「機動戦士ガンダムAGE」を編集中
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== 機動戦士ガンダムAGE(Mobile Suit Gundam AGE) == | == 機動戦士ガンダムAGE(Mobile Suit Gundam AGE) == | ||
− | + | 2011年より放送されたTVガンダムシリーズの第13作目(SDガンダムシリーズは除く)。「AGE」は「エイジ」と読む。<br />TBS系列の毎日放送(MBS)をキー局として地上波放送。また、BSデジタルのBS11でも正月1月1日から放送開始。全49話。 | |
− | 2011年より放送されたTVガンダムシリーズの第13作目(SDガンダムシリーズは除く)。「AGE」は「エイジ」と読む。<br /> | ||
== 製作の経緯 == | == 製作の経緯 == | ||
− | 前作TVシリーズ『[[機動戦士ガンダム00]]』は視聴者に大好評を得て成功、劇場版をもってシリーズは終了した。しかし、現代の時代背景が変わり「ガンダムという作品が高年齢層にしか受けなかった」という現実があった。第1作目の『[[機動戦士ガンダム]] | + | 前作TVシリーズ『[[機動戦士ガンダム00]]』は視聴者に大好評を得て成功、劇場版をもってシリーズは終了した。しかし、現代の時代背景が変わり「ガンダムという作品が高年齢層にしか受けなかった」という現実があった。第1作目の『[[機動戦士ガンダム]]』を初め、多くのガンダム作品が子供向けとして製作が続けられていくが、その視聴対象が「大人」へとシフトしていく。そんな現実を踏まえ、新しいTVシリーズは当初より現代の子供に受け入れられるソフトなイメージで製作することとなった。 |
− | + | そこで、ゲーム製作会社「レベルファイブ」(代表作は『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』等)に企画協力を依頼。また、バンダイが独自に開発した「カードゲーム」と「アミューズゲーム」の連携機である「データカードダス」をベースにした新ゲーム『ガンダムトライエイジ』も稼働。子供らにも「ガンダムというカードゲームを楽しませる」という試みは成功。TV放送に向けた製作準備も同時進行させ、『機動戦士ガンダムAGE』が放送となった。が、正体不明の敵といういわゆる典型的な”子供向け”設定や、どこか牧歌的雰囲気の漂う戦闘の緊迫感の無さなどから、否定意見が多く目立った。 | |
− | + | しかし、制作サイドが世代を重ねる事でMSの性能が極端にインフレをする事を抑える事を重要視されていた為、戦闘シーンのクオリティは回を重ねるごとに上がっていき、原画スタッフに羽山淳一氏や大張正己氏といった有名アニメーターを迎えるなど、スーパーロボット染みたド派手な演出を見せるようになっていった。これに惚れた視聴者も存在する。 | |
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− | + | また、小説版も発売されており、大幅な世界観の変更とともに、アニメでは描写されなかった部分や説明不足だった部分が補完されており、人によっては「もはや別物」と言われている(ただし、第二部では大筋の流れは変わらないがアセムがXラウンダーに対する劣等感を募らせるシーンやビッグリング攻防戦のすべてが省かれていたり、第三部以降のオブライトやユノアなど、一部登場人物や場面の描写に関しては否定意見も目立つようになってきたため、必ずしも良い意味と言う訳ではない)。 | |
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== ストーリー == | == ストーリー == | ||
− | 人類が宇宙へと進出し、[[スペースコロニー]]で生活を行っていた時代。人類同士の戦争は終わり、人々は訪れた平和を享受していた…。しかし、その平和の時代は長くは続かなかった。<br />[[A.G.]](アドバンスド・ジェネレーション)101年。突如として謎の敵「[[UE]]」('''U'''nknown '''E'''nemy/アンノウン・エネミー)が出現し、[[スペースコロニー]]「[[エンジェル]]」を破壊。後に『[[天使の落日]]』と呼ばれるこの事件をきっかけに[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]] | + | 人類が宇宙へと進出し、[[スペースコロニー]]で生活を行っていた時代。人類同士の戦争は終わり、人々は訪れた平和を享受していた…。しかし、その平和の時代は長くは続かなかった。<br />[[A.G.]](アドバンスド・ジェネレーション)101年。突如として謎の敵「[[UE]]」('''U'''nknown '''E'''nemy/アンノウン・エネミー)が出現し、[[スペースコロニー]]「[[エンジェル]]」を破壊。後に『[[天使の落日]]』と呼ばれるこの事件をきっかけに[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]とUEとの間で100年に渡る戦いが始まってしまうのだった。 |
