装備・機能
特殊機能
;[[コアブロックシステム]]
:コクピットブロックは機体から分離して[[コア・ファイター]]となる。基礎構造は[[クラスターガンダム]]のコア・ファイターを参考にしつつもよりマルチプルな運用を可能とする事を目標とし、システマチックに洗練されている。作中ではこれを活かし、X-11とX-12のコア・ファイターを入れ替えた。
;フレキシブルスラストバインダー
:背部に装備されたX字型の可動式スラスターユニット。メインスラスター自体の向きをフレキシブルに可動させることが可能で、機体重量を増加させることなく高機動を実現している。
;テンタクル・スラスター
:[[X-12]]とコア・ファイターを換装することで装備した蛸の足状の可動式スラスターユニット。スラスター1本につき10個の小型スラスターを有し、全体をフレキシブルに可動させることで瞬時に推力を偏向する。
:;ファータモガーナ・フォーゲル
::テンタクル・スラスターの内部に搭載された[[ミノフスキードライブ]]ユニット。[[シュヴァイン]]との戦闘時に[[薄紅姫]]によって解除コードを入力され使用可能となった。ドライブの収束率は[[ファントム]]のファントムライトと同程度であり、整備性の問題から15分程度展開すると、フル・メンテナンスを行わない限り二度と起動しない。そのため、X-11ファータモガーナ・フォーゲルと呼ばれる形態は、現状この世に15分しか存在しなかった形態である。
;フェイスオープン
:フェイスマスク部装甲を展開してダクトを露出させることで強制排熱を行う冷却機構。クロスボーン・ガンダムは構造上の弱点であるダクト部の面積が抑えられているため、戦闘時に放熱のために頻繁に展開する。
;立体音響システム
:赤外線センサーが捉えた映像を立体音響としてコクピットに流すことで、目が見えなくとも周囲を把握することができるシステム。[[クロスボーン・ガンダムX-0|X-0]]に搭載された物と同様のシステムで、細部は把握できず、初見の物に対しては判断が遅れるという欠点を有する。そのため本機では、[[ハロロ]]から株分けされた[[ハロロロ]]に音声で説明してもらうことで、その欠点を補っている。
武装・必殺攻撃
;バルカン砲
:頭部に2門内蔵された機関砲。小口径ながらも必要充分な威力を持ち、主に牽制やミサイルの迎撃等に使用される。
;[[ビーム・サーベル]] / ビーム・ガン
:両肩部に計2本収納されたビーム・サーベル。収納状態やコア・ファイター時にはビーム・ガンとして機能する。
;バタフライバスターB
:[[ブラックロー運送]]がカーティスから発注を受けて開発した武器。銃身を折り畳む事でガンモードからサーベルモードになる。本機は2挺装備しており、非使用時には腰部ハードポイントにマウント可能。
;ヒート・ダガー
:両脚部に格納された実体式の短剣。発熱機能は無く、スラスターの排熱を利用し刀身部を加熱する。
;シザー・アンカー
:フロントアーマーを変形させて使用する射出式アンカー。
;ブランド・マーカー / [[ビーム・シールド]]
:両腕部に装備された格闘武装。先端から3本のビーム刃を形成した後、殴りつけて対象の部位を破壊する。ビーム・シールドとしても使用可能。
;[[ビーム・ライフル]]
:[[アマクサ]]の大型ビーム・ライフル。[[オリンポスの下僕]]との戦闘時に敵機から奪って使用した。
;ブレンネン・クゥラー
:X-12から手渡されて使用したビーム兵器。[[ゴーストガンダム]]の使用したフレイム・ライフルの性質を積極的に利用した「ビームの火炎放射器」であり、ある程度の指向性を与えられた事で、対象に広く・浅くダメージを与える武器となった。アバウトな照準でも命中率は高くなっており、一撃必殺ではないが敵を行動不能に追い込む事が出来るため、多対一の戦闘で効果を発揮する。ビームが関節の隙間から機体内部へ入り込むため、敵の動きを封じる目的にも使用可能。[[Iフィールド]]の展開プログラムがファータモガーナ・フォーゲルの発動と同期するため、単独では使用出来ない。