機動戦士Ζガンダム
;「アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」
:第1話より、グリブスの偵察中、ニュータイプとしての力でカミーユを察知した時の台詞。
;「ほかに食べる方法を知らんからさ。だからいまだに嫁さんも貰えん」
:カミーユになぜ軍人をやっているのかを聞かれ。この言い回しがクワトロ節とでも言おうか。
;「…今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」
:第13話より、正体を隠すクワトロに真偽を問うハヤトに対しての答え。
;「これが若さか…」
:上記の台詞を口にした直後、シャアである事をはっきりさせない態度に苛立ったカミーユから修正された際に呟いている。大きな影響力を持っているのにも関わらず、それを使おうとしないクワトロの、ある意味では逃避とも取れる態度への行動であるが、一方クワトロ(シャア)にもそうしないだけの事情があることを汲もうとしないカミーユの真っ直ぐな「若さ」の対比が面白いところ。
;「サボテンが、花をつけている…」
:第34話より、レコアが未帰還となった戦闘後、レコアの自室にいた所へやって来たカミーユに殴られた際に放ったセリフ。サバサバしたドライなレコアだったが、何もない部屋にたった一つ、観葉植物のサボテンが置いてあったことに「一人の女性」としての彼女を見たから、とも、彼女が生きていることを直感的に悟ったクワトロが、レコアが本当の自分を見出した餞のようにサボテン(花言葉は情熱の愛)が花をつけていることを口に出したとも言われている。放映時はそうした表現が伝わりきらず、単に話をはぐらかしただけ、と解釈されていた。
;「私はかつて、シャア・アズナブルと呼ばれた事もある男だ!」
:第37話より、[[ダカール演説]]の冒頭部分から。[[ティターンズ]]の暴虐さを世論に訴えるべく「シャア・アズナブル」として、ジオン・ズム・ダイクンの遺児として表舞台に出る事を決意したクワトロは、壇上でティターンズの実態を赤裸々に訴える。これがきっかけに形勢は徐々にエゥーゴへと傾いていく。
;「まだだ!まだ終わらんよ!」
:第50話(最終回)より、シロッコとハマーンを同時に相手せざるを得なくなり、追い詰められた際の台詞。
;「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか!?」<br/>「新しい時代を創るのは、老人ではない!」
:同上。発射間近のコロニーレーザーから脱出する際、ハマーンとシロッコを倒すべく自ら犠牲になろうとするカミーユを諭す。ここでいう老人とは「積み上げられた過去の上に座す人々」、つまるところ地球連邦と既得権の確保に汲々とし、変革しようとする世界を拒絶する者達のことを指している。