=== 第一部(フリット編) === | === 第一部(フリット編) === | ||
− | + | スペースコロニー「[[オーヴァン]]」に住んでいた少年、フリット・アスノ。彼はそこでUEの襲撃に遭い、両親を殺されてしまう。母マリナは死の間際、フリットに「救世主になれ」と告げて「AGEデバイス」を渡したのだった。<br />それから7年が経ったA.G.115年。スペースコロニー「ノーラ」に移り住んだフリットは、[[エミリー・アモンド|エミリー]]や[[ディケ・ガンヘイル|ディケ]]たちとの学校生活を送る一方、連邦軍の協力を得てAGEデバイスからアスノ家に伝わる伝説の救世主「ガンダム」を模した新型機「[[ガンダムAGE-1 ノーマル|ガンダムAGE-1]]」を完成させる。そこにUEが出現し、街を蹂躙していくが、自らがガンダムに乗ってこれを撃退、ノーラの住民たちと不思議な力を持つ少女[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の救助に成功する。しかしUEの力は強大であり、フリットは第二の故郷であるノーラと親代わりの[[ヘンドリック・ブルーザー|ブルーザー]]を失ってしまう。<br /> | |
UEへの復讐に燃える[[グルーデック・エイノア]]の下、フリットは人類を守る救世主となるべく新造戦艦「[[ディーヴァ]]」に乗り込んでUEとの戦いを続けていく。人類同士の無意味な争いを収めるなど、フリットとガンダムは救世主に違わぬ活躍を見せ、連邦軍の協力が得られない中でも仲間を増やしていった。<br /> | UEへの復讐に燃える[[グルーデック・エイノア]]の下、フリットは人類を守る救世主となるべく新造戦艦「[[ディーヴァ]]」に乗り込んでUEとの戦いを続けていく。人類同士の無意味な争いを収めるなど、フリットとガンダムは救世主に違わぬ活躍を見せ、連邦軍の協力が得られない中でも仲間を増やしていった。<br /> | ||
− | + | そしてついにUEの巣・宇宙要塞アンバットの攻略戦に向かう。しかしUEにより不思議な力"[[Xラウンダー]]"の力を利用されて戦場に引き込まれたユリンを助けられず、死なせてしまう。無力感に苛まれるフリットは、人間の命を弄ぶUEを倒すため、ただ必死に戦闘を続ける。だが、その先には衝撃の事実が待っていた…。これまで異星人だとばかり思っていたUEの正体は移住計画の失敗によりに火星に取り残された悲しき民[[ヴェイガン]]――同じ地球を故郷とする人類であったのだ。 | |
=== 第二部(アセム編) === | === 第二部(アセム編) === | ||
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=== 第三部(キオ編) === | === 第三部(キオ編) === | ||
− | + | 「[[勇気の日]]」から10年が経ったA.G.151年。アセムとロマリーの間に長男が生まれ、「[[キオ・アスノ|キオ]]」と名づけられる。<br />生まれたばかりのキオを抱き上げ、優しく声をかけた後、アセムは漂流船の調査任務へと赴いた。彼はこの任務を最後にパイロットから身を退く事を決心していたが、その任務中に消息を絶ってしまう。捜索が行われたものの家族の下へ戻ってきたのはガンダムの残骸から回収されたAGEシステムとAGEデバイスだけで、アセムの足取りは全く掴めず、やがて軍からは死亡認定された。<br />それから13年後のA.G.164年。成長したキオは祖父らと共に地球の都市「オリバーノーツ」で暮らしていたが、「勇気の日」に合わせるかのごとく突如ヴェイガンの宇宙要塞[[ラ・グラミス]]が出現し、ビッグリング基地を破壊。更に指導者[[フェザール・イゼルカント]]も現れ、地球に住む人々に対して地球侵略計画の最終段階への移行を宣言する。それに呼応して地球に隠れていたヴェイガンの部隊が一斉蜂起。オリバーノーツも父アセムのライバルだったゼハート指揮下の部隊の攻撃を受けて戦場となってしまう。<br />ヴェイガンの攻撃から街を守る為、キオはフリットが密かに造っていた新型機「[[ガンダムAGE-3 ノーマル|ガンダムAGE-3]]」に乗り込み、ゼハートの[[ギラーガ]]に苦戦しつつもフリットやアビス隊のサポート、そしてAGEシステムのおかげもあって撃退に成功する。<br />その後、ディーヴァに乗り込んで各地を転戦。