良い意味というわけではない)。

コミック版は複数の作者によって執筆されているが、アニメ版の設定でボツになったものや、ストーリー展開が改変されているものなどがある。それぞれの評価はさまざまではあるが、ガンダムAGEの世界の広がり、解釈の多様性を示した作品となっている。

なお、上述の評価を受けてかアニメ完結後の展開も余り無い事やゲームなどの客演において扱いはそこまで大きくなく、次回作であるガンダムビルドファイターズにおいても版権の問題で唯一登場させられないと言う事もあってやや不遇気味といえる(その続編には一部のメカがわざわざ許可を取った上で登場し、ビルドダイバーズでようやくメインMSであるAGE-2やギラーガの改造ガンプラやAGE-1 タイタスの要素を取り言われたガンプラ等が登場した)。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

人類が宇宙へと進出し、スペースコロニーで生活を行っていた時代。人類同士の戦争は終わり、人々は訪れた平和を享受していた…。しかし、その平和の時代は長くは続かなかった。
A.G.(アドバンスド・ジェネレーション)101年。突如として謎の敵「UE」(Unknown Enemy/アンノウン・エネミー)が出現し、スペースコロニーエンジェル」を破壊。後に『天使の落日』と呼ばれるこの事件をきっかけに地球連邦軍とUEとの間で100年に渡る戦いが始まるのだった。

第一部(フリット編)[編集 | ソースを編集]

A.G.108年。スペースコロニー「オーヴァン」に住んでいた少年、フリット・アスノ。彼はそこでUEの襲撃に遭い、両親を殺されてしまう。母マリナは死の間際、フリットに「救世主になれ」と告げて「AGEデバイス」を渡したのだった。
それから7年が経ったA.G.115年。スペースコロニー「ノーラ」に移り住んだフリットは、エミリーディケたちとの学校生活を送る一方、連邦軍の協力を得てAGEデバイスからアスノ家に伝わる伝説の救世主「ガンダム」を模した新型機「ガンダムAGE-1」を完成させる。そこにUEが出現し、街を蹂躙していくが、自らがガンダムに乗ってこれを撃退、ノーラの住民たちと不思議な力を持つ少女ユリンの救助に成功する。しかしUEの力は強大であり、フリットは第二の故郷であるノーラと親代わりのブルーザーを失ってしまう。
UEへの復讐に燃えるグルーデック・エイノアの下、フリットは人類を守る救世主となるべく新造戦艦「ディーヴァ」に乗り込んでUEとの戦いを続けていく。人類同士の無意味な争いを収めるなど、フリットとガンダムは救世主に違わぬ活躍を見せ、連邦軍の協力が得られない中でも仲間を増やしていった。
そしてついにUEの巣・宇宙要塞「アンバット」の攻略戦に向かう。しかしUEにより不思議な力「Xラウンダー」の力を利用されて戦場に引き込まれたユリンを助けられず、死なせてしまう。無力感に苛まれるフリットは、人間の命を弄ぶUEを倒すため、ただ必死に戦闘を続ける。だが、その先には衝撃の事実が待っていた…。これまで異星人だとばかり思っていたUEの正体は移住計画の失敗によりに火星に取り残された悲しき民「ヴェイガン」――同じ地球を故郷とする人類であったのだ。

第二部(アセム編)[編集 | ソースを編集]

A.G.140年。「コウモリ退治戦役」と名付けられたアンバット攻略戦から25年が経過したが、火星圏に本拠を持つヴェイガンと地球連邦軍との戦争は続いており、フリットは地球連邦軍総司令部の司令官となっていた。
フリットの息子であるアセム・アスノは、コロニー「トルディア」で級友たちと学園生活を謳歌していたが、17歳の誕生日に父からAGEデバイスを託され、ガンダムのパイロットとなる。それと同時期に転校生のゼハート・ガレットがやって来るが、実は彼はヴェイガンのスパイであった。
アセムがガンダムのパイロットだと知ったゼハートは彼の所属するMSクラブに参加。そうとは知らず、アセムはゼハートを歓迎する。学園のアイドルであるロマリー・ストーンもクラブをたびたび訪れるようになり、彼らは親交を深めていった。その中でゼハートは自らの心境が徐々に変化していっている事に気づいて戸惑う。そして卒業式の日、彼はアセムに自らの正体を明かす。その場に居合わせたロマリーもそれを聞き、驚きを隠せない。ゼハートはアセムに「お前は戦うべきじゃない」と忠告するとトルディアを後にするのだった。
A.G.141年。アセムとロマリーは地球連邦軍に入隊し、戦艦ディーヴァに配属される。新型機ガンダムAGE-2を任されたアセムは着実に戦果を挙げていくが、敵同士として再会したゼハートとの力量差や父であるフリットへのコンプレックスから焦りを感じ、「Xラウンダー」という力への渇望から自らを追い込んでいってしまう。だが、隊長のウルフ・エニアクルからの助言で迷いを振り切り、Xラウンダーをも超える「スーパーパイロット」を目指して前に進む事を決めるのだった。

