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== 概要 ==
[[ジオニック社]]が開発した[[高機動型ザクII]]の改良型。[[高機動型ザクII (R-1型)|R-1型]]の問題点を解決すべく改良された機体で「高機動型ザク改」とも表記される。大抵の場合、高機動型ザクIIと呼ばれる機体は本機のことを指すことが多い。
R-1型の燃料補給は母艦の専用補給ベッドを介して行われるため、推進剤を使い切る前に帰投することが義務付けられていたが、R型を使いこなすパイロットが少なかったことが災いし、技量によって従来の[[ザクIIF型|F型]]と同程度やそれ以下の作戦行動時間になることが多くなっていた。また、プロペラントの仕様やメンテナンスの手順が従来の機体規格と大幅に異なるため、現場作業にはかなりの混乱を伴うこととなった。
R型本来のポテンシャルを知る技術者たちは、運用面で大きな障害となっていた燃料補給やメンテナンスの煩雑さを緩和するため、補助燃料タンクのカートリッジ化を初めとする改善策を実行し、R-1型からR-1A型へと改めた。脚部のプロペラントタンクをカートリッジ化したことでR-1A型による小隊編成や、R-1A型を指揮官機とする編成の場合には、補給用にカートリッジを搭載した[[ザクII]]は随伴するように指示が与えられ、母艦に帰投せずともある程度の補給が可能となっている。
故障の多かったエンジンは自社製から[[ツィマット社]]製の物に変更したことで解決したが、ジオニック社内部では競合会社の製品を使用することに大きな反発が起こった。しかし、開発主任の[[エリオット・レム]]の強い主張によって採用が決定されている。また、開戦当初の作戦で多くの優秀なパイロットを失ったことの反省として、この機体から初めてコックピットに脱出システムが設けられている。これはコックピットシートのスライドデッキ部がそのまま射出される物で、ある程度までの推進機能と太陽電池、生命維持用の装置などが搭載されている。
生産工程の問題点もある程度解消されたことでいくつかの生産拠点で同型機の生産が可能となったが、製造工程の複雑さは依然として解消されておらず、生産性やコストの問題から主力量産機としては採用されなかった。だがエースパイロットからの評判は良く、生産ライン上の十数機に至るまで各方面より引き合いがあった。そのため残数は注文調整の形で1機ずつ渡されたと言われている。
生産数はR-1型の改修機が10機ほど、生産途中のR-1型の仕様変更機が11機、新規生産が56機の約80機ほどとされている。このためエースパイロットの間では連邦の戦艦を落とすよりR型を手に入れる方が難しいと言われていたとされる。また、生産工程が複雑であったことから生産ラインによって調達可能な部材や加工精度にばらつきが生じていたため、機体ごとに外見や性能にもムラが生じていた。
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