叔母のユノアや幼馴染のウェンディとの再会、戦友となるウットビットとの出会い、実の姉のように慕っていたシャナルアの死など、様々な出会いと別れを経験する。<br />一大攻防戦となった[[ロストロウラン基地|ロストロウラン]]での戦いの後、ディーヴァは宇宙へと上がるが、そこでキオは自らを「キャプテン・アッシュ」と名乗る人物に出会う。そのアッシュに対して何故か暖かさを感じるキオ。実はキャプテン・アッシュの正体は死んだと思われていた父アセムであった。<br />アセムから謎のデータカプセルを受け取ったディーヴァのクルー達はそれを解析。その中には[[EXA-DB]]と呼ばれるものに関する情報であった。「呪われた秘宝」とも呼ばれるそれは過去の戦争で培われた膨大な技術・戦術データが蓄積されており、それを手にすれば両軍のパワーバランスが一変しかねないという程の危険な代物であった。<br />それと時を同じくしてヴェイガンがディーヴァを強襲。ゼハートとザナルドの部隊に挟撃され、キオとガンダムAGE-3を鹵獲されてしまう。それを知ったアセムは動けないディーヴァに代わってキオを救出すべく火星圏に向かった。<br />捕らえられたキオは[[セカンドムーン]]のイゼルカントの元へと連れて行かれ、地球圏の代表としてヴェイガンの世界を見るよう告げられる。見知らぬ街に一人放り出された際に出会ったディーンとルウのアノン兄妹からヴェイガンの民達の実情を聞かされるキオ。[[マーズレイ]]に苦しみ、人としての感情を押し殺してでも生きていかねばならない現実が、そこにはあった。<br />やがてアセムらビシディアンが現れ、キオは救出される。脱出する途中でアノン兄妹の家に向かったキオだったが、そこで見たのは安らかな顔で息を引き取ったルウの姿だった。ディーンから彼女の持っていた日記を渡され、キオは悲しみを押し殺しながらその場を後にするしかなかった。<br />アセムと共にセカンドムーンから離れたキオは、その前にイゼルカントの乗るヴェイガン製のガンダム「[[ガンダムレギルス]]」が立ちはだかった。その戦いの中でイゼルカントの口から語られる「[[プロジェクト・エデン]]」の真の目的――彼は地球の人々の抹殺など考えておらず、地球とヴェイガンの中から戦いを起こさない人間のみを選び出して新たな世界を創ろうとしていたのである。イゼルカントのやり方に賛同できないキオだが、彼の乗るガンダムレギルスを止める事はできず、機体を大破させてしまう。絶体絶命の危機に陥ったその時、ビシディアンの用意していた策略が発動し、何とか窮地を脱する。そしてそのまま火星圏を後にするのだった。 | |
− | それから13年後のA.G. | ||
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− | 一大攻防戦となった[[ロストロウラン基地|ロストロウラン]] | ||
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=== 第四部(三世代編) === | === 第四部(三世代編) === | ||
− | 火星圏から無事に帰還したキオはフリットとアセムにヴェイガンの実情と「プロジェクト・エデン」の全容を話す。父はキオの言葉に理解を示してくれたものの、祖父には聞き入れてはもらえなかった。<br /> | + | 火星圏から無事に帰還したキオはフリットとアセムにヴェイガンの実情と「プロジェクト・エデン」の全容を話す。父はキオの言葉に理解を示してくれたものの、祖父には聞き入れてはもらえなかった。<br />地球連邦軍はヴェイガンに奪われた月の[[ルナベース]]を取り戻すべく、奪還作戦を決行。これに参加したキオは新たなる力「[[ガンダムAGE-FX]]」と共に戦争を一刻も早く止める為、敵を殺さずに戦闘力のみを奪い取る戦い方を始める。それと同時に敵パイロットにも戦いをやめるよう呼びかけるのだった。 |
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== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
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==== 主人公と仲間達 ==== | ==== 主人公と仲間達 ==== | ||
;[[フリット・アスノ]] | ;[[フリット・アスノ]] | ||
− | : | + | :1世代目の主人公。第二部ではアセムとユノアの父でビッグリングの司令官。第三部ではキオの祖父。 |
;[[エミリー・アモンド]] | ;[[エミリー・アモンド]] | ||
:1世代目のヒロイン。第二部ではアセムとユノアの母親。第三部ではキオの祖母。 | :1世代目のヒロイン。第二部ではアセムとユノアの母親。第三部ではキオの祖母。 | ||
