戦術予報士

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機動戦士ガンダム00で設定されている職業。

国連が認める国際的な民間技師資格の一つ。 この呼称は、軍属であることを前提としないという点を強く推す為のもの。 太陽光発電紛争もあって、各地でMSを使用する規模の武力衝突も頻発し、民間の農業経営者も自衛の為にPMCを雇用する世界において、 軍に委託せずとも紛争を鎮圧する人員が必要と判断され設立された。

統計学や戦術史等の様々な分野を基にして、「事象の確率を推定し、取捨選択で戦術を立てる」、つまり「過去の事例から戦術を予測(予報)する」仕事である。一般的には、参謀役として作戦立案して、司令官に提案するのが主な任務となる。

スメラギ・李・ノリエガは、CB前線部隊の人員を最小限に抑える目的で、例外的に司令官役を兼任することとなった。 カティ・マネキンは学生時代に戦術予報士としての優秀さを認められて軍にスカウトされた人間で、軍属としての経験も豊富であるが故に指揮官となっている。 ちなみに、劇中たった二人の戦術予報士である彼女らは、大学でその研究を重ねている。


上記のように民間の国家資格だが、正規軍にスカウトされるような、実戦で戦術予報士としての実績を重ねた優秀な人間はそう多くない。 多くの戦術予報士は、統計学等を応用した情勢の読みを活かして、株の売買等で生計を立てているという。