名台詞
機動戦士ガンダムUC
;「君の顔、どこかで見た覚えが……」<br/>「そうだ!女優のナツメ・スワンソン!似てるって言われない?」
:ネェル・アーガマ艦内で、保護したオードリーを訝しげに見つめながら。オードリー(ミネバ)は自分の正体を悟られたと思い、俯いてごまかそうとするが……。後半はパッと明るい笑顔になって。彼一流のジョーク(あるいは女の子の口説き方)なのだろうが、相手とタイミングが悪かった。オードリーからは「芸能界のことは疎いから……」とかわされてしまい、残念そうに「あ、そう……」と呟いた。
;「殺し文句だな…これじゃ、勝ち目がない…」
:バナージとのやり取りで、「男と見込んだ」とミネバを託される。その信頼に応えるべく、リディはミネバを地球に送り届ける。
;「『可能性』に殺されるぞ!そんなもの…棄てちまえ!!」
:バナージの必死の説得も聞き入れず、攻撃態勢にはいったロニの乗るシャンブロを撃墜しようと突撃をかけた際に。他者と(たとえ敵同士であっても)『誤解なく分かり合う』という『可能性』を持ったニュータイプではあるが、だからこそ『分かり合える'''かもしれない'''可能性』が戦場では命取りになってしまう。それを端的に表したセリフ。『可能性』は機動戦士ガンダムUCのキーワードのひとつであるが、それが実らない悲しいケースである。
;リディ自身がこの『可能性』に気づくのは、後にバンシィに呑まれてクシャトリアを撃つまでなかった。
;「宇宙世紀を始めたご先祖は、増えすぎた人間をただ宇宙(そら)に捨てたわけじゃなかった。遠い未来にかすかな希望を抱いて、できる限りの祈りと一緒に送り出した。そいつを呪いにしちまうか、可能性にできるか……それは……」
:これこそがラプラスの箱=宇宙世紀憲章に込められた『願い』の真の姿。
;「父親ってのは、いつも一言足りないのさ。その分は、子供が自分で埋め合わせなくちゃならない」
:父親[[ローナン・マーセナス]]と、マーセナス家へのわだかまりが解消できたことが伺える。
;「俺たちも行こう……バナージ。お前の役目は終わった。『ラプラスの箱』は開かれたんだ。艦に戻ってゆっくり休め……お前はまだ、生まれたばかりなんだから」
:真のニュータイプ、すなわち「誤解なく分かり合える人類」という「可能性」として「生まれた」バナージへ。
;「これが完成されたニュータイプ…… そそかっしいんだよ、お前は! 誰もそんな結果は求めちゃいない。可能性があれば、それでいいんだ! 俺もお前も、まだこの世界でやることが沢山あるはずだろう! 必ず、連れ戻してやる! バンシィ!」
:完成した「真のニュータイプ」として覚醒し[[ユニコーンガンダム]]と融合し、「可能性」という『神』になったバナージ。しかし、そこにバナージとしての意思はなくなっていた。リディはそんなバナージを否定し、『人間』のバナージを取り戻すべく、説得する。
;「そんなんでミネバが抱けるのかよ! オードリーを盗っちまうぞ、バナージ!」
:バナージを取り戻すための説得の最後の台詞。この台詞の直後、バナージは帰って来た。
;「親が子の生き方を決める権利はない! 子は自分で自分の生き道を決めていくもんだ!」
:『真・ガンダム無双』オリジナルシナリオ「空中の救出作戦!」の最終戦シナリオパートにより。オードリーを救出し、ジオン側の騒動首謀者が倒され、それでも「ミネバを泣かす奴を叩く」ために地球侵攻をやめない[[ドズル・ザビ|ドズル]]に対しての非難。
:後述の迷台詞(ボイス付き)の方は印象的かもしれないが、この事態と家庭事情に関してはリディの方が適任のなだめ役だと言える(この会話に参加した仲間はバナージとジュドーだけ)。