91行目: | 50行目: | ||
==== [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]] ==== | ==== [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]] ==== | ||
;[[グルーデック・エイノア]] | ;[[グルーデック・エイノア]] | ||
− | : | + | :ノーラにあるアリンストン基地の副司令官。後にディーヴァの艦長を務めるが…。 |
;[[ミレース・アロイ]] | ;[[ミレース・アロイ]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルーで艦内システムを統括。第二部では艦長を務めている。 |
;[[ラーガン・ドレイス]] | ;[[ラーガン・ドレイス]] | ||
− | :アリンストン基地所属の[[MS]] | + | :アリンストン基地所属の[[MS]]パイロット。 |
;[[ウルフ・エニアクル]] | ;[[ウルフ・エニアクル]] | ||
− | : | + | :「白い狼」と呼ばれるディーヴァ所属のMSパイロット。元はMSレーサーだった。第二部も引き続きディーヴァ所属のMS隊隊長。 |
;[[アダムス・ティネル]] | ;[[アダムス・ティネル]] | ||
:ディーヴァのブリッジクルーの航行統括。「[[機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~|追憶のシド]]」では第7艦隊司令として[[宇宙海賊ビシディアン|ビシディアン]]と接触するが……。 | :ディーヴァのブリッジクルーの航行統括。「[[機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~|追憶のシド]]」では第7艦隊司令として[[宇宙海賊ビシディアン|ビシディアン]]と接触するが……。 | ||
126行目: | 85行目: | ||
;[[ムクレド・マッドーナ]] | ;[[ムクレド・マッドーナ]] | ||
:マッドーナ工房工房長。第二部でも現役。 | :マッドーナ工房工房長。第二部でも現役。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ララバーリー・マッドーナ]] |
:ムクレドの妻。第三部では工房を仕切っている。 | :ムクレドの妻。第三部では工房を仕切っている。 | ||
150行目: | 109行目: | ||
==== 主人公と仲間達 ==== | ==== 主人公と仲間達 ==== | ||
;[[アセム・アスノ]] | ;[[アセム・アスノ]] | ||
− | : | + | :2世代目の主人公。フリットの息子。第三部ではキオの父親 |
;[[ロマリー・ストーン]] | ;[[ロマリー・ストーン]] | ||
:2世代目のヒロイン。第三部ではキオの母親。 | :2世代目のヒロイン。第三部ではキオの母親。 | ||
166行目: | 125行目: | ||
:ディーヴァのMSパイロット。 | :ディーヴァのMSパイロット。 | ||
;[[オブライト・ローレイン]] | ;[[オブライト・ローレイン]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのMSパイロット。実質的副隊長。第三部ではアビス隊のMSパイロット。 |
;[[アラン・ライトニー]] | ;[[アラン・ライトニー]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルーで航行統括 |
;[[イリシャ・ムライ]] | ;[[イリシャ・ムライ]] | ||
:ディーヴァのブリッジクルーで艦内システム統括。ミレース不在時は艦の指揮を取る。 | :ディーヴァのブリッジクルーで艦内システム統括。ミレース不在時は艦の指揮を取る。 | ||
178行目: | 137行目: | ||
:ディーヴァのブリッジクルーで機関ブリッジ担当。 | :ディーヴァのブリッジクルーで機関ブリッジ担当。 | ||
;[[レミ・ルース]] | ;[[レミ・ルース]] | ||
− | : | + | :ディーヴァの整備兵。ディケの助手でオブライトのジェノアスIIの担当。 |
;[[フレデリック・アルグレアス]] | ;[[フレデリック・アルグレアス]] | ||
:ビッグリングの参謀でフリットの腹心。第三部では総司令。 | :ビッグリングの参謀でフリットの腹心。第三部では総司令。 | ||
186行目: | 145行目: | ||
==== ヴェイガン ==== | ==== ヴェイガン ==== | ||
