陸戦高機動型ザク

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陸戦高機動型ザク
外国語表記 Zaku II High Mobility Ground Type
登場作品 MSV-R
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 地上用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MS-06G
頭頂高 17.5m
本体重量 58.1t
全備重量 75.3t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,015kW
スラスター総推力 55,500kg (バックパック&足裏:48,000kg、脚側面サブスラスター:3,500kg×2)
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオニック社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍の量産型モビルスーツザクIIJ型の性能向上型であり、グフの生産体制が整うまでの繋ぎの機体として開発された。「ザクG型」とも呼称される。

本機にはグフの技術が移入されており、腕部やスパイク・アーマーの形状がグフに酷似した物になっている。脚部の動力パイプは内蔵され、補助スラスターが追加された他、ランドセルが大型化している。右肩のシールドを初めとして装甲の形状が空気力学的に優れたものに変更されており、高い機動性を発揮した。ランドセルにはオプション装備として大型アンテナが装備されており、オプションのため装備しない機体もいたようである。

J型の後継機と言えるグフの生産体制が整った時点で本機の生産・本機への改修は終了しており、総生産数は50機前後と極めて少ない。

パーソナルカスタム機 [編集 | ソースを編集]

陸戦高機動型ザク (アフリカ戦線・ギュンター・バル中尉機)
ブラウンとダークグレーの迷彩塗装が施されたギュンター機。
陸戦高機動型ザク (ディーン機)
赤色とアイボリーで塗装されたディーン・ウェスト専用機。損傷するたびに別機体のパーツを換装している。
陸戦高機動型ザク (ヴィンセント機)
パーソナルカラーである青色に塗装されたヴィンセント・グライズナー専用機。
陸戦高機動型ザク (AS)
ノイジー・フェアリー隊の部隊カラーである紫と白に塗装されたアルマ・シュティルナー専用機。彼女の戦闘スタイルに合わせて頭部や腕部に固定武装が増設されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV
文字設定の初出。
ガシャポン戦士
SDガンダムの玩具であるガシャポン戦士に「陸戦用ザク改修型」の名称でイラスト化・立体化している。
MSV-R
出典元。「月刊ガンダムエース」2009年6月号掲載の『MSV-R』Vol.2にて企画第一弾の機体として紹介された。ガシャポン戦士のデザインとほぼ同一の状態で改めて詳細な設定が設けられている。同コーナーの挿絵は「0079年11月頃にG型部隊の奇襲を受け壊滅した連邦軍第28機動中隊の生き残りが捉えた画像」という体裁で、隊長機のG型、僚機のG型2機の計3機が映っている。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
FSSが保有する機体が登場。レッド・ウェイラインがテストを行っていたが、盗賊の奇襲を受けたためそのまま本機で交戦する。
機動戦士ガンダム Twilight AXIS(漫画版)
過去にオーガスタ研究所が保有する機体が登場。ガンダムは敵と刷り込まれたヴァルターが搭乗し、クァンタンガンダムAN-01"トリスタン"と交戦するが無力化された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MMP-78マシンガン (中期型)
ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。本機のマシンガンはMMP-78の中期型であり、前期型のMMP-78を改良した武装である。銃身部にバレルジャケットと銃身ガードが追加されている。
ヒート・ホーク
手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。
ザク・バズーカ
対艦用の口径280mmバズーカ砲。
ジャイアント・バズ
大口径のバズーカ砲。主にドム系列機の代名詞と言える武装。
マゼラ・トップ砲
ウェイラインが盗賊の武装を拾って使用した。非正規品故か機体が認識せず、マニュアル操作で使用している。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ザクIIJ型
原型機。
高機動型ザク (地上用)
『THE ORIGIN』の世界観における地上用の高機動型ザク。
グフ
生産体制が整うまでの繋ぎとして本機が開発された。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]