「アンドレイ・スミルノフ」を編集中
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[[アロウズ]]の[[モビルスーツ]]パイロット。父は[[セルゲイ・スミルノフ]]。<br />父のセルゲイに対しては、母[[ホリー・スミルノフ]]の死に関する事で怨恨を抱いている。 | [[アロウズ]]の[[モビルスーツ]]パイロット。父は[[セルゲイ・スミルノフ]]。<br />父のセルゲイに対しては、母[[ホリー・スミルノフ]]の死に関する事で怨恨を抱いている。 | ||
− | + | 過去の作戦中、セルゲイはホリーのいる部隊を丸々見殺しにしてしまう。これは多数の民間人救出のために止むを得ない決断であった。しかしアンドレイは「大の虫を活かすために小の虫を殺す」といった取捨選択、または必要悪を許せない性格だった。そのため20年近く経っても、むしろそれだけ長く時間がかかったために父子の間はこじれ切ってしまっている。 | |
− | 軌道エレベーター事件では、その確執から軍を裏切ったと誤解し、父セルゲイを何のためらいもなく殺してしまった。だが、最終決戦で撃墜され、戦場を漂っていた彼は「自分に対して何も言ってはくれなかった」という持論に対して、[[ソーマ・ピーリス|マリー]] | + | 軌道エレベーター事件では、その確執から軍を裏切ったと誤解し、父セルゲイを何のためらいもなく殺してしまった。だが、最終決戦で撃墜され、戦場を漂っていた彼は「自分に対して何も言ってはくれなかった」という持論に対して、[[ソーマ・ピーリス|マリー]]から「セルゲイの事を理解しようともしなかった」と目を逸らしていた過ちを指摘され慟哭している。その後、過ちに気付いた彼は、両親の意思を継いで軍人として市民を守る事を誓っている。 |
− | [[ルイス・ハレヴィ]] | + | [[ルイス・ハレヴィ]]に一目惚れし何度かアプローチを試みたり、パイロットを止めるよう説得したりしたが、何れも失敗に終わった。殆ど眼中にないどころか、鬱陶しがられていた節もあったが、彼が撃墜された(と思われた)時には、[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]が怒りを露にするなど、少なくともどうでもいい人ではなかったようである。 |
− | + | 登場当初は00の中でも屈指の人格者の父、セルゲイを憎み否定的な発言も多く、勝手な思い込みからセルゲイを殺すなどして視聴者からは嫌われていたが、劇場版の最後で見直した視聴者も多いと思われる。良くも悪くも真っ直ぐ過ぎるのである。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:2ndから登場。アロウズの一員としてソレスタルビーイングと対峙する。 | :2ndから登場。アロウズの一員としてソレスタルビーイングと対峙する。 | ||
;[[劇場版 機動戦士ガンダム00]] | ;[[劇場版 機動戦士ガンダム00]] | ||
− | :大尉に昇格している。[[ELS]]との最終決戦ではバスターソードを装備した[[ジンクスIV (指揮官機)|指揮官用ジンクスIV]] | + | :大尉に昇格している。[[ELS]]との最終決戦ではバスターソードを装備した[[ジンクスIV (指揮官機)|指揮官用ジンクスIV]]で出撃。最期は防衛ラインを突破した大型ELSに特攻し、トランザムのオーバーロードによる自爆を仕掛け大型ELSを道連れにして戦死した。 |
;[[機動戦士ガンダム00I 2314]] | ;[[機動戦士ガンダム00I 2314]] | ||
:[[擬似太陽炉]]を確保する為に潜入していた[[ハヤナ]]を整備兵と勘違いし、「オーダーした武装はまだか」と尋ねていた。 | :[[擬似太陽炉]]を確保する為に潜入していた[[ハヤナ]]を整備兵と勘違いし、「オーダーした武装はまだか」と尋ねていた。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[セルゲイ・スミルノフ]] | ;[[セルゲイ・スミルノフ]] | ||
− | : | + | :父。母の死以後は確執があり、連絡も取っていなかった。 |
;[[ホリー・スミルノフ]] | ;[[ホリー・スミルノフ]] | ||
:母。故人。彼女の死が父子の不和を呼んだ結果になってしまっている。 | :母。故人。彼女の死が父子の不和を呼んだ結果になってしまっている。 | ||
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:ブレイクピラーで落下する破片を破壊しながら。セルゲイへの誤解と、彼の生真面目すぎる性格を如実に現したセリフ。 | :ブレイクピラーで落下する破片を破壊しながら。セルゲイへの誤解と、彼の生真面目すぎる性格を如実に現したセリフ。 | ||