;[[フェザール・イゼルカント]] | ;[[フェザール・イゼルカント]] | ||
− | : | + | :ヴェイガンの最高指導者。 |
;[[ゼハート・ガレット]] | ;[[ゼハート・ガレット]] | ||
− | : | + | :デシルの弟。アセムと友人関係になるのだが…? |
;[[ダズ・ローデン]] | ;[[ダズ・ローデン]] | ||
:ゼハードのお目付け役。 | :ゼハードのお目付け役。 | ||
199行目: | 158行目: | ||
;[[グリン・ライズ]] | ;[[グリン・ライズ]] | ||
:副隊長。 | :副隊長。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[セル・ブラント]] |
: | : | ||
;[[レオ・ルイス]] | ;[[レオ・ルイス]] | ||
217行目: | 176行目: | ||
==== 主人公と仲間達 ==== | ==== 主人公と仲間達 ==== | ||
;[[キオ・アスノ]] | ;[[キオ・アスノ]] | ||
− | : | + | :3世代目の主人公。フリットの孫で、アセムの息子。 |
;[[ウェンディ・ハーツ]] | ;[[ウェンディ・ハーツ]] | ||
− | : | + | :3世代目のヒロイン。 |
;[[ウットビット・ガンヘイル]] | ;[[ウットビット・ガンヘイル]] | ||
:ディケの孫で、アリーサの息子。ディーヴァの整備士。 | :ディケの孫で、アリーサの息子。ディーヴァの整備士。 | ||
− | ;[[レブルス・ラモンド]]<br />[[ケイン・ロイス]]<br />[[ | + | ;[[レブルス・ラモンド]]<br />[[ケイン・ロイス]]<br />[[リジー・ミリウ]] |
:キオの同級生。 | :キオの同級生。 | ||
==== 地球連邦軍 ==== | ==== 地球連邦軍 ==== | ||
;[[ナトーラ・エイナス]] | ;[[ナトーラ・エイナス]] | ||
− | : | + | :ディーヴァの艦長。 |
;[[セリック・アビス]] | ;[[セリック・アビス]] | ||
− | :オリバーノーツMS隊(通称「アビス隊」) | + | :オリバーノーツMS隊(通称「アビス隊」)隊長。 |
;[[シャナルア・マレン]] | ;[[シャナルア・マレン]] | ||
− | : | + | :アビス隊のパイロットだが…。 |
;[[ジョナサン・ギスターブ]] | ;[[ジョナサン・ギスターブ]] | ||
− | : | + | :アビス隊のパイロット。 |
;[[デレク・ジャックロウ]] | ;[[デレク・ジャックロウ]] | ||
− | : | + | :アビス隊のパイロット。 |
;[[オーデック・ヤダン]] | ;[[オーデック・ヤダン]] | ||
− | : | + | :アビス隊のパイロット。 |
;[[デビット・クルード]] | ;[[デビット・クルード]] | ||
− | : | + | :アビス隊パイロット。 |
;[[アリー・レーン]] | ;[[アリー・レーン]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルー。 |
;[[イーサン・シェロウ]] | ;[[イーサン・シェロウ]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルー。 |
;[[ウォン・カストロファ]] | ;[[ウォン・カストロファ]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルー。 |
;[[エイラ・ローズ]] | ;[[エイラ・ローズ]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルー。 |
;[[オトロ・バンダ]] | ;[[オトロ・バンダ]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルー。 |
;[[カール・ドーソン]] | ;[[カール・ドーソン]] | ||
− | : | + | :ディーヴァのブリッジクルー。 |
;[[アンディ・ドレイムス]] | ;[[アンディ・ドレイムス]] | ||
:オリバーノーツ基地司令。 | :オリバーノーツ基地司令。 | ||
257行目: | 216行目: | ||
==== ヴェイガン ==== | ==== ヴェイガン ==== | ||
;[[ザナルド・ベイハート]] | ;[[ザナルド・ベイハート]] | ||
− | : | + | :イゼルカントの側近。 |
;[[フラム・ナラ]] | ;[[フラム・ナラ]] | ||
