TYRANT SWORD of NEOFALIA

提供: ガンダムWiki
2019年7月13日 (土) 06:15時点におけるGrji3fsf (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

TYRANT SWORD of NEOFALIA[編集 | ソースを編集]

月刊ホビージャパンにおいて、1987年9月号から翌年の2月号まで掲載された短期集中連載企画。全6回で、この内フォトストーリーは一回の休載を挟んで全5回。機動戦士Ζガンダムでメカデザインを務めた藤田一己がコンセプトワーク、デザイン、機体解説を担当した。 同時期にはモデルグラフィックス1987年9月号よりガンダム・センチネルが連載を開始していた。

地球連邦軍辺境守備艦隊MS部隊のエースパイロットキース・マクレガーが著書である、U.C.0118年に出版された架空の著書『ネオ・ファリアの中で』から、出来事を抜粋するという形式で5つの話が語られた。

舞台となるのは、U.C.0086年で年代の近いTVシリーズ機動戦士Ζガンダムの登場人物をパプテマス・シロッコが登場するなど関連性があるが、本作はハマーン・カーンの率いるアクシズが既にネオ・ジオンになっていたり、ネオジムⅡは名前が同じなだけでほぼ別物の機体になっているなどパラレル作品なのである。

登場人物[編集 | ソースを編集]

ネオファリア[編集 | ソースを編集]

キース・マクレガー
主人公。SCENE.1~5に登場。連邦軍辺境守備艦隊でエースを務め、ネオファリアに出向した後はタイラント・ソードパイロットを務めた。ネオファリアが解散した後は、再び軍に戻されると、最前線へ送り込まれた。U.C.0118年には、「ネオファリアの中で」の刊行に関わり、この本は軍の極秘プロジェクトを暴露、センセーショナルを巻き起こしたと伝えられている。
ネイナ・ラフィット・ファルム
ミノフスキー物理学の権威。SE計画の提唱者で、タイラント・ソードを開発し、キースをピックアップした。
SCENE.2、3、5に登場。
3?才とヒロインにしては、年齢が高めだが、それは本作のデザイン担当の藤田一己が年増好きだからである。

木星師団(ジュピターズ)[編集 | ソースを編集]

パプテマス・シロッコ
木星師団(ジュピターズ)の長。今作では、強化人間の実験を目的にかつて木星へ送り込まれた試験管ベビー型ニュータイプであると言う。
SCENE.4で登場して、メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターを駆りキースのタイラント・ソードと戦うが、機体が被弾し機動力を大幅に低下してしまうが、なんとか戦場から生還する。SCENE.5では登場しないものの、地上侵攻作戦用のメッサーラ・ディノファウスト・アルファ86機を84機にまで減らされ、最後はタイラントのSEフィールドで全滅させられ戦力を失い仕方なくティターンズに接触する羽目になるなど、今作で一番ソード型機動兵器の被害に遭っている人物である。

用語[編集 | ソースを編集]

組織名[編集 | ソースを編集]

辺境守備艦隊
主人公キースが所属していた地球連邦軍の艦隊。ネオ・ジオンの動向を監視して領域侵犯を阻止する使命を科せられている。
ネオ・ファリア
アナハイム13開発局の俗称。本来存在しないはずの極秘機関であり、アナハイム製の新技術は殆どここで開発されたものであるとされている。
資料では、U.C.0088年に解体されたとされている。

技術など[編集 | ソースを編集]

SEシステム
ソード型機動兵器に搭載されたシステム。”SE”は(Subject Effacement)の意。
ソード
ネオファリアで開発された機軸の機動兵器。


収録書籍/雑誌[編集 | ソースを編集]

ホビージャパン
1987年9月号から1988年2月号にかけて掲載された。単行本化はされていない。