ウィンダム

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ウィンダム
外国語表記 Windam
登場作品
デザイン 大河原邦男
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スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
型式番号 GAT-04
全高 18.67m
重量 58.20t
主動力 バッテリー
開発組織 地球連合軍
所属 地球連合軍
主なパイロット 地球連合軍一般兵
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概要

地球連合軍が開発した量産型モビルスーツ。主力モビルスーツ群「ダガーシリーズ」の最新型で、ダガーLの後継機に当たる。ストライクガンダムと同等のカタログスペックを有し、こちらが本当の意味でのストライクガンダムの量産機である。

ダガーLと比べると細身の体型で、肩部と脚部に高性能スラスターを内蔵し、従来のダガーシリーズと比べても機動性が向上している。ストライカーパックの運用も一部を除き引き続き可能で、主に地上ではジェットストライカー、宇宙ではマルチストライカードッペルホルンを装備している。他にはエールストライカーを装備した機体も確認されている。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。地球連合軍の一般兵が搭乗。ダガーLに代わる主力機として登場し、その後は量産体制が確立されたが、作中では専らやられ役に徹しており、ザフトの新型モビルスーツ群の前では、あまり実績を残せなかった(とはいえ、本機がザクウォーリアグフイグナイテッドを撃墜しているシーンも一応、存在してはいる)。また、パイロットの腕次第ではザクウォーリアと互角との記述もあるため、キルレシオは互角だと思われる。

装備・機能

特殊機能

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
本機にも採用されているとされるが、余談の項のように作中にそれらしい描写はない。これを再現したゲームも長らく存在していなかったが、2019年発売のSDガンダム GGENERATIONシリーズの『CROSS RAYS』でようやく再現された。
ストライカーパックシステム
各種ストライカーパックに換装可能。

武装・必殺攻撃

M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
M9409L ビームライフル
中距離射撃用の武装。ダガーシリーズではライフルの形状が大きく、貫通力も上がっている。作中、多数のウィンダムがインパルスを狙撃するシーンが存在するが、掠ることすらなかった。
ES04B ビームサーベル
ストライクダガーなどに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。
Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
シールドの裏側に内蔵されているミサイル。
Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしており、通常装甲への攻撃力はかなりのもの。
A52 攻盾タイプE
対ビームコーティング処理の施された、本機専用のシールド。先端にはブレードが備えられている。

対決・名場面

関連機体

装備バリエーション 

ウィンダム (ジェットストライカー装備)
ジェットストライカーを装備した機体。
ウィンダム (ドッペルホルン連装無反動砲装備)
ドッペルホルン連装無反動砲を装備した機体。
ウィンダム (マルチストライカー装備)
マルチストライカーを装備した機体。

パーソナルカスタム機 

ネオ専用ウィンダム
専用のジェットストライカーを装備したネオ専用機。パーソナルカラーであるワインレッドに塗装されている。

系列機・派生機など 

ダガーL
前世代機。

その他 

エルドラウィンダム
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場する本機ベースの機体。

余談 

  • ヴァリアブルフェイズシフト装甲装備とされているが、劇中では実弾兵器で本機が破壊されるシーンも多々あるため(そもそも実弾を防いだシーンが無い)、真実は不明。各種媒体では「高性能量産機」と設定されているが、あくまでも従来のダガー系と比べるとで、すでに当時のザフト軍の主力機であったザクがストライク等のGTAシリーズ以上の性能を持っている為、作中ではやられ役となる事が多かった。量産機とは思えぬシャープでカッコいいデザインだが、『カッコよさでは戦争に勝てない』という真実を改めて視聴者に突きつけた悲劇の機体である。劇中の例で示すとミネルバの弾幕で細切れにされたり、MSサイズの巨大な剣やらブーメランやらライフルやらで胴を泣き別れにされたり、極太ガンマ線レーザーの照射で蒸発されたりと前作のストライクダガーを上回るやられ方の描写に力が入っている制作陣の姿勢には尊敬の念を感じさせる。
    • ちなみに、「ウィンダム」とは英語で「勝つ」と言う意味の「WIN」と、「状態」を意味する「DOM」を組み合わせ、「勝っている状態」と言う意味を込めて作られた造語であるが、上述した本機の扱いを見ると皮肉としか言いようがない。

商品情報

ガンプラ

フィギュア 

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