− | : | + | :ゼハートの部下。実はザナルドからゼハートの監視を命じられている。ドールの妹。 |
;[[レイル・ライト]] | ;[[レイル・ライト]] | ||
:ゼハートの部下。 | :ゼハートの部下。 | ||
269行目: | 228行目: | ||
===== ファントム3 ===== | ===== ファントム3 ===== | ||
;[[ゴドム・タイナム]] | ;[[ゴドム・タイナム]] | ||
− | : | + | :隊長。 |
;[[グラット・オットー]] | ;[[グラット・オットー]] | ||
− | : | + | : |
;[[デモン・ラージ]] | ;[[デモン・ラージ]] | ||
− | : | + | : |
==== [[宇宙海賊ビシディアン]] ==== | ==== [[宇宙海賊ビシディアン]] ==== | ||
285行目: | 244行目: | ||
:オリバーノーツでキオに助けられた子供達。[[機動戦士ガンダム|初代ガンダム]]の[[カツ・ハウィン|カツ]]・[[レツ・コ・ファン|レツ]]・[[キッカ・キタモト|キッカ]]のオマージュ。 | :オリバーノーツでキオに助けられた子供達。[[機動戦士ガンダム|初代ガンダム]]の[[カツ・ハウィン|カツ]]・[[レツ・コ・ファン|レツ]]・[[キッカ・キタモト|キッカ]]のオマージュ。 | ||
;[[ドレーネ・イゼルカント]] | ;[[ドレーネ・イゼルカント]] | ||
− | : | + | :イゼルカントの妻。 |
;[[マリー・メイス]] | ;[[マリー・メイス]] | ||
:イゼルカントの居住の使用人。 | :イゼルカントの居住の使用人。 | ||
;[[ディーン・アノン]] | ;[[ディーン・アノン]] | ||
− | : | + | :セカンドムーンの少年。後に軍に志願する。 |
;[[ルウ・アノン]] | ;[[ルウ・アノン]] | ||
− | : | + | :ディーンの妹。マーズレイによって不治の病にかかっている。 |
=== 第四部 === | === 第四部 === | ||
304行目: | 263行目: | ||
:宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。 | :宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。 | ||
;[[ゼラ・ギンス]] | ;[[ゼラ・ギンス]] | ||
− | : | + | :ヴェイガン最強のパイロット。 |
== 登場メカ == | == 登場メカ == | ||
314行目: | 273行目: | ||
===== ガンダム ===== | ===== ガンダム ===== | ||
;[[ガンダムAGE-1 ノーマル]] | ;[[ガンダムAGE-1 ノーマル]] | ||
− | : | + | :第一部の主役機。四肢を換装することで様々な戦局に対応できる。 |
;[[ガンダムAGE-1 タイタス]] | ;[[ガンダムAGE-1 タイタス]] | ||
− | :AGE- | + | :AGE-1の対バクト用肉弾戦仕様。 |
;[[ガンダムAGE-1 スパロー]] | ;[[ガンダムAGE-1 スパロー]] | ||
− | :AGE- | + | :AGE-1の対ゼダス用の高速白兵戦仕様。 |
===== その他のモビルスーツ ===== | ===== その他のモビルスーツ ===== | ||
366行目: | 325行目: | ||
:高機動型。「Xラウンダー」対応機のプロトタイプでもある。 | :高機動型。「Xラウンダー」対応機のプロトタイプでもある。 | ||
;[[バクト]] | ;[[バクト]] | ||
− | : | + | :重装甲型で、AGE-1のドッズライフルを防ぐ程の防御力を誇る。第二部以降も運用されている。 |
;[[ファルシア]] | ;[[ファルシア]] | ||
:Xラウンダー専用機。 | :Xラウンダー専用機。 | ||
;[[デファース]] | ;[[デファース]] | ||
− | : | + | :地球侵攻用の試作MS。 |
===== 艦船 ===== | ===== 艦船 ===== | ||
385行目: | 344行目: | ||
;[[シャルドール]] | ;[[シャルドール]] | ||
:[[マッドーナ工房]]が販売しているレース用MS。[[シャルドールM|ムクレド機]]も存在する。 | :[[マッドーナ工房]]が販売しているレース用MS。[[シャルドールM|ムクレド機]]も存在する。 | ||
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;[[作業用MS]] | ;[[作業用MS]] | ||
