レイモンド・ビショップ
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レイモンド・ビショップ(Raymond Bishop)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 声優:岡 和男
- 種族:人間
- 性別:男性
- 年齢:
- 身長:
- 体重:
- 所属:ネオ・フランス
- 役職・称号など:ネオフランス代表クルー、サンド家執事
- 主な搭乗機:バトラーベンスンマム
- キャラクターデザイン:逢坂浩司
ネオフランスのメカニックと通信オペレーターを担当する。ジョルジュ・ド・サンドの生家であるサンド家に仕える執事。口ひげを蓄えたいかにも紳士といった風貌で、柔らかい物腰とぴんとはった背筋からは大人の威厳すら感じさせる。 サンド家に45年仕えた古老の執事で「ジョルジュのおしめを替えたこともある」というほどに仕事という枠を越えた深い親愛と誇りを持っている。公私ともにジョルジュのサポートに徹しており、剣の達人で、ジョルジュに剣の手ほどきをしたのも彼。さらにモビルファイターの操作もでき、ジョルジュのトレーニング相手も務める(しかも旧式のハンドル操作)。幼少時代から家族同然に接してきたためか、ジョルジュの成長を何よりの楽しみにしているが、その身を心配するあまり少々過保護な面も。過去のトラウマからデビルガンダムの幻影に怯えるジョルジュを案じ、密かにドモンやレインに相談していたが「(弱みをライバルに相談されるという)恥をかかされた」と一方的に解雇されてしまう。一時は失意のどん底にあったが、窮地に陥ったジョルジュの報を聞き、我が身を顧みず駆けつけその窮地を救う。 その後は強く成長していく彼を見守り続けた。
自己主張をあまりするタイプではないが整備、通信、トレーニングに加えて大会中のジョルジュの身の回りの世話もできてしまうスーパー執事。旧式モビルスーツを手足のように操り、「昔とった杵柄」と言いながらもミサイルを掴み取るなどの優れた技術を持っている。勤続45年という口ぶりから(ジョルジュの年齢から考えると)おそらく現当主よりも前にサンド家に雇われていたのだろうが、その過去の一切は語らないという奥ゆかしく謎めいた人物。
登場作品と役柄
- 機動武闘伝Gガンダム
- ジョルジュの「執事」であり「じいや」。普段は余裕のある落ち着いた姿を見せていたが、ジョルジュの事となるとあたふたと心配し、あるいは熱く鼓舞するなど「雇用者と労働者」の関係を越えた絆で結ばれていた。
人間関係
- ジョルジュ・ド・サンド
- 主人。誰よりも深い愛情を注ぐ相手だが、それでいて自己主張を行わず一歩退いたところから見守り続けた。時々その身を案じるあまり執事の領分を越えてしまうこともあったが、それもジョルジュが相手であるがため。家族同然の間柄である。
- マリアルイゼ
- ジョルジュが忠誠を誓う相手。その好意には気づいているようで、なかなか深まらない仲を微笑ましく見守る。
名台詞
- 「このレイモンド。だてに45年間、サンド家の執事を務めてまいったわけではありません。まだまだっ!」
- ジョルジュとのトレーニングで。ネオフランス代表に選出されるほどに成長したジョルジュの剣は(機体の性能差もあるだろうが)ますます冴え渡っていた。しかし剣の手ほどきをしたのは自分、という自負からか珍しく食い下がる。気魄のこもった剣ではあるが悠々躱すジョルジュ。しかし……
- 「執事生活45年、ジョルジュ様のおしめを取り替えた事すらあるこの私が……クビ……オヤジ!コーヒーおかわり!」
- 迷いを断ち切らせるために独断でドモンに相談を持ちかけていたことをジョルジュに知られ、解雇されてしまう。そのショックからか、市街のカフェで「やけコーヒー」をあおる。その悲嘆に暮れた姿から心中察して余りあるが、自暴自棄になっても理性的にコーヒーを選ぶところが彼らしい。一方、解雇したジョルジュも身近にいたレイモンドの存在を実感している描写もあり、この解雇がカッとなったジョルジュの短絡であったことが伺える。
- 「例えクビにされたとあっても、お側を離れるべきではなかった!」
- ジョルジュのトラウマの元凶、ジャン・ピエール・ミラボーが脱獄したと聞いて、バトラーベンスンマムを駆りジョルジュの下へと駆けつける。その見返りを求めない姿に無私の忠誠がありありと見て取れる。その想いを反映するかのようにバトラーベンスンマムは機体性能を遥かに越えた機動で崖を飛び越えた。
- 「ジョルジュ様!負けてはなりませぬ!闘うのです!そして悪の心に打ち勝つのです!!」
- 絶体絶命の危機に陥ったジョルジュの前に現れて。過去のトラウマに打ちのめされ、膝を折ってしまったジョルジュを我が身を盾にしながらも鼓舞する。
- 「ジョルジュ様、お気を確かに!どうか拳をおさめ下さい!討つべきはミラボーではありません、あなたの心に巣食う、悪魔です!!」
- 怒りのあまり決着が付いたにも関わらずミラボーへの攻撃を止めず、ドモンが割って入るも耳をかそうとしないジョルジュへ。この一言でジョルジュは正気に戻り、シャッフルの紋章の力でデビルガンダムの呪縛を解く。
搭乗機体・関連機体
- バトラーベンスンマム
- ネオフランスでは量産機であったが、現在では型落ちの旧式機。モビルトレースシステムを採用しておらず、ハンドル操作になっている。出力や機動性は不明。マニュピレーターは3本指のクローハンドだが簡単な作業や武器を持ったりはできる。劇中ではジョルジュ・ド・サンドのガンダムローズとスパーリングを行っていたが軽くあしらわれてしまった。旧式とはいえパイロットの技量如何ではある程度までは引き出せるようで、ジョルジュの危機には驚嘆の性能を発揮した。