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[[ジオン軍|ジオン公国軍]]が開発した拠点攻略用[[モビルアーマー]]。[[一年戦争]]で投入されたMAの中でも最大級の機体として知られ、円盤状の胴体に一対の脚部を備えた独自の機体構造を有する。パイロットの搭乗員は三名。メイン・パイロット一名とサブ・オペレーター二名で操縦されるが、コンピュータ補助と操縦系統の切り替えにより一名での運用も可能である。
 
[[ジオン軍|ジオン公国軍]]が開発した拠点攻略用[[モビルアーマー]]。[[一年戦争]]で投入されたMAの中でも最大級の機体として知られ、円盤状の胴体に一対の脚部を備えた独自の機体構造を有する。パイロットの搭乗員は三名。メイン・パイロット一名とサブ・オペレーター二名で操縦されるが、コンピュータ補助と操縦系統の切り替えにより一名での運用も可能である。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]本部[[ジャブロー]]攻略を視野に開発され、戦略攻撃用とも称される圧倒的な火力<ref>ビグ・ザム単機で2~3個師団に相当するとも言われている。</ref>と、機動兵器としては初めて装備された[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]による高い耐ビーム性能を特徴としている。全身に装備された[[メガ粒子砲]]とIフィールドを稼働させる為に胴体に4基の大型ジェネレーターが搭載されているが、冷却やエネルギー消費の問題もあって最大稼働時間は15~20分と極めて短いという欠点があった。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]本部[[ジャブロー]]攻略を視野に開発され、戦略攻撃用とも称される圧倒的な火力<ref>ビグ・ザム単機で2~3個師団に相当するとも言われている。</ref>と、機動兵器としては初めて[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]を装備した事で高い耐ビーム性能を特徴としている。全身に装備された[[メガ粒子砲]]とIフィールドを稼働させる為に胴体に4基の大型ジェネレーターが搭載されているが、冷却やエネルギー消費の問題もあって宇宙空間での最大稼働時間は15~20分と極めて短いという欠点があった。
    
外見上の特徴となる脚部は宇宙空間では[[AMBAC]]ユニットとして機能し、地上では歩行ユニットと質量移動による姿勢制御システムの役割を担っており、緊急時には切り離すことも可能であった。
 
外見上の特徴となる脚部は宇宙空間では[[AMBAC]]ユニットとして機能し、地上では歩行ユニットと質量移動による姿勢制御システムの役割を担っており、緊急時には切り離すことも可能であった。
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開発は量産も視野に入れて[[ア・バオア・クー]]で進められていたが、ロールアウトしたのは試作初号機のみとなった<ref>試作機は量産仕様で導入予定だった装備の幾つかがオミットされていたと言われており、量産仕様はミノフスキークラフトを搭載し、単独での大気圏突入が可能だったとされ、大気を併用した冷却システムによって10時間以上の連続稼働を実現していたと言われている。</ref>。その試作機も補充戦力として[[ソロモン]]へ送られ、連邦軍との戦闘に投入され、喪失した。要塞攻略という用途で開発されたが、実際は要塞防衛の殿という、本来とは逆の用途で運用されたが、巨大MAの有用性を実証し、戦後もこのコンセプトを受け継いだ機体が複数開発されている。また、連邦軍もこれらMAへの対抗兵器の開発を進めていった。
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開発は量産も視野に入れて[[ア・バオア・クー]]で進められていたが、ロールアウトしたのは試作初号機のみとなった<ref>試作機は量産仕様で導入予定だった装備の幾つかがオミットされていたと言われており、量産仕様はミノフスキークラフトを搭載し、単独での大気圏突入が可能だったとされる。また、稼働時間についても大気を併用した冷却システムによって10時間以上の連続稼働を実現していたと言われている。</ref>。その試作機も補充戦力として[[ソロモン]]へ送られ、連邦軍との戦闘に投入され、喪失した。要塞攻略という用途で開発されたが、実際は撤退戦における殿という、本来とは逆の用途で運用された。しかし、この戦闘で巨大MAの有用性が実証された事は事実であり、戦後もこのコンセプトを受け継いだ機体が複数開発されている。また、連邦軍もソロモン戦で艦隊に甚大な被害を被った教訓から、これらMAへの対抗兵器の開発を進めていった。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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