第三部(キオ編)[編集 | ソースを編集]

A.G.151年。アセムとロマリーの間に長男が生まれ、「キオ」と名づけられる。
生まれたばかりのキオを残し、アセムは漂流船の調査任務へと赴くも、その任務中に消息を絶つ。家族の下へ戻ってきたのはガンダムの残骸から回収されたAGEシステムとAGEデバイスだけで、やがて軍からは死亡認定された。
それから13年後のA.G.164年。成長したキオは家族と共に地球の都市「オリバーノーツ」で暮らしていたが、「勇気の日」に合わせるかのごとく突如ヴェイガンの宇宙要塞ラ・グラミスが出現し、ビッグリング基地を破壊。さらに指導者フェザール・イゼルカントにより、地球に対して侵略計画の最終段階への移行が宣言される。それに呼応して地球に潜伏するヴェイガンの部隊が一斉蜂起。オリバーノーツもゼハート指揮下の部隊の攻撃を受けて戦場となる。ヴェイガンの攻撃から街を守るため、キオはフリットが密かに造っていた新型機「ガンダムAGE-3」に乗り込み、フリットやアビス隊のサポート、そしてAGEシステムのおかげもあってヴェイガンの撃退に成功する。
その後、ディーヴァに乗り込んで各地を転戦。幼馴染のウェンディや叔母のユノアとの再会、戦友となるウットビットとの出会い、実の姉のように慕っていたシャナルアの死など、様々な出会いと別れを経験する。
一大攻防戦となったロストロウランでの戦いの後、ディーヴァは宇宙へと上がるが、サルガッソー宙域でキオは宇宙海賊「ビシディアン」首領「キャプテン・アッシュ」に出会う。実はキャプテン・アッシュの正体は死んだと思われていた父アセムであった。アセムはディーヴァに「EXA-DB」と呼ばれるものに関する情報を伝える。「呪われた秘宝」とも呼ばれるそれは過去の戦争で培われた膨大な技術・戦術データが蓄積されており、それを手にすれば両軍のパワーバランスが一変しかねない危険な代物であった。
それと時を同じくしてヴェイガンがディーヴァを強襲。ゼハートとザナルドの部隊に挟撃され、キオとガンダムAGE-3を鹵獲されてしまう。捕らえられたキオは火星圏最大のコロニー「セカンドムーン」のイゼルカントの元へと連れて行かれ、地球圏の代表としてヴェイガンの世界を見るよう告げられる。街でディーンとルウのアノン兄妹からヴェイガンの民達の実情を思い知らされるキオ。死病「マーズレイ」に苦しみ、人としての感情を押し殺してでも生きていかねばならない現実が、そこにはあった。
アセムらビシディアンにより救出されセカンドムーンを脱出したキオだったが、その前にイゼルカントの乗るヴェイガン製のガンダム「ガンダムレギルス」が立ちはだかる。イゼルカントの口から語られる「プロジェクト・エデン」の真の目的――彼は地球の人々の抹殺など考えておらず、地球とヴェイガンの中から戦いを起こさない人間のみを選び出し、地球に新たな世界・エデンを創ろうとしていたのである。イゼルカントの考えを理解しつつも賛同できないキオだが、ガンダムレギルスを止めることはできず、ガンダムAGE-3を大破させてしまう。絶体絶命のその時、ビシディアンの策略により何とか窮地を脱し、そのまま火星圏を後にするのだった。

第四部(三世代編)[編集 | ソースを編集]

