「ルウム戦役」を編集中

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一週間戦争で敢行された[[ブリティッシュ作戦]]による[[コロニー落とし]]で、[[ジャブロー]]の破壊という本来の目論見を達成する事が出来なかったジオン軍は、第2次ブリティッシュ作戦の遂行の為に[[サイド5]](ルウム)へと侵攻。11バンチコロニー「アイランド・ワトホート」の制圧に乗り出す。その情報をキャッチした連邦軍は1月15日に出撃可能な艦艇をかき集め、これによって人類史上初となる大規模な宇宙艦隊戦が勃発した。
 
一週間戦争で敢行された[[ブリティッシュ作戦]]による[[コロニー落とし]]で、[[ジャブロー]]の破壊という本来の目論見を達成する事が出来なかったジオン軍は、第2次ブリティッシュ作戦の遂行の為に[[サイド5]](ルウム)へと侵攻。11バンチコロニー「アイランド・ワトホート」の制圧に乗り出す。その情報をキャッチした連邦軍は1月15日に出撃可能な艦艇をかき集め、これによって人類史上初となる大規模な宇宙艦隊戦が勃発した。
  
当初は物量に勝る<ref>戦力差はジオン軍の3倍にも及ぶ。</ref>連邦軍が有利と見られていたが、その後ジオン側が[[モビルスーツ]]部隊を投入した事でその戦力差を覆した。戦闘の最中、[[黒い三連星]][[レビル]]将軍の座乗する[[マゼラン級]]「[[アナンケ]]」を撃破し、レビルを拿捕。レビル捕縛後、艦隊指揮はその副官であった[[ロドニー・カニンガン]]准将とその乗艦ネレイドへと引き継がれるが、連邦軍はその後戦域からの撤退を決定。カニンガンも友軍の離脱支援のため殿を務めた末に戦死。連邦軍宇宙艦隊は、投入戦力の80%を失うという壊滅的な被害を被った。
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当初は物量に勝る<ref>戦力差はジオン軍の3倍にも及ぶ。</ref>連邦軍が有利と見られていたが、その後ジオン側が[[モビルスーツ]]部隊を投入した事でその戦力差を覆し、[[黒い三連星]][[レビル]]将軍の座乗する[[マゼラン級]]「[[アナンケ]]」を撃破し、レビルを拿捕。レビル捕縛後、艦隊指揮はその副官であった[[ロドニー・カニンガン]]准将とその乗艦ネレイドへと引き継がれるが、連邦軍はその後戦域からの撤退を決定。カニンガンも友軍の離脱支援のため殿を務めた末に戦死。連邦軍宇宙艦隊は、投入戦力の80%を失うという壊滅的な被害を被った。
  
 
一方のジオンも、同様に戦力を損耗させベテランの将兵を失い、コロニー落としの実行も断念せざるを得なくなった。しかし、第2次ブリティッシュ作戦の情報は連邦軍艦隊を誘い出す為のブラフであり、ジオン軍の真の目的は[[ルナツー]]などに温存されていた連邦宇宙艦隊の壊滅にあったとも言われ、それを鑑みれば、ジオン軍は多大な流血を強いられたものの当初の作戦目的を達成したと言える。
 
一方のジオンも、同様に戦力を損耗させベテランの将兵を失い、コロニー落としの実行も断念せざるを得なくなった。しかし、第2次ブリティッシュ作戦の情報は連邦軍艦隊を誘い出す為のブラフであり、ジオン軍の真の目的は[[ルナツー]]などに温存されていた連邦宇宙艦隊の壊滅にあったとも言われ、それを鑑みれば、ジオン軍は多大な流血を強いられたものの当初の作戦目的を達成したと言える。
  
 
本戦役の後、戦力疲弊という内情を隠したままジオンは連邦政府との休戦条約の交渉に入るが、その実情はジオン有利の降伏勧告であり、連邦もそれを飲まざるを得ない状況にまで追い込まれていた。だが、その最中にジオンから生還したレビル将軍の行った「[[レビルの演説 (ジオンに兵なし)|ジオンに兵なし]]」の演説によりジオンの内情が暴露された事で連邦は戦争の継続を決意。この一件で[[南極条約]]が締結され、以後の大規模虐殺は制限を課される事になるが、ジオンも[[地球侵攻作戦]]を実行に移し、戦争は長期化の様相を呈した。
 
