「オルガ・イツカ」を編集中
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− | + | == オルガ・イツカ(Orga Itsuka) == | |
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− | + | *登場作品:[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]] | |
− | + | *声優:細谷佳正 | |
− | + | *漢字名:御留我 威都華 | |
− | + | <!-- *生年月日: --> | |
− | + | *年齢: | |
− | + | *身長: | |
− | + | <!-- *体重:---kg --> | |
− | + | <!-- *血液型: --> | |
− | + | *所属:CGS参番組⇒鉄華団 | |
− | + | *役職:CGS参番組隊長→鉄華団団長 | |
− | + | *主な搭乗機:[[CGSモビルワーカー(地上型)]]→[[イサリビ]] | |
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− | + | 主人公である[[三日月・オーガス]]の幼馴染にして、本作における副主人公。<br />CGS時代は少年兵で構成された参番組の隊長を務めており、三日月をはじめとした少年兵達からは優れた統率力ゆえに強い信頼を置かれている。後に[[ギャラルホルン]]との抗争が起こった際には、三日月を[[ガンダムバルバトス]]に搭乗させて仲間達の窮地を救った。<br />その後は今まで参番組を見下していた大人達を追放し、新たに『[[鉄華団]]』を立ち上げている。 | |
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− | + | すらりとした長身と白みがかった前髪、首に巻いたシュマグ(アフガンストール)が特徴の青年で、腕には三日月との絆を確固たるものとした時に出来た傷が残っている。 2期からは赤いスーツを着用し、戦闘の際等には鉄華団のジャケットを羽織っている。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | ;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]] | + | ;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]第一期 |
− | :[[三日月・オーガス|三日月]]と共にCGSの参番組に所属しており、同胞の少年達を纏め上げるリーダー格を務めていた。リーダー格とは言っても「ネズミ」と侮られ反抗は許されず、時には年下の少年たちを庇って理不尽な暴力を受けることも少なくなかった。しかし[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の護衛依頼に端を発した[[ギャラルホルン]]との抗争を機に、これまでの組織体制を覆して新たに[[鉄華団]]を立ち上げる。<br /> | + | :[[三日月・オーガス|三日月]]と共にCGSの参番組に所属しており、同胞の少年達を纏め上げるリーダー格を務めていた。リーダー格とは言っても「ネズミ」と侮られ反抗は許されず、時には年下の少年たちを庇って理不尽な暴力を受けることも少なくなかった。しかし[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の護衛依頼に端を発した[[ギャラルホルン]]との抗争を機に、これまでの組織体制を覆して新たに[[鉄華団]]を立ち上げる。<br />以後は周囲の期待を受けながらもリーダーとしてついてくる子供達を導き、組織の長としての才覚をより成長させていく。ただ、まだ年若く血気溢れるところも見られるため、年長者である[[名瀬・タービン|名瀬]]や[[メリビット・ステープルトン|メリビット]]達からは心配される事も少なくない。<br /> |
− | ;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]] | + | ;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]第二期 |
− | :エドモントン戦の後は新たに鉄華団の拡大に貢献。1年の時を経て、組織の長としての貫録と覚悟を身に付けていく。それに伴い、シュマグを巻くのをやめて、スーツを着用。デクスターやメリビットの助けを借りて、慣れないデスクワークもこなしていく。<br /> | + | :エドモントン戦の後は新たに鉄華団の拡大に貢献。1年の時を経て、組織の長としての貫録と覚悟を身に付けていく。それに伴い、シュマグを巻くのをやめて、スーツを着用。デクスターやメリビットの助けを借りて、慣れないデスクワークもこなしていく。<br />テイワズとアーブラウの計らいで鉄華団地球支部を設立するが、協力関係にあった[[マクギリス・ファリド]]の失脚と命を狙うラスタル・エリオンの謀略により、地球支部が爆破テロと紛争に巻き込まれ、多大な被害を受けて地球から撤退する事態になる。その折、マクギリスから『火星の王』になることを示唆され、オルガは自身について来る団員たちのためにと受ける。当然、この密約は親組織のテイワズにも報告したが、ギャラルホルンの政争とも関わる重要な案件をオルガの独断で決めてしまった上、火星の王になるということは、鉄華団が親組織のテイワズより肥大化しかねない不安定な立場へと変わりつつあることも意味していた。テイワズのボスである[[マクマード・バリストン|マクマード]]の了承を得ることには成功するが、裏切らないことの証として、自身の杯を預けることになる。