火星圏から無事に帰還したキオはフリットとアセムにヴェイガンの実情と「プロジェクト・エデン」の全容を話す。父はキオの言葉に理解を示してくれたものの、祖父には聞き入れてはもらえなかった。
地球連邦軍はヴェイガンに奪われた月の「ルナベース」を取り戻すべく、奪還作戦を決行。これに参加したキオは新たなる力「ガンダムAGE-FX」と共に戦争を一刻も早く止めるため、敵を死なせずに戦闘力のみを奪い取る戦い方を始める。それと同時に敵パイロットにも戦いをやめるよう呼びかける。
しかしその呼びかけは届かず、キオと同じく連邦とヴェイガンの双方を知るジラードすら応じようとしなかった。アルグレアスの機転とセリックの手腕によりルナベースの奪還には成功するものの、キオにはジラードを救うことはできなかった。
セカンドムーンに戻ったゼハートイゼルカントからプロジェクト・エデンの真意を伝えられ、ヴェイガンの全権とガンダムレギルスを任される。人類の未来の光となるため、EXA-DBが生み出したシドを人類の過去の過ちとし、ビシディアンと協力してシドを破壊する。同時にEXA-DBも入手しようと試みるが、ビシディアンにより阻止される。
地球とヴェイガンとの総力戦、ラ・グラミス攻略戦が始まる。相手を死なせない戦いを続ける中でキオは、かつて火星圏で知り合ったディーンと再会する。戦いの末キオの願いがようやくディーンに届いたが、ヴェイガンのザナルドによりディーンは殺されてしまう。
連邦軍、ヴェイガンともに多くの犠牲を生み、ヴェイガン司令官ゼハート・ガレットが戦死してもなお、戦火がとどまることはなかった。ヴェイガンは戦況の打開のため、最高の性能を持つMSヴェイガンギアと最高レベルのXラウンダーであるイゼルカントのクローンゼラ・ギンスを投入。しかし再生したシドと融合、ヴェイガンギア・シドとなる。ゼラ・ギンスは暴走しセカンドムーンと連結したラ・グラミス内でただ攻撃を繰り返す。この混乱に乗じてフリットはセカンドムーンそのものの破壊を企図するが、キオの説得と自省によりすべてを許し、これ以上命を失わせないため連邦とヴェイガンの双方にセカンドムーンの救出を呼びかける。地球とヴェイガンの命を奪い合う戦いが終わり、手を取り合って命を救おうとするのだった。だがその時ヴェイガンギア・シドが出現し、連邦軍とヴェイガンのMSを区別なく攻撃する。キオは戦いを終わらせるため、ガンダムAGE-FXでヴェイガンギア・シドに対峙、連邦軍とヴェイガン双方の協力を得てヴェイガンギア・シドを撃破し、ゼラ・ギンスを救出する。
ラ・グラミス戦後、地球連邦政府とヴェイガンは平和条約「二つ星条約」を締結。A.G.201年、AGEシステムとEXA-DBの情報から「イヴァース・システム」が開発され、マーズ・レイを無効化することで火星圏は安全に住める土地となった。人類は全人口を許容できる居住空間を手に入れ、ここに100年にわたる戦争が終わったのだった。

登場人物[編集 | ソースを編集]

第一部[編集 | ソースを編集]

主人公と仲間達[編集 | ソースを編集]

フリット・アスノ
1世代目の主人公。一人称は「僕」。第二部ではアセムとユノアの父でビッグリングの司令官。第三部ではキオの祖父。
エミリー・アモンド
1世代目のヒロイン。第二部ではアセムとユノアの母親。第三部ではキオの祖母。
ディケ・ガンヘイル
フリットの友達。第二部ではアリーサの父親でディーヴァの整備部主任。
バルガス・ダイソン
エミリーの祖父で、アリンストン基地の技術士官。
ユリン・ルシェル
ノーラでフリットが出会った謎の少女。
ハロ
フリットが造ったロボット。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

グルーデック・エイノア
ノーラにあるアリンストン基地の副司令官。一人称は「私」。後にディーヴァの艦長を務めるが…。
ミレース・アロイ
ディーヴァのブリッジクルーで艦内システムを統括。一人称は「私」。第二部では艦長を務めている。
ラーガン・ドレイス
アリンストン基地所属のMSパイロット。一人称は「俺」。「追憶のシド」においても高齢ながらもパイロットを続けている。
ウルフ・エニアクル
「白い狼」と呼ばれるディーヴァ所属のMSパイロット。元はMSレーサーだった。一人称は「俺」。第二部も引き続きディーヴァ所属のMS隊隊長。
アダムス・ティネル
ディーヴァのブリッジクルーの航行統括。「追憶のシド」では第7艦隊司令としてビシディアンと接触するが……。
ヘンドリック・ブルーザー
アリンストン基地の司令官。フリットの保護者でもある。
ディアン・フォンロイド
ディーヴァの艦長、だったのだが…。
イーノ・レジン
ディーヴァのブリッジクルーで指揮通信補。
ウォルト・ベット
ディーヴァのブリッジクルーで兵装システム統括。
エドワード・オタワ
ディーヴァのブリッジクルーで機関ブリッジ担当。
オネット・コーリー
ディーヴァのブリッジクルーで指揮通信補。
ストラー・グアバラン
連邦軍の第8宇宙艦隊所属。

ザラム[編集 | ソースを編集]

ドン・ボヤージ
ザラムのリーダー

エウバ[編集 | ソースを編集]

ラクト・エルファメル
エウバのリーダー。自称「エウバの騎士」。「追憶のシド」では高齢ながらも健在で、時のビシディアンリーダーであるキャプテン・アングラッゾとも親交が深い。

マッドーナ工房[編集 | ソースを編集]

