装備・機能
特殊機能
;バック・ウェポン・システム
:リ・ガズィ専用のサブ・フライト・システム。これを装着したリ・ガズィは便宜上「スペース・ファイター形態」と呼称され、限定的な局面ではΖガンダムに匹敵する運用性を示している。<br/>機首メガ・ビーム・キャノンやビーム・キャノン等による火力増強が可能であり、増強された火力と機動力による一撃離脱戦法を得意とする他、その巡航能力を活かして部隊の先鋒を担うケースも多い。<br />リ・ガズィはBWSとの連動が前提とされるため、ある程度の遠隔誘導や最低限のドッキングコントロールが可能な相互通信システムを備えていたが、実際にはBWSを排除した後、戦闘中に再装着する事例はほとんど無かったと言われている。<br/>Gディフェンサーやメガライダーなどのノウハウを取り入れた構造となっており、より高性能で攻撃力の高い装備となっている事はいうまでもなく、専用装備であるため汎用性は多少犠牲となっているが、ΖガンダムのWR形態に匹敵するスペックは達成している。また、主翼にはプロペラントタンク以外に複数のパイロンを懸架可能で、特定の戦術における総合戦闘能力はオリジナルのΖガンダムを超える側面もあったと言われている。
;[[バイオセンサー]]
:機体に仮設された簡易[[サイコミュシステム|サイコミュ]]の一種。[[ニュータイプ]]が搭乗することで、機体コントロールを補助する。その周辺機器には独自のデバイスを採用し、パイロットに応じた設定が可能だった。
;[[ダミーバルーン]]
:マニピュレータに内蔵された欺瞞用装備。この時期のMSの装備としては一般的な物であるが、アムロはこれを積極的に利用して戦闘を行っている。
武装・必殺攻撃
モビルスーツ側
;60mmバルカン砲
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加している。
;腰部グレネード・ランチャー
:両腰サイドアーマーに計4発内蔵。射出時はコクピットのターゲットと連動して対象に向けて発射される。補助武装や隠し武器としての側面が強い。
;腕部グレネード・ランチャー
:腕部に計4発内蔵。Ζガンダムによって近接戦闘時の有効性が証明された事で引き続き採用されている。有効範囲が広く、当たり所が良ければ敵機に致命傷を与える事も可能。
;[[ビーム・サーベル]]
:バックパックに2基装備されている一般的な斬撃用白兵戦装備。エネルギー消費を抑えるため、斬撃直前にビーム刃を展開するリミッターと、ビームの形成を扁平に行うバイアス発生器を採用していうる。出力0.7MW。
;[[ビーム・ライフル]]
:MS形態時のリ・ガズィの主兵装。[[エネルギーCAP]]システムの改善により、マガジンに相当するユニットにはメガ・エネルギーパックと呼ばれるパーツが採用されている。スペース・ファイター形態時はシールド裏に収納され使用は出来ないが、MS形態に移行する際に瞬時に取り出して携行する事が出来た。出力3.8MW。
;シールド
:防御用の実体盾。Ζガンダムの物より有効範囲が広く、通常の機体用シールドよりも耐久性を重視した構造を持つ。スペース・ファイター形態時は機体下部に装着され、機体を保護する。裏面にビーム・ライフルを収納でき、またハンド・グレネードがマウントされている。
:;ハンド・グレネード
::シールド内側上部に3基装備。MS形態での運用を目的とした投擲兵装だが、BWSを装着した状態でも発射出来たかは不明。
バック・ウェポン・システム側
;ビーム・キャノン
:上部に左右一対2門装備されたビーム砲。
;メガ・ビーム・キャノン
:機首の先端に搭載された高出力ビーム砲。ビーム・キャノンとの併用で当時の戦闘艦の主砲に匹敵する出力を有していたと言われている。