<br />しかし、前々から鉄華団を快く思っていない[[ジャスレイ・ドノミコルス]]の策略でタービンズが壊滅。その仇討ちのために鉄華団をテイワズから脱退させることになる。ジャスレイ討伐後、最後の希望であるマクギリスの革命に参加するも失敗し、火星の王になるどころか、鉄華団そのものが宇宙規模のお尋ね者になってしまう。<br />鉄華団の本部がギャラルホルンに包囲され、「アリアンロッドは鉄華団に降伏勧告したが拒否された」という偽の報道がなされる中、本部自爆と戸籍改竄で団員たちを生き残らせるための方法を見つけ出す。本部の通信設備がギャラルホルンのせいで使えないことから、アドモス商会に赴き、そこの通信設備を使い、地球の[[蒔苗東護ノ介]]に頼んで戸籍改竄を了承してもらうが、その帰り道に[[ノブリス・ゴルドン]]の部下の襲撃を受け、三日月から借りた銃で退けながらも致命傷を負ったことから死亡する。なお、当初は鉄華団はほぼ全滅する予定で、最終回の5話前ごろに戸籍改竄を含めたルートに変更されたと制作が語っており、その変更がオルガの死亡回にも影響している。<br /> |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
:非常に高いカリスマ性を持ち、かけがえのない“家族”である鉄華団を率いる指導力もあるが、責任感が強いため一人で抱え込みがち。 | :非常に高いカリスマ性を持ち、かけがえのない“家族”である鉄華団を率いる指導力もあるが、責任感が強いため一人で抱え込みがち。 | ||
− | : | + | :参謀格だったビスケットの死もあって、season2では更にその傾向が強くなり、アリアンロッドの手で地球支部や名瀬といった仲間や後ろ盾を失っていったこともあって、最終的には鉄華団の壊滅という結果を招いた。 |
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=== 鉄華団 === | === 鉄華団 === | ||
;[[三日月・オーガス]] | ;[[三日月・オーガス]] | ||
− | : | + | :主人公。オルガにとっては最も昔からのつきあいで、実の家族以上に親しい存在。互いに信頼を置いているが、一方で三日月から寄せられる信頼に対していつでも応えなければならないという強固な思いも持っている。 |
;[[ビスケット・グリフォン]] | ;[[ビスケット・グリフォン]] | ||
− | : | + | :参番組の戦友で穏やかな人柄。オルガの参謀役でもあり、彼と共に外部交渉や作戦を担当する。地球降下後、ビスケットは兄の自殺を知り、冷静さを欠いていた両者の意見が決定的に食い違う。お互い歩み寄りを見せかけたところでビスケットが戦死。組織的にも非常に大きな損失となった。 |
;[[アトラ・ミクスタ]] | ;[[アトラ・ミクスタ]] | ||
:CGS時代からの知己。鉄華団結成後、炊事係として、彼女の入隊を許可する。三日月とオルガの会話を窺って、「あそこには入れない」と密かな疎外感を吐露する。 | :CGS時代からの知己。鉄華団結成後、炊事係として、彼女の入隊を許可する。三日月とオルガの会話を窺って、「あそこには入れない」と密かな疎外感を吐露する。 | ||
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:自分に何かと対抗して来た相手。CGS時代から自身の複座モビルワーカーの操縦を任せ、鉄華団結成後も重要な場面での操舵や自身が離れた際の指揮を任せたりと信頼を置いているが、二期ではオルガに思考を投げがちになってしまった。終盤でオルガが落ち込んだ際に奮起したのか、率先して行動をするようになる。 | :自分に何かと対抗して来た相手。CGS時代から自身の複座モビルワーカーの操縦を任せ、鉄華団結成後も重要な場面での操舵や自身が離れた際の指揮を任せたりと信頼を置いているが、二期ではオルガに思考を投げがちになってしまった。終盤でオルガが落ち込んだ際に奮起したのか、率先して行動をするようになる。 | ||
;[[ノルバ・シノ]] | ;[[ノルバ・シノ]] | ||
− | : | + | :部下。 |
;[[ライド・マッス]] | ;[[ライド・マッス]] | ||
:部下。絵心があるため、鉄華団のマークのデザインをオルガが彼に任せる。部下と言ってもまだ若く、どちらかというと弟分のような扱い。二期ではオルガが彼を庇って死亡するが……。 | :部下。絵心があるため、鉄華団のマークのデザインをオルガが彼に任せる。部下と言ってもまだ若く、どちらかというと弟分のような扱い。二期ではオルガが彼を庇って死亡するが……。 | ||
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: | : | ||
;[[ラスタル・エリオン]] | ;[[ラスタル・エリオン]] | ||
− | : | + | :アリアンロッドの総司令。地球支部壊滅のきっかけを作ったガランの盟友の為、鉄華団とは因縁のある間柄だが、鉄華団はマクギリスの手でガランとラスタルの繋がりが公になるまで、そのことを知らずにいた。革命失敗で追い詰められた際、オルガはマクギリスの身柄や自分の首と引き換えに仲間たちだけでも助けようとするが、ラスタルはマクギリスと鉄華団を倒して、ギャラルホルンの威信を回復するための生け贄とする事を決めていたため、降伏は握り潰される。正確には、ラスタルの一番の排除対象は、鉄華団のガンダム(特に、ハシュマルを単騎で仕留めたバルバトス)の首であって、オルガを始めとした団員たちの生死は眼中になく、ギャラルホルン以外の手でオルガが死んだ際には軽く流した。なお、上記にある鉄華団の生死に関わる展開変更が、このラスタルの判断や言動にも影響していると思われる。 |
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=== その他 === | === その他 === | ||