ムクレド・マッドーナ
マッドーナ工房工房長。第二部でも現役。
ララパーリー・マッドーナ
ムクレドの妻。第三部では工房を仕切っている。

UE/ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

デシル・ガレット
ゼダスのパイロットのXラウンダー。「魔少年」。第二部ではゼハートの兄として再登場。
ギーラ・ゾイヤーク・ドレ
宇宙要塞「アンバット」の司令官。「ヤーク・ドレ」は武器商人としての顔である。
アラベル・ゾイ
ギーラの息子。

民間人[編集 | ソースを編集]

イワーク・ブライア
ファーデーン地下の住人。苦しい生活を強いられている。
リリア・ブライア
イワークの養女。
アルザック・バーミングス
ミンスリー最大の権力者、ユリンの遠縁で義父。

第二部[編集 | ソースを編集]

第一部にも登場したキャラクターはそちらを参照のこと。

主人公と仲間達[編集 | ソースを編集]

アセム・アスノ
2世代目の主人公。フリットの息子。一人称は「俺」。第三部ではキオの父親。
ロマリー・ストーン
2世代目のヒロイン。第三部ではキオの母親。
ユノア・アスノ
アセムの妹。第三部ではディーヴァ医療班長でキオの叔母。
シャーウィー・ベルトン
アセムの友人。
マシル・ボイド
アセムの友人。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

アリーサ・ガンヘイル
ディケの娘。ディーヴァのMSパイロット。
マックス・ハートウェイ
ディーヴァのMSパイロット。
オブライト・ローレイン
ディーヴァのMSパイロット。一人称は「俺」。実質的副隊長。第三部ではアビス隊のMSパイロット。
アラン・ライトニー
ディーヴァのブリッジクルーで航行統括。
イリシャ・ムライ
ディーヴァのブリッジクルーで艦内システム統括。ミレース不在時は艦の指揮を取る。
ウィルナ・ジャニスティ
ディーヴァのブリッジクルーで指揮通信補。
エル・トニーズ
ディーヴァのブリッジクルーで兵装システム統括。
オディオ・ブラン
ディーヴァのブリッジクルーで機関ブリッジ担当。
レミ・ルース
ディーヴァの整備兵。一人称は「私」。ディケの助手でオブライトのジェノアスIIの担当。
フレデリック・アルグレアス
ビッグリングの参謀でフリットの腹心。第三部では総司令。
フロイ・オルフェノア
地球連邦の首相だが……。

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

フェザール・イゼルカント
ヴェイガンの最高指導者。一人称は「私」。第三部以降では全身が映るようになった。
ゼハート・ガレット
デシルの弟。アセムと友人関係になるのだが…?一人称は「俺」「私」。
ダズ・ローデン
ゼハードのお目付け役。
メデル・ザント
地球制圧軍の副司令。
マジシャンズ8[編集 | ソースを編集]
ドール・フロスト
隊長。
グリン・ライズ
副隊長。
ゼル・ブラント
レオ・ルイス
ミンク・レイデン
レッシー・アドネル

マッドーナ工房[編集 | ソースを編集]

ロディ・マッドーナ
ムクレドの息子で、マッドーナ工房の2代目。第三部ではディーヴァの整備士長。

第三部[編集 | ソースを編集]

第一部・第二部にも登場したキャラクターはそちらを参照のこと。

主人公と仲間達[編集 | ソースを編集]

キオ・アスノ
3世代目の主人公。フリットの孫で、アセムの息子。一人称は「僕」。
ウェンディ・ハーツ
3世代目のヒロイン。一人称は「私」。
ウットビット・ガンヘイル
ディケの孫で、アリーサの息子。ディーヴァの整備士。
レブルス・ラモンド
ケイン・ロイス
ロジー・ミリウ
キオの同級生。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ナトーラ・エイナス
ディーヴァの艦長。一人称は「私」。
セリック・アビス
オリバーノーツMS隊(通称「アビス隊」)隊長。一人称は「俺」。
シャナルア・マレン
アビス隊のメンバー。一人称は「私」。
ジョナサン・ギスターブ
アビス隊のメンバー。一人称は「俺」。
デレク・ジャックロウ
アビス隊のメンバー。一人称は「俺」。
オーデック・ヤダン
アビス隊のメンバー。一人称は「俺」。オリバーノーツでの戦いで機体を大破し離脱する。
デビット・クルード
アビス隊のメンバー。一人称は「俺」。オリバーノーツでの戦いで戦死してしまう。
アリー・レーン
ディーヴァのブリッジクルー。一人称は「私」。
イーサン・シェロウ
ディーヴァのブリッジクルー。一人称は「あたし」。
ウォン・カストロファ
ディーヴァのブリッジクルー。一人称は「僕」。
エイラ・ローズ
ディーヴァのブリッジクルー。一人称は「あたし」。
オトロ・バンダ
ディーヴァのブリッジクルー。一人称は「僕」。
カール・ドーソン
ディーヴァのブリッジクルー。一人称は「俺」。
アンディ・ドレイムス
オリバーノーツ基地司令。

