蒔苗東護ノ介

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蒔苗東護ノ介
読み まかないとうごのすけ
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
声優 麦人
デザイナー 千葉 道徳
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プロフィール
種族 地球人
性別 男性
職業 政治家
所属 アーブラウ
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概要[編集 | ソースを編集]

地球の四大経済圏の一つにして、ロシア・アラスカ・カナダの領域を支配する「アーブラウ」の大物政治家。頭頂部は禿げ上がっており、長い白髭と和装が特徴。一見すると物腰柔らかい老人だが、時折鋭い眼光や血も涙もない冷徹な言動を見せることもある。とはいえ権力にすがるような醜さや他者を平然と切り捨てるような冷酷さは描かれておらず、むしろ恩のある鉄華団に対しかなりのリスクを冒してIDの書き換えを行うなど本質的にな義理堅く、善良な政治家でもある。

物語開始時はアーブラブ代表として火星圏における自国植民地に対して、ハーフメタルの対等輸入出交渉を受け入れる意向を示すなど、圏外圏にも理解を示している人物であり、作中の地球出身者が圏外圏出身者を偏見的な目で見る事が多い中では、かなり公平な立場を取っている。

当初は少年兵の寄せ集めである鉄華団にそれほど期待していなかったが、ミレニアム島からの脱出やエドモントンまでのギャラルホルンの追撃を守り切り、護衛を成功させたことで彼らを高く買い、アーブラウの軍事顧問に指名している。チャドが爆弾テロから身を挺してかばってくれた件も含めてかなりの恩を感じている。クーデリア・藍那・バーンスタインに対してもその行動力と政治手腕を評価しており、代表選挙で彼女の演説の時間を作ったり、代表就任後は火星ハーフメタルの利権を譲ったり、上記の爆弾テロ後は自身の後継を打診したりとかなり目にかけている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第一期での地球降下後、クーデリアの交渉相手として登場。この時点では贈収賄疑惑で代表を退いていたが、「自身をエドモントンまで送り届けること」を条件にクーデリアの要求に応じ、鉄華団とクーデリアとともにエドモントンに向かう。同じ派閥の後輩政治家であるラスカー・アレジによる支援もあって代表に復帰した後は鉄華団を軍事顧問に指名し、クーデリアに火星ハーフメタルの利権を譲っている。
第二期では鉄華団地球支部に目を付けたラスタル・エリオンの策略に巻き込まれる形でアーブラウとSAUの間で紛争が起き、自身も爆弾テロに遭ったことで、チャド・チャダーンに庇われるも一時意識不明となる重傷を負った。これを機に自身の老いを感じてクーデリアに後を継ぐよう打診するが断られている。最終盤では鉄華団を辞めたタカキ・ウノを事務所で雇っていたことが分かり、ギャラルホルンに追われる鉄華団の面々に対し個人情報の改ざんという違法行為で協力している。その後はヒューマンデブリの撲滅に尽力してその生涯を閉じた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

アーブラウ[編集 | ソースを編集]

ラスカー・アレジ
蒔苗の腹心ともいえる有力議員。蒔苗がオセアニア連邦に亡命している間も彼の帰還を信じて代表選挙のロビー活動を続け、その死後は彼の跡を引き継いで代表に就任している。政治的な立場も近いようで、エピローグではタカキを後継者に指名し、クーデリア達とも友好的に接している。
アンリ・フリュウ
政敵。代表選挙を巡ってギャラルホルンのイズナリオ・ファリドから不正に支援を受けていたが、蒔苗が選挙に間に合ってしまったためイズナリオ共々失脚する。

鉄華団[編集 | ソースを編集]

オルガ・イツカ
団長である彼の戦術力、指導力を見込み、彼らを信頼するようになる。
チャド・チャダーン
爆弾テロの際に庇ってくれた恩人。蒔苗が爆弾テロに遭ったのはどちらかというと鉄華団側の問題なのだがあまり気にしていない様子。
タカキ・ウノ
地球支部撤退時に鉄華団を辞めた彼を事務所に雇用している。蒔苗の死後はアレジの秘書となり、政治家として生きる道を選んだ。

火星[編集 | ソースを編集]

クーデリア・藍那・バーンスタイン
まだ少女と呼ぶべき年代の彼女を火星の代表と認め、交渉に応じている。政治手腕にも一目置いており、自身の後継者足りえる人物と考えている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]