装備・機能
特殊機能
;ホバー・ユニット
:熱核ジェットによる足元のGSF(Ground Surface Effect=地表面効果)で機体を浮かせ、スカートや裾部分のロケットで推進する。最長で5時間の走行が可能であり、巡航速度は時速90キロ、最大戦闘時のトップスピードは時速240キロ~381キロに達する。また、脚部前面のセンサーで障害物などを感知し、機体の挙動に反映していた。
武装・必殺攻撃
;H&L-G803K/360mm ジャイアント・バズ
:ハニーウォール&ライセオン社製の大型バズーカ。一年戦争時に使用されたMS用携行火器としては最大級の360mm口径を有する実体弾砲。ドム及びリック・ドムの代名詞となった武装だが、大戦末期にはドム以外の機体にも多用された。
;ヒート・サーベル
:ヒート系の近接格闘用兵装。ドムは[[グフ]]の物とは違い、「Type2」と呼ばれる棒状の刀身を持つタイプを使用した。刀身を赤熱化させ、斬撃や刺突に用いている。発熱デバイスは高効率でエネルギーを熱に変えるが、消耗が激しく基本的に使い捨てである。
;拡散ビーム砲
:腹部左側に内蔵されているビーム砲。本来はビーム兵器を稼働させる為のエネルギーチャネルとして装備されていたが、十分な出力を得る事ができなかったため、眩惑効果や威嚇用の短距離ビーム砲として使用された。副次的に[[ビーム・サーベル]]の刀身形成に用いられる[[Iフィールド]]を崩壊させ一時的に使用不能にする効果があり、『アグレッサー』で実際に描写された。
;[[ザク・マシンガン]]
:ザクIIなどが使用したパンマガジン式の120mmマシンガン。特に戦争末期に使用された事例が多く、ラサ基地所属機などが使用している。
;[[MMP-80]]マシンガン
:[[統合整備計画]]で開発されたMS用マシンガン。口径は90mmだが、ザク・マシンガンと同等の威力を有する。
;ラケーテン・バズ
:ジャイアント・バズを再設計した大型バズーカ。統合整備計画の実施後に開発され、主に[[ドム・トローペン]]等が装備した。マガジン式を採用し、着脱式の防弾板を備える。
;[[シュツルム・ファウスト]]
:発射筒と弾頭を組み合わせた使い捨て式のロケット・ランチャー。ドムだけではなく、ザクなど様々なMSで使用された。
;ガンターレット
:地面に設置後、敵味方を識別し攻撃を行う自動砲台。非使用時は背中のラックに3基懸架される。漫画『ザ・ブルー・ディスティニー』のセルジュ機が装備。
;ビーム・スナイパーライフル
:[[ザクI・スナイパータイプ]]の主兵装。漫画『ザ・ブルー・ディスティニー』のトリスタン機が装備。
;シールド・ランス
:ギレン親衛隊の機体が装備した攻防一体の専用武装。ランスと[[ギャン]]のシールドを組み合わせた武装で、ミサイルはオミットされている。ランス先端は使い捨て式で交換可能となっている。