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

ザナルド・ベイハート
イゼルカントの側近。一人称は「私」。
フラム・ナラ
ゼハートの部下。一人称は「私」。実はザナルドからゼハートの監視を命じられている。ドールの妹。
レイル・ライト
ゼハートの部下。
ダレスト・グーン
ゼハートの部下。
ダラス・レギン
ザナルドの部下。
ファントム3[編集 | ソースを編集]
ゴドム・タイナム
隊長。一人称は「俺」。第四部では「ラ・グラミス」攻防戦にて最後の一人として生き残った。
グラット・オットー
メンバー。
デモン・ラージ
メンバー。

宇宙海賊ビシディアン[編集 | ソースを編集]

キャプテン・アッシュ
ビシディアンの首領。その正体は…。
ラドック・ホーン
ビシディアンの副長。

民間人・その他[編集 | ソースを編集]

ユウ
タク
ルッカ
オリバーノーツでキオに助けられた子供達。初代ガンダムカツレツキッカのオマージュ。
ドレーネ・イゼルカント
イゼルカントの妻。一人称は「私」。
マリー・メイス
イゼルカントの居住の使用人。
ディーン・アノン
セカンドムーンの少年。後に軍に志願する。一人称は「俺」。
ルウ・アノン
ディーンの妹。マーズレイによって不治の病にかかっている。一人称は「私」。

第四部[編集 | ソースを編集]

第一部~第三部にも登場したキャラクターはそちらを参照のこと。

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

アローン・シモンズ
連邦軍の月面基地「ルナベース」の指令だったが、ヴェイガンに寝返る。
ジラード・スプリガン
元連邦軍のエースパイロットの女性士官で階級は大佐。ヴェイガンに寝返る。ある事情から、連邦軍そのものに恨みを抱いている。
ファルク・オクラムド
宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。
ゼラ・ギンス
イゼルカントの強化クローン人間でヴェイガン最強のパイロット。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

第一部[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ガンダム[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-1 ノーマル
第一部の主役機。AGEシステムと四肢を換装することで様々な戦局に対応できる。第二部では改良されて性能が上がりアセムの搭乗機となる。
ガンダムAGE-1 タイタス
AGE-1の対バクト用肉弾戦仕様。格闘戦が得意で両腕部からリング状のビーム刃を発生し、両肩や両膝からビームを発生することが可能。
ガンダムAGE-1 スパロー
AGE-1の対ゼダス用の高速白兵戦仕様。高速移動が得意。短剣を手持ちにし、ニードルガンをも発射することができる。
その他のモビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ジェノアス
連邦軍の主力MS。
ジェノアスカスタム
ウルフ専用カスタム機。
Gエグゼス
ウルフ専用のカスタム機。
艦船[編集 | ソースを編集]
ディーヴァ
地球連邦軍所属の新造戦艦。作品を通して歴代のガンダムの母艦となる。
ダーウィン級
連邦軍の主力戦艦。

ザラム[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ジラ
ザラムの主力MS。
ガラ
ドン・ボヤージ専用機。
艦船[編集 | ソースを編集]
ザラム艦
小説版ではスィン・ルン級重巡洋艦とされている。

エウバ[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ゼノ
エウバの主力MS。
エルメダ
ラクト専用機。
艦船[編集 | ソースを編集]
エウバ艦
小説版ではカルセドニー級巡洋艦とされている。

UE/ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ガフラン
主力機。現在の連邦軍の兵器では傷すら与えられない。第二部以降も運用されている。
ゼダス
高機動型。「Xラウンダー」対応機のプロトタイプでもある。
バクト
重装甲型で、腕部の電磁装甲はAGE-1のドッズライフルを防ぐ程の防御力を誇る。第二部以降も運用されている。
ファルシア
Xラウンダー専用機。
デファース
地球侵攻用の試作MS。異様に長い両脚を持つ巨大な胴体にミニサイズのMSの上半身が融合したようなフォルムを持つ。
艦船[編集 | ソースを編集]
ファ・ボーゼ
巨大母艦。
UE戦闘艦
巨大母艦から分離した戦闘艦。

その他[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ・モビルスタンダード[編集 | ソースを編集]
デスペラード
ジェノアスの母体。
シャルドール
マッドーナ工房が販売しているレース用MS。ムクレド機も存在する。
ヴァンデラ
デスペラードをベースにした機体。
スリーディ
デスペラードをベースにした機体。
作業用MS
第1話ではガンダムをテストするために使用。
艦船[編集 | ソースを編集]
マッドーナ・ファクトリーシップ
移動可能な巨大なファクトリーシップ。

