名台詞
;僕は 家に帰れることなんてどうでもよかった モビルスーツのテストでどんな場所に行ったって母さんが一緒ならそれでいいんだ<br/>僕にとってはF90ってモビルスーツなんかより 母さんの方が<br/>全然 大きく見えたんだ
:第2話のモノローグ。リヴという少年にとって母パッツィが大きな存在であったことが分かる。
;「すごいんだねヘルプ ガンダムって―― …シミュレーションと本当の戦いってこんなにも違うものなの? 前よりも ずっと 僕の体が… こいつとどこまでも繋がって――――」<br/>「うん 今なら なんでもできる気がする――」
:第11話。F90-Nタイプに乗って。
;「敵は! 撃滅する!!」
:ファステスト・フォーミュラ時代に攻撃を仕掛ける際に発する言葉。他のメンバーと一緒に発言することも多い。
;「誰も逃がすものか!」<br/>ギデオン「待てっ!! 完全に不動だ! 向こうのパイロットも――」<br/>「俺は逃がしはしないと言った!」
:第14話。武器商人のMSが逃げるのを見て、このやり取りの後パイロットが脱出したにも関わらず撃墜する。
;ギデオン「… やりすぎだ!」<br/>「…敵は確実に仕留めて何も悪いことなんてないでしょう?」<br/>ギデオン「しかし」<br/>「手負いの相手ほど危ないんだ 俺はもう 後悔したくありませんから」
:その後、ギデオンの指摘に対し。グリゼルダのティグリスの攻撃が母を失う要因の1つとなったことからこう答える。とは言えこのやり取りの前のディルは呼吸が乱れており、殺しを楽しんでいるわけではない様子もうかがえる他、のちに敵方のパイロットでもニュータイプ能力で交信したミズマやバイオコンピュータにされていたマトリカは無力化したうえで救出している。
;ギデオン「お前はリヴ! リヴだろう!?」<br/>「… リヴ…」<br/>「知りませんよ そんな"子供"……」
:さらにその後、ギデオンからの指摘に対して。本当に知らないなら「そんな"人"」と答えるはずなので暗に自分がリヴであることを認めてしまっている。
;「人のアドバイスを無視してそんなことにこだわってるようじゃ――――」<br/>「簡単に 死ぬよ…」
:第15話。自分が階級も年齢も上だと言うハジメに対して。ディル自身自分の増長が原因で「家族」を失った経験があるためハジメも凄みがあるとは言っていた。とはいえディルもその後ギデオンの「サポートする」発言に対し「要りませんよ」とは答えているのだが(艦長からの個人的な要請とはいえ艦長命令と言いくるめられて最終的には納得していた)。
:そのしばらく後、ハジメはギデオンの警告を無視するような形で先走り、[[MSA-120|MSA-0120]]に撃墜されてしまう。
;(こいつらもレプリカじゃない…![[ジェガン]]並…いやもっと上の運動性能だ! それに…手練か!?)<br/>「だけどさ! コロニーの大地をおかまいなしに破壊するような連中が スペースノイドの代表面って…」<br/>「おかしいんだよ!」
:第23話。[[RFザク]](前期型)に乗って敵MSを相手しながら。ある意味でジオンおよび残党系テロリストの行いの矛盾をついている発言である。
;「……… わからない」<br/>「…レガシィは 憎い」<br/>「やつらの手がかりを見つけたくてFFに入った」<br/>「それは事実だ」<br/>「でも… それは俺が戦う理由ではないと思う」<br/>「母さんにエースパイロットになると誓ったのも忘れていない」<br/>「けれど…俺はギデオンのような 本物のエースじゃない 俺は…」<br/>「それでも――」<br/>「俺は…見ていることなんてできない」<br/>「今起きているこんなことは 止めなくちゃいけないんだ」<br/>「その力が」<br/>「俺に あるのなら!!」