− | : | + | : |
===== 艦船 ===== | ===== 艦船 ===== | ||
419行目: | 374行目: | ||
:AGE-1の量産仕様機。ウェア換装機能も受け継いでいる。一般機の他、[[アデル (ディーヴァカラー)|ディーヴァ配備機]]が存在する。 | :AGE-1の量産仕様機。ウェア換装機能も受け継いでいる。一般機の他、[[アデル (ディーヴァカラー)|ディーヴァ配備機]]が存在する。 | ||
;[[アデルキャノン]] | ;[[アデルキャノン]] | ||
− | : | + | :アデルにキャノンウェアを装備した砲戦用MS。 |
;[[Gバウンサー]] | ;[[Gバウンサー]] | ||
:AGE-1 スパローをベースにした、ウルフ第三の牙。 | :AGE-1 スパローをベースにした、ウルフ第三の牙。 | ||
433行目: | 388行目: | ||
===== モビルスーツ ===== | ===== モビルスーツ ===== | ||
;[[ゼダスR]] | ;[[ゼダスR]] | ||
− | : | + | :ゼダスの改良機。ゼハート専用機。 |
;[[ゼダスM]] | ;[[ゼダスM]] | ||
− | :ゼダスの改良機。[[マジシャンズ8]] | + | :ゼダスの改良機。[[マジシャンズ8]]専用機。 |
;[[ドラド]] | ;[[ドラド]] | ||
− | : | + | :ガフランの後継機。 |
;[[ドラドL]] | ;[[ドラドL]] | ||
:ドラドの指揮官機用。 | :ドラドの指揮官機用。 | ||
445行目: | 400行目: | ||
:デシル専用機。ゼイドラの兄弟機にあたる砲撃戦仕様機。 | :デシル専用機。ゼイドラの兄弟機にあたる砲撃戦仕様機。 | ||
;[[ゼイダルス]] | ;[[ゼイダルス]] | ||
− | : | + | :メデルの専用機。従来のヴェイガンのMSとは異なる特徴を持つ。 |
===== 艦船 ===== | ===== 艦船 ===== | ||
− | ;[[ | + | ;[[メナス]] |
:ゼハートの搭乗する戦闘艦。ゼハートのパーソナルカラーの赤で塗装されている。 | :ゼハートの搭乗する戦闘艦。ゼハートのパーソナルカラーの赤で塗装されている。 | ||
===== 要塞 ===== | ===== 要塞 ===== | ||
;[[ダウネス]] | ;[[ダウネス]] | ||
− | : | + | :超大型移動要塞。 |
=== 第三部 === | === 第三部 === | ||
464行目: | 419行目: | ||
====== ガンダムAGE-3 ====== | ====== ガンダムAGE-3 ====== | ||
;[[ガンダムAGE-3 ノーマル]] | ;[[ガンダムAGE-3 ノーマル]] | ||
− | : | + | :第三部の主役機。 |
;[[ガンダムAGE-3 フォートレス]] | ;[[ガンダムAGE-3 フォートレス]] | ||
− | :AGE- | + | :AGE-3の陸戦砲撃形態。 |
;[[ガンダムAGE-3 オービタル]] | ;[[ガンダムAGE-3 オービタル]] | ||
− | :AGE- | + | :AGE-3の高速宇宙戦形態。 |
===== その他のモビルスーツ ===== | ===== その他のモビルスーツ ===== | ||
492行目: | 447行目: | ||
:第三部での主力量産機。陸戦を重視し、ドラゴン型で設計されている。 | :第三部での主力量産機。陸戦を重視し、ドラゴン型で設計されている。 | ||
;[[ゴメル]] | ;[[ゴメル]] | ||
− | : | + | :ファントム3が搭乗する砂漠戦用MS。 |
;[[ウロッゾ]] | ;[[ウロッゾ]] | ||
:水陸両用MS。 | :水陸両用MS。 | ||
498行目: | 453行目: | ||
:ゼハートのパーソナルカラーの赤で塗装されている。 | :ゼハートのパーソナルカラーの赤で塗装されている。 | ||
;[[レガンナー]] | ;[[レガンナー]] | ||
− | : | + | :デファースの量産仕様機。 |
;[[ザムドラーグ]] | ;[[ザムドラーグ]] | ||
− | : | + | :ザナルド専用の重MS。 |
;[[ガンダムレギルス]] | ;[[ガンダムレギルス]] | ||
:AGE-3オービタルのデータを流用したヴェイガン製のガンダム。 | :AGE-3オービタルのデータを流用したヴェイガン製のガンダム。 | ||
506行目: | 461行目: | ||
===== 艦船 ===== | ===== 艦船 ===== | ||
;[[飛行型戦闘艦]] | ;[[飛行型戦闘艦]] | ||
