「リタ・ベルナル」の版間の差分
(ページの作成:「リタ・ベルナル 声 - 松浦愛弓(ガンダムNT) さまざまな人種の混合を想像させる肌理の細かい肌と真っ黒な瞳をした少女。…」) |
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2019年7月19日 (金) 11:37時点における版
リタ・ベルナル
声 - 松浦愛弓(ガンダムNT)
さまざまな人種の混合を想像させる肌理の細かい肌と真っ黒な瞳をした少女。
母親はコロニー生まれ。ヨナの予想ではひいおばあちゃんも半ば強制移住させられた初期のスペースノイドだったが、母が父親と結婚し家族ごと地球に戻ってきたことで一年戦争時にコロニー落としに被災してしまった。被災後はヨナと同じ孤児院で育つが、ヨナが13歳の頃にティターンズ軍人だったエスコラに引き取られ、それ以来ヨナとは会っていない。ヨナとは異なり魂の存在を信じており、生まれ変わったら鳥になりたいと言っていた。
エスコラに引き取られた後のリタは、ニタ研に送られ、ネオ・ジオングのパイロットと同様にマシーンに繋がる為、頭の一部を空白にさせられていた。ヨナがリタの記憶を含む既知にアクセスし、彼の頭がこしらえた幻では、リタは髪が綺麗に剃られ、その小さな禿頭に手術用のマーキングが無造作に記されていた。 絶望と薬物でリタの瞳は濁っており、その後手術を受けヨナとの思い出も含むマシーンとの連動に不必要な記憶はことごとく消去された。
「不死鳥狩り」から半年前、フェネクスのパイロットになっていたリタはデストロイモードの限界時間が到達する前にライフサインが途絶、機体諸共行方不明となっていた。リタは肉体を失い意識だけがフェネクスに宿った状態となって、約半年もの間宇宙を漂っていた(リタの肉体がどうなったのかは不明。ヨナがフェネクスのコックピットを開けた際には中は無人であった)。 戦いが終わった後、向こう側の世界では、ヨナのイメージで浜辺が形作られていた。向こう側では、ひとりという存在の捉え方が現実とは異なり、リタの存在はヨナが思い出してくれたから再開する事が出来た。リタが昔のままの姿なのはヨナの思いで彼女をその形に留めていたからだったが、既知の中でヨナが冷たいベッドに横たわるリタの姿を見てしまった為、顔がはっきりと見えなくなっていた。 リタもその一部となっている全体は、もしネオ・ジオングがフロンタルの下に渡っていたら時空をも操る力を発揮し世界の界面に大穴を開ける可能性があり、それを防ぐために呼びかけを行った。体の代わりとなるサイコフレームで作られたフェネクスには宿ることは出来ても働きかけることは出来ず、ヨナの手助けが必要だった。 最後は、ヨナに見送られながらリタの魂をのせた鳥が飛んでいった。
リタ・ベルナル
声 - 松浦愛弓
主人公のひとり。地球連邦軍宇宙軍所属。階級は少尉。存命であればヨナやミシェルと同い年のはずだが、物語開始時点で生死不明。劇中の回想やヨナの夢の中では、離別前の15歳または、コロニー落としを予言した8歳の姿で登場する。
幼少期からニュータイプ能力に目覚めており、グリプス戦役終結後もひそかに被験者として人体実験を受け続け、宇宙世紀0095年に能力を見込まれてフェネクスのテストパイロットとなるが、起動実験中に暴走事故を起こして消息不明となる。実際にはその際に死亡しており、その後は魂だけがフェネクスのサイコフレームと一体化した状態で宇宙をさまよっていたが、IIネオ・ジオングが宇宙に破壊をもたらすものであることを察知し再び姿を現す。
「生まれ変わったら鳥になりたい」という願望をヨナと引き裂かれる前に語っており、それに対する返事を言えなかったという記憶がヨナの中で夢や幻覚として幾度も繰り返され、後悔となってくすぶり続ける。
映画の結末では、リタが8歳の頃から自分の将来に降りかかることを予見しており、IIネオ・ジオングを倒すために自分たち3人が必要で、どのような結末になるかを悟っていたことが明かされ、二人をこの運命に巻き込んでしまったことを謝るシーンがある。