本戦役の後、戦力疲弊という内情を隠したままジオンは連邦政府との休戦条約の交渉に入るが、その実情はジオン有利の降伏勧告であり、連邦もそれを飲まざるを得ない状況にまで追い込まれていた。だが、その最中にジオンから生還したレビル将軍の行った「[[レビルの演説 (ジオンに兵なし)|ジオンに兵なし]]」の演説によりジオンの内情が暴露された事で連邦は戦争の継続を決意。この一件で[[南極条約]]が締結され、以後の大規模虐殺は制限を課される事になるが、ジオンも[[地球侵攻作戦]]を実行に移し、戦争は長期化の様相を呈した。
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=== THE ORIGINにおけるルウム戦役 ===
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ルウム戦役の発生が宇宙世紀0079年1月23日へと変更されており、ジオン軍の目的も連邦宇宙艦隊の弱体化に、反ジオン感情の高まるルウムに対する制裁が加わっている。
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第二次ブリティッシュ作戦を察知した連邦軍はジャブローから打ち上げられた第三連合艦隊とレビル麾下の第一連合艦隊が合流後、第一第三連合艦隊を編成し、ティアンムの第二連合艦隊と合わせてはジオン総軍の4倍近い戦力を編成。対する公国軍はドズル中将が御前会議の場で「ティアンム艦隊との総力戦」を表向きの作戦として決定。これをギレンが連邦軍側へリークした事で、連邦軍はコロニーへの攻撃は無いと判断し、守備にあたっていたティアンム艦隊を全軍、艦隊戦へと差し向ける。
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公国軍はまず陽動のためシャアの部隊に首都ミランダなどのコロニーベイを攻撃させ駐留艦隊を封殺、レビル本隊に救援のカニンガムとワッケインの戦力を割かせる事で艦隊戦力を1/3低下させる。続いてドズル艦隊がティアンム艦隊との艦隊戦を開始。ドズル艦隊は戦力差の前に甚大な被害を被るも、イオージマなど殿軍が敵の攻撃を食い止めている間に艦隊に号令を出し、散開による擬装撤退をしつつ[[ミノフスキー粒子]]を活かしてレビル本隊へ向け急速転進。ア・バオア・クーから月を迂回してきた黒い三連星ら特別強襲大隊と共にティアンム艦隊後方のレビル艦隊へ向け突撃を開始する。途中、連邦軍の偵察機がこれを発見・報告するも、ティアンム艦隊の戦果を受け完全に勝利を確信していた連邦軍の将校らはこれを誤報と断言。これが仇となりレビル本隊は真正面からのドズル艦隊の最接近を許し、ドズル艦隊と特別強襲大隊の奇襲攻撃(OVA版ではシャアもレビル艦隊攻撃に参戦)を受け総崩れとなる。レビル艦隊後方のコロンブス級から迎撃のためセイバーフィッシュ部隊が出撃したものの、MSの機動力の前に母艦共々大半が撃墜され、レビル艦隊の残存艦もドズル艦隊の反転攻撃を受け壊滅した。
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健在だったティアンム艦隊はグレート・デギンが展開する最終防衛ラインに接近するも、政治的影響(公王の死亡・本土侵攻)と、未知の本土防衛戦力に対する無補給での攻撃などの理由を考慮し、艦隊を転進。敗走するレビル艦隊の救援に向かった。
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艦隊戦に勝利した公国軍はガルマ率いる空挺部隊をサイド5内部へ侵攻させ、[[テキサス・コロニー]]以外のコロニーを壊滅。作戦の主目的を完遂した。以後の南極条約締結までの流れについては概ね宇宙世紀正史と同様の展開となっている。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
:初出作品。第2話で[[パオロ・カシアス]]の口から[[シャア・アズナブル]]の存在が語られる際に言及され、この戦いで5隻の戦艦がシャアによって沈められたと明らかにした。
 
:初出作品。第2話で[[パオロ・カシアス]]の口から[[シャア・アズナブル]]の存在が語られる際に言及され、この戦いで5隻の戦艦がシャアによって沈められたと明らかにした。
;[[機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑]]
 
:「~1年戦争全記録」に戦闘の推移などルウム戦役に関する詳細な解説が記載されている。
 
 
;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]
 
;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]
 
:公式映像作品における初映像化作品。第二次ブリティッシュ作戦がルナツーから連邦軍艦隊を誘き出すための偽情報と設定されており、作戦の主目的は連邦軍艦隊の撃滅とされた。また、MS部隊と艦隊が完全に別働隊として扱われている。<br/>戦闘開始直前に[[ギレン・ザビ]]がジオン軍将兵に向けて「諸君、歴史を生むべし」の演説を実行。ジオン・連邦双方が横並びに睨み合う中で砲撃戦が行われ、その中での切り札として[[第603技術試験隊]]の[[ヨルムンガンド]]が配備されるが、それは[[モビルスーツ]]部隊の投入を悟らせない為の隠れ蓑であり、直後に[[ザクII]]が投入された事で、戦争の歴史は大きく変化していく事になった。
 