:第30話。戦火の広がる[[フロンティアI]]にて、ハウゼリーの「本当に戦いたいのか」という問いに対して。この答えを聞いたハウゼリーはフロンティアIのサナリィへと車を走らせF90の3号機の元へ送り届ける。
;「ありがとうヘルプ ずっと尊敬してたよ」<br/>「あんたは本当にF90のことが好きなんだな――――」
:第38話。F90タイプFFでの出撃前にヘルプへ笑顔で送った言葉。
:後のU.C.0122年にて[[ベルフ・スクレット]]から「F90のこと あなたも好きだったんだ」という言葉を聞いた後、ヘルプは一人リヴの言葉を思い出していた。
;「そうだ 俺が何者かなんて関係ない」<br/>「俺の中のからわき上がる この怒り」<br/>「今の俺を形作るこの想い」<br/>「それを道標に進むんだ これから起こる惨劇を止めるために!」
:第40話。母・パッツィと「父」・ギデオンの思いを胸に再びF90タイプFFは飛翔する。
;「善導だの未来だのむずかしい理屈はわからない! けど これだけは感じることができる!」<br/>「人の死に乗った世直しなんて おかしいってことがさ!」
:第42話。サイファーとの問答。ある意味ガンダムシリーズの真理をついたセリフである。
;サイファー「親の望みをかなえるのが子の使命だ!」<br/>「子は親を超えるもんだろう!」<br/>「少なくとも 俺の母さんは」<br/>「そう願っていてくれた!」
:その後。「子は親を超える」はのちの時代でも似たようなことを発言した[[ウッソ・エヴィン|ガンダム乗りの少年]]が登場している。
;「…生まれたから世を救うのか! 生まれたから命を捨てるのか!」<br/>「やめろよ!! 自分の生きる意味を他人に託すのは!!」<br/>「そんなのじゃ哀しすぎるだろ!」
:第46話。重傷を負いながらもなお戦おうとするサイファーへと問うディル、サイファーは「私の生まれた意味」と語るがディルはそれを否定する。
;「…ああ 知っていたさ あんたたちがそれを悲しんでいるのもわかる 誰もが争わぬ世界が来れば どんなにいいだろう…」<br/>「だけど それは お前たちの世直しを肯定することには」<br/>「ならない!」<br/>「人の命が悲しみを生むのだとしてもッ!!!」
:仲間たちの死を感じたディルに対し「俗人の死に涙する」ことを否定するサイファーの発言に対して。
;「…ハウゼリー」<br/>「…ハウゼリー 俺はこの戦いでわかったことがある」<br/>「俺がここまで来れたのは 母さんや父さんや…みんなのおかげだ 繋がりが…歴史を作り 繋がりが…刻を紡いでいく…」<br/>「あんたのやろうとしているのはその繋がりを断つことだ 悲しみを恐れ他者を愛さず ただ平和と言う結果だけを求める行為だ」<br/>「だからもうやるな それはあんたのためにもならない」<br/>「あんたならそれができるはずだ よりよい未来を <ruby>現在<rt>いま</rt></ruby>を犠牲にすることなく だから」<br/>「<ruby>この業<rt>トリムールティ</rt></ruby>はユーリー・ミノフスキーとしてあんたの代わりにあの世まで持っていってやる!!」
:トリムールティの破壊作業中、秘匿回線で呼びかけてきたハウゼリーに対して。ハウゼリーの引き起こしたフロンティアIの騒動により[[カムナ・タチバナ]]は息子シュンとの骨肉の争いをすることになったことや後の時代にハウゼリーが暗殺されて彼との繋がりを断たれてしまったテスとカロッゾが狂ってしまったことを考えると重たい一言である。
;(モビルスーツが進化したのは人を殺すためだけじゃないはずだ そうだろ母さん)<br/>「緊急用スラスター全点火!! 大気圏突入と共にMS隊全機離脱!! 生きて帰るぞ!!」<br/>「力を貸せ!! <ruby>F90<rt>ガンダム</rt></ruby>!!!!!」
:トリムールティの破壊作業の最終段階にて。