第二部[編集 | ソースを編集]

第一部にも登場した機体はそちらを参照のこと。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ガンダム[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-2[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-2 ノーマル
第二部の主役機。AGE-1同様、装備換装が出来る可変機。
ガンダムAGE-2 ダブルバレット
AGE-2の対大部隊及びXラウンダー戦用装備。
ガンダムAGE-1[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-1 フラット
AGE-1からAGEシステムを取り外した状態。
その他のモビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ジェノアスII
ジェノアスカスタムの制式量産機。一般機の他、ディーヴァ配備機が存在する。
アデル
AGE-1の量産仕様機。ウェア換装機能も受け継いでいる。一般機の他、ディーヴァ配備機が存在する。
アデルキャノン
アデルにキャノンウェアを装備した砲戦用MS。両肩にキャノン砲、両腕に小型シールドが装着されている。
Gバウンサー
AGE-1 スパローをベースにした、ウルフ第三の牙。
シャルドール改
シャルドールの改良機。
艦船[編集 | ソースを編集]
アマデウス
ディーヴァの同型艦

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ゼダスR
ゼダスの改良機。ゼハート専用機。カラーリングは赤。
ゼダスM
ゼダスの改良機。マジシャンズ8専用機。カラーリングは黄。
ドラド
第二部の主力量産機。飛行形態を廃止している。両腕にシールドを固定装着することが可能。シールドには三連ビームバルカンやミサイルランチャーが内臓されている。
ドラドL
ドラドの指揮官機用。
ゼイドラ
ゼハートの乗るXラウンダー専用機。
クロノス
デシル専用機。ゼイドラの兄弟機にあたる砲撃戦仕様機。
ゼイダルス
メデルの専用機。従来のヴェイガンのMSとは異なる特徴を持つ。両手の切断用のクローと尾部先端のシグルブレイドが武器。
艦船[編集 | ソースを編集]
ファ・メナス
ゼハートの搭乗する戦闘艦。ゼハートのパーソナルカラーの赤で塗装されている。
要塞[編集 | ソースを編集]
ダウネス
超大型移動要塞。司令官はメデル・ザント

第三部[編集 | ソースを編集]

第一部・第二部にも登場した機体はそちらを参照のこと。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ガンダム[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-3[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-3 ノーマル
第三部の主役機。コアファイターとGセプターが合体することで稼動。
ガンダムAGE-3 フォートレス
AGE-3の陸戦砲撃形態。シグマシスキャノンを4門装備している。
ガンダムAGE-3 オービタル
AGE-3の高速宇宙戦形態。手持ちの武器としてシグマシスロングキャノンを装備可能。
その他のモビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ジェノアスOカスタム
ジェノアスIIの改良型でオブライト専用機。
クランシェ
AGE-2の量産仕様機。
クランシェカスタム
クランシェの部隊長用改良機。
アデルマークII
アデルの後継機。陸戦用と宇宙戦用が存在する。
その他[編集 | ソースを編集]
ウェイボード
サブフライトシステム。地上では飛行能力を持たないMSが使用する。宇宙空間でも使用され、ビシディアンも所有している。

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ギラーガ
ゼハート専用のXラウンダー専用機。
ダナジン
第三部での主力量産機。陸戦を重視し、ドラゴン型で設計されている。
ゴメル
ファントム3が搭乗する砂漠戦用MS。類人猿に似ているとされる。
ウロッゾ
水陸両用MS。
ウロッゾR
ゼハートのパーソナルカラーの赤で塗装されている。
レガンナー
デファースの量産仕様機。背部に2門のビームキャノンが追加され、2基のジェネレーターが装備された。
ザムドラーグ
ザナルド専用の重MS。肥満・短足体型が特徴でかなり超大柄。ヴェイガン機にしては珍しく3つ目を持つ。打撃用の尾が武器。
ガンダムレギルス
AGE-3オービタルのデータを流用したヴェイガン製のガンダム。
艦船[編集 | ソースを編集]
飛行型戦闘艦
ヴェイガンの新型飛行戦艦。司令官が搭乗する。ゼハート搭乗艦は赤、ザナルド搭乗艦は青で塗装されている。
ファ・ゼオス
ゼハートがオリバーノーツ襲撃の際に搭乗している飛行型戦闘艦。
ファ・ザード
ゼハートの座乗艦。カラーは赤。
ファ・ガンタ
ザナルドの座乗艦。カラーは青。
要塞[編集 | ソースを編集]
ラ・グラミス
ビッグリングを一撃で破壊出来るディグマゼノン砲を搭載する移動要塞。