:公式映像作品における初映像化作品。第二次ブリティッシュ作戦がルナツーから連邦軍艦隊を誘き出すための偽情報と設定されており、作戦の主目的は連邦軍艦隊の撃滅とされた。また、MS部隊と艦隊が完全に別働隊として扱われている。<br/>戦闘開始直前に[[ギレン・ザビ]]がジオン軍将兵に向けて「諸君、歴史を生むべし」の演説を実行。ジオン・連邦双方が横並びに睨み合う中で砲撃戦が行われ、その中での切り札として[[第603技術試験隊]]の[[ヨルムンガンド]]が配備されるが、それは[[モビルスーツ]]部隊の投入を悟らせない為の隠れ蓑であり、直後に[[ザクII]]が投入された事で、戦争の歴史は大きく変化していく事になった。
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;1月16日 6時
 
;1月16日 6時
 
:公国軍、撤退を開始。ルウム戦役終結。
 
:公国軍、撤退を開始。ルウム戦役終結。
 
=== THE ORIGINにおける戦闘の推移 ===
 
ルウム戦役の発生が宇宙世紀0079年1月23日へと変更されており、ジオン軍の目的も連邦宇宙艦隊の弱体化に、反ジオン感情の高まるルウムに対する制裁が加わっている。
 
;戦闘発生前
 
:第二次ブリティッシュ作戦を察知した連邦軍は、ジャブローから打ち上げられた第三連合艦隊とレビル麾下の第一連合艦隊が合流後、第一第三連合艦隊を編成し、ティアンムの第二連合艦隊と合わせてはジオン総軍の4倍近い戦力を編成。対する公国軍はドズル中将が御前会議の場で「ティアンム艦隊との総力戦」を表向きの作戦として決定。これをギレンが連邦軍側へリークした事で、連邦軍はコロニーへの攻撃は無いと判断し、守備にあたっていたティアンム艦隊を全軍、艦隊戦へと差し向ける。
 
;ジオン軍の陽動作戦
 
:公国軍はまず陽動のためシャアの部隊に首都ミランダなどのコロニーベイを攻撃させる。これにより、連邦軍の駐留艦隊を封じ込める。これに対して連邦の主力であったレビル艦隊は、カニンガムとワッケインの艦隊を向かわせる。そのためレビル艦隊の艦隊戦力は1/3までに減少した<ref>尚、漫画版ではワッケインの艦隊はシャアの部隊によって壊滅している。</ref>。
 
;ティアンム艦隊との交戦
 
:ドズル艦隊がティアンム艦隊との艦隊戦を開始。ドズル艦隊は、後の作戦を成功させるために遠距離からの攻撃を開始(ほとんど射程外からの攻撃だった模様)。先手を取るも、火力で優位である連邦軍のマゼラン級などにより戦闘発生直後にレトヴィザンや、キーウなどが被弾、損傷または大破している。この戦闘でドズル艦隊は甚大な被害を被るが、ティアンム艦隊の損害は軽微であった。
 
;ドズルの奇策
 
:ティアンム艦隊との交戦で甚大な被害を被るドズル艦隊は、ティアンム艦隊の正面で別れて転針し、撤退に見せかけて慣性航行でティアンム艦隊の後方で合流、そのままレビル艦隊に奇襲を仕掛けるといった作戦を行い、成功している。ティアンム艦隊は撤退するドズル艦隊を追撃するも、見失っている。これは、あらかじめジオン軍が散布していたミノフスキー粒子が有効に働いたためである。
 
:健在だったティアンム艦隊はグレート・デギンが展開する最終防衛ラインに接近するも、政治的影響(公王の死亡・本土侵攻)と、未知の本土防衛戦力に対する無補給での攻撃などの理由を考慮し、艦隊を転進。敗走するレビル艦隊の救援に向かった。
 
:艦隊戦に勝利した公国軍はガルマ率いる空挺部隊をサイド5内部へ侵攻させ、[[テキサス・コロニー]]以外のコロニーを壊滅。作戦の主目的を完遂した。以後の南極条約締結までの流れについては概ね宇宙世紀正史と同様の展開となっている。
 
 
<!-- == 余談 == -->
 
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<!-- *説明 -->
 
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 
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=== 書籍 ===
 
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