クロスボーン・ガンダムX1フルクロス TYPE.GBFT
ナビゲーションに移動
検索に移動
XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1フルクロス TYPE.GBFT (Crossbone Gundam X1 Full Cloth TYPE.GBFT)[編集 | ソースを編集]
- 登場作品:ガンダムビルドファイターズトライ
- デザイナー:カトキハジメ、石垣純哉(アニメーションデザイン)、海老川兼武(カラー調整)
- 分類:モビルスーツ(ガンプラ)
- 装甲材質:プラスチック
- 全高:15.9m(ビルダーの独自設定)
- 重量:27.6t(ビルダーの独自設定)
- 主動力:プラフスキー粒子
- ガンプラビルダー:ルーカス・ネメシス
- ファイター:ルーカス・ネメシス
ルーカス・ネメシスが製作したガンプラ。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場するモビルスーツ「クロスボーン・ガンダムX1」の改造機であり、続編『鋼鉄の7人』のクロスボーン・ガンダムX1フルクロスと全く同じ姿にしている。X1ベースの改造機とした理由は不明で、原作設定にこだわったか、単にフルクロスのHGUCキットが発売されていなかっただけのどちらかと思われる。
ベースキットではオミットされていたコアブロックシステムやシザー・アンカー等のギミックを完璧に再現する程に作り込まれており、その完成度はキジマ・ウィルフリッドをして「今大会で最も優れたガンプラ」と言わしめた。当然ガンプラバトルでの性能も高く、防御力と機動力を高いレベルで両立させている。プラフスキー粒子の制御も考慮した機能も加えられた。また原型機では「何度も改修が行われた」という設定からそのポテンシャルを完全には発揮できていない状態であったが、この機体はガンプラであるが故にそのような問題点は存在しない。
武装も同じ物が装備され、その数の多さから1対多のバトルでも十分活躍できる。しかしその高い戦闘力に比例して粒子消費量も多く、短期決戦で相手を仕留めるか僚機に粒子の補給を受けながら戦う必要がある。
カラーリングは元のものから寒色系に調整されているが、これはX1のイメージを崩さないよう留意しつつアイラのイメージを少しだけ取り入れた感じにしているとのこと。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ガンダムビルドファイターズトライ
- ファイターはルーカス・ネメシス。日本のグラナダ学園へ短期留学した際、全日本ガンプラバトル選手権に参加すべくフィンランドから送ってもらった。
選手権の全国大会に徳島県代表のチーム フォン・ブラウンの所属機として出場し、我梅学園のチーム ホワイトウルフと対戦して圧勝。続く準決勝ではガンプラ学園のチーム ソレスタルスフィアと戦った。その多彩な武器と様々な戦術を駆使し単機で相手を翻弄したが、僚機を撃墜された上に粒子残量も僅かとなって窮地に陥る。最後はキジマのトランジェントガンダムとの一騎打ちに臨み、僅差で敗北を喫した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フル・モード
- 貯蔵されたプラフスキー粒子を完全開放する機能。通常時よりも機体の限界性能が向上する。
機体にかかる負荷が大きい為に短時間しか使用できず、使用後は粒子を使い切ってしまう。 - Iフィールド
- 両肩部のスカルヘッドユニットから展開可能な対ビームバリア。
- 耐ビームコーティング
- フルクロスの表面に施されている。ビームが着弾すると、コーティングが蒸発する事でエネルギーを相殺しダメージを無効化する。
原作のフルクロスはABCマントを積層して機能を強化しているが、本機でもそれが再現されている可能性は高い。 - 発光機能
- 胸部バルカン砲に内蔵されている隠し装備で、相手を眩惑する事ができる。
『機動戦士ガンダムAGE』に登場する宇宙海賊ビシディアンのMSも同じ機能を搭載しており、そこから着想を得た可能性がある。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 頭部バルカン砲
- 頭部に2門内蔵されている。敵機のセンサー破壊や牽制、迎撃等に使用される。
- 胸部バルカン砲
- 胸部に2門内蔵されている。頭部バルカン砲以上の威力がある。
- ビーム・ガン
- 肩部に2門内蔵されている。コア・ファイターの武装としても使われる。
- ビーム・サーベル
- ビーム・ガンを引き抜く事でビーム・サーベルとして使用可能。肩部から射出して攻撃するという使い方もある。
- ザンバスター
- 携行式のビーム・ライフル。ビーム・ザンバーとバスターガンに分離可能。
- バスターガン
- ザンバスターのバレル部を構成するビーム・ピストル。小型で取り回しが良いが、威力は低い。
- ビーム・ザンバー
- ザンバスターのグリップ部を構成するビーム・サーベル。ビームの刀身を粒子加速させる事で相手をビーム・サーベルやビーム・シールドごと切断できる。
- ヒート・ダガー
- 両脚部に1本ずつ、計2本格納されている隠し武器。スラスターの余剰熱で刃を熱して使用する。足裏から刃を出して攻撃する事もできる。原型機のような射出攻撃は行った事がないが、可能と思われる。
- シザー・アンカー
- フロントスカートを変形させ、アンカーとした物。敵機を拘束したり、武器を持たせて攻撃したりと使い方は多種多様。
- ブランド・マーカー
- 両腕部に装備されている格闘兵装。ナックルガードのように展開して敵機を殴りつける。
X字型の傷をつける事から命名された。 - ビーム・シールド
- ブランド・マーカーから展開可能なビームの盾。使用時、ビーム発生器はシールドの下に完全に隠れた状態となる。
- ムラマサ・ブラスター
- 本機の主兵装となるマルチウェポン。14基のビーム刃を側面から展開して装甲やビーム・シールドを切り裂く。先端にはビーム・ガンを1門内蔵し、射撃も可能。こちらからもビーム・サーベルを展開できる。
- ピーコック・スマッシャー
- 9連装の携行式ビーム砲。左右の8つの砲門は展開が可能で、より広範囲へと攻撃できる。
ルーカスの改造により、砲門ごとに別のターゲットを狙って攻撃するマルチ・ロックオンを可能としている。 - スカルヘッド・ナックルガード
- 両肩部に装着されたスカルヘッドユニットを分離し、腕部に装着してナックルガードとする。
劇中では、攻撃ではなくガンダムジエンドのデッドエンドフィンガーを防御する為に使用している。 - ショットジエンド
- ガンダムジエンドが装備するリボルバー型のビーム・ガン。
準決勝で奪い取って使用したが、即座にトランジェントガンダムによって破壊されている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- クロスボーン・ガンダムX1フルクロス、クロスボーン・ガンダムX1
- 原型機。
- クロスボーンガンダム魔王
- 前作『ガンダムビルドファイターズ』でヤサカ・マオが製作した機体。こちらもクロスボーン・ガンダムX1をベースとしている。