− | : | + | :ヴェイガンの新型飛行戦艦。ゼハート搭乗艦は赤、ザナルド搭乗艦は青で塗装されている。 |
;[[ファ・ゼオス]] | ;[[ファ・ゼオス]] | ||
:ゼハートがオリバーノーツ襲撃の際に搭乗している飛行型戦闘艦。 | :ゼハートがオリバーノーツ襲撃の際に搭乗している飛行型戦闘艦。 | ||
;[[ファ・ザード]] | ;[[ファ・ザード]] | ||
− | : | + | :ゼハートがディーヴァ挟撃作戦時に乗艦した飛行型戦闘艦。 |
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===== 要塞 ===== | ===== 要塞 ===== | ||
;[[ラ・グラミス]] | ;[[ラ・グラミス]] | ||
− | : | + | :ビッグリングを一撃で破壊出来るディグマゼノン砲を搭載する移動要塞。 |
==== 宇宙海賊ビシディアン ==== | ==== 宇宙海賊ビシディアン ==== | ||
555行目: | 508行目: | ||
:ゼイドラの発展機。 | :ゼイドラの発展機。 | ||
;[[グルドリン]] | ;[[グルドリン]] | ||
− | : | + | :未完成機。 |
;[[ギラーガ改]] | ;[[ギラーガ改]] | ||
:ギラーガの改修機。 | :ギラーガの改修機。 | ||
579行目: | 532行目: | ||
:A.G.以前の旧世紀に起きた戦争。小説版ではアスノ家も関わっているとされている。 | :A.G.以前の旧世紀に起きた戦争。小説版ではアスノ家も関わっているとされている。 | ||
;[[銀の杯条約]] | ;[[銀の杯条約]] | ||
− | : | + | :コロニー国家間戦争終結時に締結された条約で、兵器や兵器の設計図を破棄し、製造を禁止する条約だが、UEが現れてからは実質的に無効となっている他、アスノ家やマッドーナ工房の様なMS鍛冶の間では技術が受け継がれている為、意味を成していないどころか、この条約のせいで連邦軍はヴェイガンとの兵器レベルの差が大きくなってしまった。 |
;[[UE]](Unknown Enemy/アンノウン・エネミー) | ;[[UE]](Unknown Enemy/アンノウン・エネミー) | ||
:第一部の地球側でのヴェイガンの呼称。 | :第一部の地球側でのヴェイガンの呼称。 | ||
595行目: | 548行目: | ||
:脳のX領域にアクセス出来る者達の総称。予知や他者との交信能力を持つ。ヴェイガンでは優遇され専用機の開発や非Xラウンダーに疑似的にXラウンダー能力引き出す効果を持つヘルメット「[[ミューセル]]」など研究が進んでいるが連邦軍では殆ど進んでいない。 | :脳のX領域にアクセス出来る者達の総称。予知や他者との交信能力を持つ。ヴェイガンでは優遇され専用機の開発や非Xラウンダーに疑似的にXラウンダー能力引き出す効果を持つヘルメット「[[ミューセル]]」など研究が進んでいるが連邦軍では殆ど進んでいない。 | ||
;[[宇宙海賊ビシディアン]] | ;[[宇宙海賊ビシディアン]] | ||
− | : | + | :キャプテン・アッシュを首領とする宇宙海賊。主に連邦軍の輸送艦などを襲撃し、物資の強奪を生業としているが、それ以外にもある目的を持って行動している。 |
;[[AGEシステム]] | ;[[AGEシステム]] | ||
:フリットが開発したガンダム、AGEデバイス、AGEビルダーの三位一体の特殊システム。 | :フリットが開発したガンダム、AGEデバイス、AGEビルダーの三位一体の特殊システム。 | ||
;[[EXA-DB]] | ;[[EXA-DB]] | ||
− | : | + | :過去の兵器のデータが納められたデータバンク。ヴェイガンはこれにハッキングを行い兵器のデータを保有し、そのデータからMSを開発しているため、連邦軍以上のMSの開発を可能としている。 |
;[[イヴァース・システム]] | ;[[イヴァース・システム]] | ||
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==== エンディングテーマ ==== | ==== エンディングテーマ ==== | ||
− | ; | + | ;『forget-me-not ~ワスレナグサ~』 |
− | : | + | :作詞=川村結花 作曲=三橋隆幸 編曲=Jin Nakamura 歌=FLOWER |
=== 挿入歌 === | === 挿入歌 === | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
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