宇宙海賊ビシディアン[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-2 ダークハウンド
AGE-2の改修機。キャプテン・アッシュの搭乗機。
Gエグゼス ジャックエッジ
Gエグゼスの改修機。
シャルドール ローグ
シャルドール改の改修機。
艦艇[編集 | ソースを編集]
バロノーク
ビシディアンの海賊船。ヴェイガンのステルスシステム「見えざる傘」を搭載している。

第四部[編集 | ソースを編集]

第一部~第三部にも登場した機体はそちらを参照のこと。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-FX
AGE-3の改修機。キオのXラウンダー能力に対応している最強のガンダム。
ガンダムAGE-1 グランサ
AGE-1 フラットに増加装甲と武装を取り付けた、言わば「フルアーマーAGE-1」。
ガンダムAGE-1 フルグランサ
AGE-1 グランサにグラストロランチャーを追加した姿。

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
フォーンファルシア
ファルシアの後継機。
ティエルヴァ
マッドーナ工房製のGバウンサーを母体としたXラウンダー対応機。
ジルスベイン
ゼイドラの発展機。
グルドリン
未完成機。武器は先端のビームスクレイパー。
ギラーガ改
ギラーガの改修機。
ヴェイガンギア
ゼラ専用の巨大MS。
ヴェイガンギア・シド
ヴェイガンギアがシドを取り込んだ姿。

その他[編集 | ソースを編集]

シド
EXA-DBを守護する大型MS。

用語[編集 | ソースを編集]

A.G.(Advanced Generation/アドバンスド・ジェネレーション)
本作の年号。作中では「エージー」と呼ばれている。
MS鍛冶
モビルスーツの技術者を指す。アスノ家は代々から受け継がれている技術者の一族。
アスノ家
MS鍛冶として何世代も続いてきたが、アセムの世代ではMS鍛冶としての家系は潰えている。
救世主「ガンダム」
過去に起こった大戦を終結させ平和をもたらした救世主としてMS鍛冶の間で語り継がれている。フリットは自身の製造しているMSにUEから人類を救う救世主としてガンダムと名づけた。
コロニー国家戦争
A.G.以前の旧世紀に起きた戦争。小説版ではアスノ家も関わっているとされている。
銀の杯条約
コロニー国家間戦争終結時に締結された条約で、兵器や兵器の設計図を破棄し、製造を禁止する条約。しかしUEが現れてからは実質的に無効となっている他、アスノ家やマッドーナ工房の様なMS鍛冶の間では技術が受け継がれているため、意味を成していないどころか、この条約のせいで連邦軍はヴェイガンとの兵器レベルの差が大きくなってしまった。
UE(Unknown Enemy/アンノウン・エネミー)
第一部の地球側でのヴェイガンの呼称。
ヴェイガン
フェザール・イゼルカントを指導者とする火星圏の独立国家。第二部以降はUEではなくこちらで呼ばれている。
マーズバースディ計画
A.G.以前に行われた火星移住計画。計画は失敗しこの時に移住し、火星圏に取り残された子孫が独立国家ヴェイガンを作り出す事になる。全ての元凶とも言える計画。
天使の落日
A.G.101年におけるコロニー「エンジェル」がUEの攻撃で崩壊した日。フリットの生まれた日で地球火星圏の戦争の始まった日。
コウモリ退治戦役
天使の落日からA.G.115年のアンバット陥落までの戦いの呼称。表向きはアンバットの陥落は連邦軍の戦果とされているが、実際は連邦軍を離れたディーヴァとザラム、エウバ、マッドーナ工房によって落とされている。
勇気の日
第二部のノートラム防衛戦が後にそう呼ばれている。また、天使の落日と同日でもある。
Xラウンダー
脳のX領域にアクセス出来る者達の総称。予知や他者との交信能力を持つ。ヴェイガンでは優遇され専用機の開発や非Xラウンダーに疑似的にXラウンダー能力引き出す効果を持つヘルメット「ミューセル」など研究が進んでいるが連邦軍では殆ど進んでいない。
宇宙海賊ビシディアン
キャプテン・アッシュを首領とする宇宙海賊。主に連邦軍やの輸送艦などを襲撃し、物資の強奪を生業としているが、それ以外にもある目的を持って行動している。
AGEシステム
フリットが開発したガンダム、AGEデバイス、AGEビルダーの三位一体の特殊システム。
EXA-DB
過去の兵器・戦術・戦略データが納められたデータバンク。ヴェイガンはこれにハッキングを行い兵器のデータの一部を入手し、そのデータからMSを開発しているため、連邦軍以上のMSの開発を可能としている。
イヴァース・システム
二つ星条約

スタッフ[編集 | ソースを編集]

