装備・機能
特殊機能
;[[ラミネート装甲]]
:バイタルエリアに採用されている特殊装甲。着弾したビームの熱量や運動エネルギーを装甲全体に拡散させ、排熱する事でダメージを無効化する。実弾兵器には効果がなく、また短時間に何度も被弾し続けると排熱しきれなくなってダメージを受けてしまうという弱点がある。またコストもかなり高い。<br />本機で採用されているのは、艦船等が大気圏突入用に搭載している耐熱用融除材ジェルDPX-M30を改良して使用した物である。
;分離
:ストライカーパックを分離可能。<br />作中では分離したパックを操作し、ガンバレルのケーブルで敵機を絡めとって大気圏へ落下させたり、鹵獲したりといった使い方を披露している。
;換装
:ストライカーパックを換装可能。
武装・必殺攻撃
105ダガー本体側
;40㎜口径イーゲルシュテルンII近接自動防御機関砲
:頭部に2門内蔵。装弾数を増加させる為に[[ガンダムタイプ|G]]等に使用されているイーゲルシュテルンを小口径化している。FCSによる自立制御により、接近してきた敵に対してオートでの制圧射撃が行える。<br />戦時省力型のストライクダガーはイーゲルシュテルンを左側に1門だけ装備しているが、本機はストライクガンダムと同等の高性能センサーを搭載した事に伴い2門となっている。
;12.5mm対人機関砲
:対人・軽装甲車両用として両脚部に1門ずつ、計2門内蔵されている兵器。<br />[[MS]]での歩兵に対する攻撃はオーバーキルとして批判される事が多く、それを避ける為に装備された。……が、実は'''12.5mmでも対人兵器としては相変わらずオーバーキルである'''。
;GAU8M2 52mm機関砲ポッド
:携行式の実弾兵器。[[レイダー制式仕様]]が装備しているのと同じ物。<br />戦時中に生産された23機に装備されている。
;M703 57mmビームライフル
:本機の主兵装。[[ストライクダガー]]と同じ装備である。<br />威力と燃費、信頼性のバランスが良好であり、C.E.71年時の地球軍製ビームライフルの中で生産数が最も多い。
;ES01ビームサーベル
:両腰部に1本ずつ、計2本マウントされている。これも[[ストライクダガー]]の物と同じであり、M703 57mmビームライフルと同じく地球軍MSの定番武装として装備されている。
;シールド
:防御用の実体盾。着弾したビームのエネルギーをそのまま利用し、シールド表面の装甲部材の共振機能を励起させる事で分子レベルの鏡面を作りだして乱反射させダメージを落とす仕組みである。ただし装甲部材の劣化速度が早い為、使用できる回数はあまり多くない。
ガンバレルストライカー側
;有線式ガンバレル
:ガンバレルストライカーに4基装備されている遠隔誘導兵器。空間認識能力の高い者のみが操作でき、機体から分離する事でオールレンジ攻撃を可能とする。光ケーブルを介してコントロールする為、断線されたガンバレルは操作が出来なくなってしまう。<br />「GAU-758S レールガン」1門の他に「M70AMSAT ミサイル」を2発搭載しており、メビウス・ゼロのガンバレルと比較して1基あたりの火力が強化されている。どちらも実弾兵器なので[[フェイズシフト装甲]]を採用した機体には不利だが、[[C.E.]]73年時にはビーム砲搭載型も登場しているのでそちらならば対応可能。
;M58E4 ガトリング機関砲
:ガンバレルストライカーの機首部に1基装備。<br />MSとの合体時には機首と共に機体の後方に折り畳まれるが、この状態で使用できるかは不明。