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;「こんなところじゃ、終われねえ!……だろ、ミカ!」 | ;「こんなところじゃ、終われねえ!……だろ、ミカ!」 | ||
:一話終盤でモビルワーカーの上部に乗り、ギャラルホルンのモビルスーツをバルバトスの出撃ポイントに誘導しながらの叫び。この直後、[[三日月・オーガス]]のバルバトスが敵モビルスーツにメイスの一撃を加える。 | :一話終盤でモビルワーカーの上部に乗り、ギャラルホルンのモビルスーツをバルバトスの出撃ポイントに誘導しながらの叫び。この直後、[[三日月・オーガス]]のバルバトスが敵モビルスーツにメイスの一撃を加える。 | ||
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;「ああわかったよ!連れてってやるよ!どうせ後戻りはできねえんだ、連れてきゃいいんだろ!途中にどんな地獄に待っていようと……お前を、お前らを、俺が連れてってやるよ!!」 | ;「ああわかったよ!連れてってやるよ!どうせ後戻りはできねえんだ、連れてきゃいいんだろ!途中にどんな地獄に待っていようと……お前を、お前らを、俺が連れてってやるよ!!」 | ||
:自分を庇った形で死んだビスケットの死を悔やむオルガを三日月が呼びに訪れた後のシーン。ギャラルホルンに次いつ狙われるかという猶予もない状況でオルガを奮起させるためにと「俺たちの居場所」へと連れて行くよう迫る三日月に、半ばヤケクソ気味に答える。荒療治で立ち直ったオルガは団員たちにも喝を入れ、クーデリアと蒔苗を目的地に送り届けることとなる。 | :自分を庇った形で死んだビスケットの死を悔やむオルガを三日月が呼びに訪れた後のシーン。ギャラルホルンに次いつ狙われるかという猶予もない状況でオルガを奮起させるためにと「俺たちの居場所」へと連れて行くよう迫る三日月に、半ばヤケクソ気味に答える。荒療治で立ち直ったオルガは団員たちにも喝を入れ、クーデリアと蒔苗を目的地に送り届けることとなる。 | ||
;「もう死ぬんじゃねぇぞ!こっから先に死んだ奴は『団長命令違反』で俺がもっぺん殺す!だから!這ってでも……それこそ死んでも生きやがれ!!」 | ;「もう死ぬんじゃねぇぞ!こっから先に死んだ奴は『団長命令違反』で俺がもっぺん殺す!だから!這ってでも……それこそ死んでも生きやがれ!!」 | ||
− | :[[蒔苗東護ノ介]] | + | :[[蒔苗東護ノ介]]を議会に送り届け、鉄華団の護衛任務は見事に達成。作戦前の演説では「命というチップを賭けろ」と身体を張ることを要求していたことからすれば一見矛盾しているが、彼らは「命しか持っていない」ためにそれしか賭けるものがないというだけの話で、決してオルガが命を軽んじているわけではないということがわかる。少年達はそれを良く知っているからこそオルガ・イツカというリーダーを慕っている。 |
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;「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇ限り、その先に俺はいるぞ!! だからよ、止まるんじゃねぇぞ……」 | ;「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇ限り、その先に俺はいるぞ!! だからよ、止まるんじゃねぇぞ……」 | ||
− | : | + | :最期の言葉。その死に方もあって、ネット上などではネタにされがちになっている。 |
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=== ゲーム作品等 === | === ゲーム作品等 === | ||
;「聞いた事ある名前してんなぁ………アンタ!!」 | ;「聞いた事ある名前してんなぁ………アンタ!!」 | ||
− | :ゲーム『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]』の『CROSS RAYS』において、[[オルガ・サブナック|オルガ繋がりの人]] | + | :ゲーム『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]』の『CROSS RAYS』において、[[オルガ・サブナック|オルガ繋がりの人]]と会敵した際に。 |
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
− | ;[[ | + | <!-- :[[機体名]]:説明 --> |
− | : | + | <!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 --> |
+ | ;[[CGSモビルワーカー(地上型)]] | ||
+ | :指揮官用の複座型。 | ||
;[[イサリビ]] | ;[[イサリビ]] | ||
− | : | + | :元はCGS所有の強襲装甲艦「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」。鉄華団に名義変更した際にオルガがイサリビと命名した。 |
− | ;[[ | + | ;[[獅電(オルガ機)]] |
:獅電発注の際、テイワズがおまけとして寄こしてくれた一体をオルガ専用の獅電として扱うことにしたもの。王様の椅子と仮に呼ばれていたが最後までオルガが乗る事は無く、オルガの死後にユージンが搭乗する。 | :獅電発注の際、テイワズがおまけとして寄こしてくれた一体をオルガ専用の獅電として扱うことにしたもの。王様の椅子と仮に呼ばれていたが最後までオルガが乗る事は無く、オルガの死後にユージンが搭乗する。 | ||
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