原作
矢立肇、富野由悠季
製作
サンライズ、毎日放送(MBS)
制作協力
創通、ADK
監督
山口晋
ストーリー・シリーズ構成・脚本
日野晃博(レベルファイブ)
キャラクターデザイン原案
長野拓造
キャラクターデザイン
千葉道徳
メカニックデザイン
海老川兼武、石垣純哉、寺岡賢司
チーフメカアニメーター
大塚健
SF考証
白土晴一
音楽
吉川慶
企画協力
レベルファイブ
エグゼクティブプロデューサー
竹田靑滋、宮河恭夫
プロデューサー
丸山博雄、小川正和

楽曲[編集 | ソースを編集]

第一部[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ[編集 | ソースを編集]

『明日へ』
詞=尾崎雄貴 作曲=尾崎雄貴・岩井郁人 編曲・歌=Galileo Galilei

エンディングテーマ[編集 | ソースを編集]

『君の中の英雄』
作詞・作曲・歌手=栗林みな実 編曲=飯塚昌明

第二部[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ[編集 | ソースを編集]

『sharp #』
作詞=蒼山幸子 作曲=蒼山幸子・沙田瑞紀 歌=ねごと

エンディングテーマ[編集 | ソースを編集]

『My World』
作詞=MOMIKEN 作曲=UZ(SPYAIR) 編曲・歌=SPYAIR

第三部[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ[編集 | ソースを編集]

『REAL』
作詞=シン 作曲=イヴ 編曲=ViViD・宅見将典 歌=ViViD

エンディングテーマ[編集 | ソースを編集]

『WHITE justice』
作詞=飛蘭 作曲=上松範康(Elements Garden) 編曲=藤田淳平(Elements Garden) 歌=飛蘭

第四部[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ[編集 | ソースを編集]

『AURORA』
作詞=Eir・重永亮介 作曲=重永亮介 編曲=下川佳代・重永亮介 歌=藍井エイル

エンディングテーマ[編集 | ソースを編集]

『STARLIGHT FANTASY』
作詞=森雪之丞 作曲=良実明宏 編曲=Y2 歌=須藤ひとみ

挿入歌[編集 | ソースを編集]

フリット編 11話、14話[編集 | ソースを編集]

『Memorial days』
作詞=KOKIA 作曲=KOKIA 編曲=伊藤真澄 歌=KOKIA

アセム編 17話[編集 | ソースを編集]

『君と僕はそこにいた』
作詞=AiRI 作曲=宮崎京一 編曲=宮崎京一 歌=AiRI

キオ編 38話[編集 | ソースを編集]

『君といた日々』
作詞=飛蘭 作曲=rino 編曲=戸田章世 歌=飛蘭

エピソード[編集 | ソースを編集]

話数 タイトル
フリット編
第1話 「救世主ガンダム」
第2話 「AGEの力」
第3話 「ゆがむコロニー」
第4話 「白い狼」
第5話 「魔少年」
第6話 「ファーデーンの光と影」
第7話 「進化するガンダム」
第8話 「決死の共同戦線」
第9話 「秘密のモビルスーツ」
第10話 「激戦の日」
第11話 「ミンスリーの再会」
第12話 「反逆者たちの船出」
第13話 「宇宙要塞アンバット」
第14話 「悲しみの閃光」
第15話 「その涙、宇宙に落ちて」
アセム編
第16話 「馬小屋のガンダム」
第17話 「友情と恋とモビルスーツ」
第18話 「卒業式の戦闘」
第19話 「アセムの旅立ち」
第20話 「赤いモビルスーツ」
第21話 「立ちはだかる幻影」
第22話 「ビッグリング絶対防衛線」
第23話 「疑惑のコロニー」
第24話 「Xラウンダー」
第25話 「恐怖のミューセル」
第26話 「地球 それはエデン」
第27話 「赤い夕陽を見た」
第28話 「地球圏の動乱」
キオ編
第29話 「じいちゃんのガンダム」
第30話 「戦場になる町」
第31話 「戦慄 砂漠の亡霊」
第32話 「裏切り者」
第33話 「大地に吠える」
第34話 「宇宙海賊ビシディアン」
第35話 「呪われし秘宝」
第36話 「奪われるガンダム」
第37話 「ヴェイガンの世界」
第38話 「逃亡者キオ」
第39話 「新世界の扉」
三世代編
第40話 「キオの決意 ガンダムと共に」
第41話 「華麗なフラム」
第42話 「ジラード・スプリガン」
第43話 「壮絶 トリプルガンダム」
第44話 「別れゆく道」
第45話 「破壊者 シド」
第46話 「宇宙要塞ラ・グラミス」
第47話 「青い星 散りゆく命」
第48話 「絶望の煌めき」
第49話 (最終回) 「長き旅の終わり」

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

blog記事[編集 | ソースを編集]

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資料リンク[編集 | ソースを編集]

一覧[編集 | ソースを編集]

公式サイト[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]