;「軍規を守って母さんを殺したくせに、クーデターに加担するなんて!」<br />「軍人の風上にも!」 | ;「軍規を守って母さんを殺したくせに、クーデターに加担するなんて!」<br />「軍人の風上にも!」 | ||
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;「母さんの…!」<br />「仇ぃぃっ!!」 | ;「母さんの…!」<br />「仇ぃぃっ!!」 | ||
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;「平和の為だ!」<br />「紛争をなくしたいと願う人々の為だ。軍を離反し、政権を脅かす者は処断されなければならない。せめて、肉親の手で葬ろうと考えたのは私の情けだよ」 | ;「平和の為だ!」<br />「紛争をなくしたいと願う人々の為だ。軍を離反し、政権を脅かす者は処断されなければならない。せめて、肉親の手で葬ろうと考えたのは私の情けだよ」 | ||
− | : | + | :ブレイク・ピラー事件の後に実の父であるセルゲイを殺したことをリヴァイヴとヒリングに嘲笑された際、自分の肉親を手にかけた行為を知ってショックを受けていたルイスに対して。視聴者が聞くと言い訳がましいが、おそらく本気で言ってるところが怖い。 |
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;「あいつは、あの男は何も言ってくれなかった!言い訳も、謝罪も!僕の気持ちなんて知ろうともしなかった!だから殺したんだ、この手で!」 | ;「あいつは、あの男は何も言ってくれなかった!言い訳も、謝罪も!僕の気持ちなんて知ろうともしなかった!だから殺したんだ、この手で!」 | ||
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;「なら…どうしてあの時、何も言ってくれなかったんだ!言ってくれなきゃ、何も分からないじゃないか!言ってくれなきゃ…うぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」 | ;「なら…どうしてあの時、何も言ってくれなかったんだ!言ってくれなきゃ、何も分からないじゃないか!言ってくれなきゃ…うぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」 | ||
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=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
;「戦力差はざっと'''10000対1'''。状況は最悪だ…」<br />「しかし守って見せる。父と母が求めたものを!」 | ;「戦力差はざっと'''10000対1'''。状況は最悪だ…」<br />「しかし守って見せる。父と母が求めたものを!」 | ||
:[[ELS]]との最終決戦の出撃時に呟いた台詞。「10000対1」という比率で、ELSと地球側の戦力差による絶望的な状況をわかりやすく発言している。 | :[[ELS]]との最終決戦の出撃時に呟いた台詞。「10000対1」という比率で、ELSと地球側の戦力差による絶望的な状況をわかりやすく発言している。 | ||
− | ; | + | ;「行かせるかぁ!」 |
: | : | ||
− | ;「''' | + | ;「'''私は市民を守る、連邦軍の軍人だぁッ!'''」 |
− | : | + | :劇場版屈指の名シーン。防衛ラインを突破した大型ELSに特攻し、自爆した時の最期の台詞。トランザムを発動してELSに肉迫するも、機体は侵食されてしまう。が、それでも臆する事無くトランザムをオーバーロードさせ、大型ELSともども自爆。両親の姿を思い浮かべつつ散っていった彼の最期は、グラハムの特攻に負けず劣らず視聴者の号泣をさそった。この時のアンドレイは、まさに「市民を守る軍人」に相応しい姿だったと言えるだろう。尚、この時僚機も随伴して、大型ELSに自爆を仕掛けている。 |
== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
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;[[ジンクスIV (指揮官機)]] | ;[[ジンクスIV (指揮官機)]] | ||
:劇場版にて搭乗。序盤ではブースターを、最終決戦時にはGNバスターソードを装備していた。 | :劇場版にて搭乗。序盤ではブースターを、最終決戦時にはGNバスターソードを装備していた。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == |