人間関係
家族
;[[アデナウアー・パラヤ]]
:父親。[[ルナツー]]にて[[クラップ級]]に乗艦していたが、クェスの[[ヤクト・ドーガ]]にブリッジを攻撃され、彼女に知られることなく死亡した。
;母
:母親。クェスがアデナウアーとラサに移り住んだ際、ナポリに残り、そのまま生き別れとなる。名前は不明。性格は遊び好き、社交好き<ref name="P191"/>。
;キャサリン
:継母。彼女との仲は険悪で、共に宇宙へ行くことになった際には「クェスとは一緒に行けない」として、シャアの隕石が迫る地球に自ら進んで残留している。
[[ネオ・ジオン]]軍
;[[シャア・アズナブル]]
:新生ネオ・ジオン総帥。好意を寄せていたが、そんなクェスを無意識に鬱陶しく思いマシーンのように扱った。クェス自身は父親やアムロにはない「大人の男としての頼りがい」をシャアに見ていたようである。
;[[ギュネイ・ガス]]
:ネオ・ジオンの[[強化人間]]パイロット。彼から好意を向けられているが、ギュネイは「ニュータイプとしてのクェス」しか見ておらず、彼女の内面について見ようとしていなかったため、クェスは彼に興味を抱かないばかりか、シャアへの侮辱や悪い噂を口にしては自分の優秀さをアピールする様子に煩わしさを感じていた。
;[[ナナイ・ミゲル]]
:ニュータイプ研究所の所長にしてネオ・ジオン軍の戦術士官。クェスに対して多少の強化を施すものの、クェスは自身が慕うシャアがナナイと親しくしている様子を見て敵愾心を向け、反発した。ナナイも作戦行動中に軍人としてクェスを律するものの、これがクェスの脱走騒ぎを引き起こす事になった。
;[[レズン・シュナイダー]]
:MSパイロットの一人。クェスがニュータイプであることから嫌っているが、クェスは特に関心を持たなかった。
[[ロンド・ベル]]
;[[アムロ・レイ]]
:ロンド・ベルのエースパイロット。ニュータイプとして有名な彼に興味を持っていたものの、常に傍にいる[[チェーン・アギ]]のせいで距離を置く事となる。最終盤ではシャアとの問答中に「俺はクェスの父親じゃない!」と声を荒げるなど、独身の身であるからかクェスの父親代わりをする気は毛頭なかったようであり、戦場で交戦した際も、はしゃいでいる様子を「邪気」と一蹴されている。
;[[チェーン・アギ]]
:[[ラー・カイラム]]で彼女と口論になったことが、結果としてクェスがネオ・ジオンへ降る結果を生む。その後、アクシズで交戦するが、装備していたサイコ・フレーム試料により幻覚を生み出すなど、クェスとの戦闘では有利に立ち回っていたが、肝心のクェスが敵意を向けていた理由までは洞察出来ていなかった。最期は彼女の手によりクェスは殺害される。<br/>なお、好きな男の前とそれ以外で180度態度を変える性格がキャサリンと似通っており<ref>キャサリンはクェスに苛烈な態度を見せるのに対し、彼女の父・アデナウアーに対しては甘える態度に出ている</ref>、クェスはチェーンからキャサリンと似た空気を感じた結果、激しく毛嫌いする事になったのだと思われる。
民間人
;[[ハサウェイ・ノア]]
:スペースシャトル「天鹿」で出逢った少年。ファーストコンタクトから急速に距離を縮め友人となるなど、クェスを本当の意味で必要としてくれていた存在だが、彼がまだ子供だった故か拒絶してしまう。ハサウェイはそれでもクェスを取り戻そうと必死で行動するも、クェスは彼を庇い命を落とす事になり、それがハサウェイにトラウマを残す。<br />小説『閃光のハサウェイ」』では彼の夢の中に残留思念として現れるが、ハサウェイはクェスに対し、シャアの所に行った事に対して怒りをぶつけている。