「Newガンダムブレイカー」を編集中
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− | : | + | :かなり大幅にゲームシステムを変更したため、先行体験会やβ版のプレイヤーからは不安の声が聞かれていたが、発売直前に「Newガンダムブレイカー発売後の追加・向上予定内容に関して」という告知が行われるなど心配なスタート。それもそのはず、対人間戦を主眼に入れてしまったためか、肝心のバトルはこれまでの「創懐(そうかい」と題した爽快なアクションは鳴りを潜め、非常に小ぢんまりとしたアクションゲームへと変貌。敵も味方も吹き飛びすぎないように控えめに、またあまりにも連続して攻撃が当たらないようにすぐダウンしてしまう。また、ダウン中に攻撃が当たると対戦では「ハメ」になってしまうため無敵時間を生じさせる必要があるが、数秒間完全に攻撃が当たらない状態になり攻撃が無駄撃ちになってしまうなど非常にテンポが悪くなっている。さらに、ミッション達成のどの敵を優先して狙うかを選択する必要があるが、敵が多すぎるためにロックオンカーソルの挙動が意図しない動作をするようになり、加えて自機とターゲットとの高低差が少しでも付くとカメラが極端に寄ってしまい、周囲が全く見えなくなる(いわゆるモンハンカメラ)などの挙動も相まって単純に理不尽なだけになってしまっている。敵機が爆発系の武器を持っていると、プレイヤーはひたすらダウンさせられ続けて何もできないなどはザラ。特にパーフェクトグレード機体やモビルアーマー戦では何をされているのかわからないがとにかく攻撃を喰らい続けるほど。 |
− | + | :カスタマイズもこれまでの成長性を完全に排除。「パーツの性能差が絶対的な戦力の差」になっており、対人戦を意識しているためかパーツごとのステータスの違いも非常に小さいか同一で、固有のオプション武装やスキルも廃止されたためパーツごとの差を埋めることができなくなっている。インナーフレームごとに存在する固有スキルを育てる要素はあるものの、同時に付けられるものは2つまで。「3」までの「パーツを育てる」という要素を廃したために「強いパーツ」と「弱いパーツ」がよりはっきりしてしまい、機体のカスタマイズの自由度も失ってしまった。 | |
− | + | :新しい成長要素であるフレームアビリティはインナーフレームごとに存在するパッシブスキルだが、成長に要する時間はこれまでのパーツ育成の比ではなく、単純にプレイヤーへ苦痛を与えるだけとなっている。育てるにはシングルかマルチでミッションを完了(成否は問わない)する必要があるが、バトルの成果や難易度は考慮されずシングルは100、マルチは勝利時200で敗北時100と固定されており、高難易度では高性能なパーツを入手しやすく、育成もしやすくなった過去作よりも育成難易度が高いと感じるプレイヤーが多い。 | |
− | + | :ガンプラのショップ価格もこれまでと比べるとべらぼうに高い。過去作だと一体丸々入って幾ら、だったのが今作ではパーツ単位で購入を強いられ、しかもその価格は過去作でのガンプラ1体分ほど。また今作は過去作よりも圧倒的にゲーム内通貨が入手しにくく、どれだけ効率を極めてもパーツが高価なガンプラだと1体分のパーツだけで数十時間は必要となる。ここでもパーツ育成要素が無くなった点や、それによるシングルプレイでの難易度設定の排除などの影響が伺える。 | |
− | + | :対戦ツールとしても不出来な部分が多い。今作は他の対戦ゲームのように、予めチームを組んだ状態で出撃も可能となってはいる。しかし、チームを組んだ状態で機体を変更することは出来ず、変更したい場合は一旦チームを離脱しなければならない。またマッチング中にエラーが発生した場合や、正常に対戦が終了した場合でさえチームは解散してしまう。つまりチームを組んでも維持する術が無いため、固定のチームを組んで遊びたいプレイヤーは対戦が終わるたびにチームを作り直す必要があり、テンポが物凄く悪い。 | |
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:最後にゲームとして深刻なのが一時的なフリーズの多発。これはシングル、マルチ問わず発生し、特にシングルでのデジタル空間での戦闘では最大で5秒以上(PS4 Proの場合)フリーズしたままBGMが流れるため、完全にフリーズしてしまったのかと見紛うことも。これは戦闘中だけでなく、オプション画面に行く、オプション画面から出る、セットアップ画面に入る、セットアップ画面からアセンブル画面に入る...などあらゆる場所で起こるため、非常にテンポが悪い。前作もVITA版ではレスポンスの問題がある箇所はあったが、本作はそれ以上である。 | :最後にゲームとして深刻なのが一時的なフリーズの多発。これはシングル、マルチ問わず発生し、特にシングルでのデジタル空間での戦闘では最大で5秒以上(PS4 Proの場合)フリーズしたままBGMが流れるため、完全にフリーズしてしまったのかと見紛うことも。これは戦闘中だけでなく、オプション画面に行く、オプション画面から出る、セットアップ画面に入る、セットアップ画面からアセンブル画面に入る...などあらゆる場所で起こるため、非常にテンポが悪い。前作もVITA版ではレスポンスの問題がある箇所はあったが、本作はそれ以上である。 | ||
− | + | :「New」でのリアルタイムな「対戦」の実現のためになされたであろう調整は、「3」までに積み上げてきたガンダムブレイカーを完全に捨て去ることと同義であったともいえる。発売直後の時点ではファンから好意的な声が聞かれることはほとんどなく、以降の調整次第ではあるが、現状では1から作り直す必要があるほどに「ガンダムブレイカー」とは別物になってしまっているという評価を下されている。 | |
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=== メディアミキシング === | === メディアミキシング === | ||
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===余談=== | ===余談=== | ||
− | :今作の開発に、旧作の開発陣が参加していないことが後に判明。原因はUE4の採用によるものと見られている。パーツ単位での設定ミス(フィン・ファンネルの曲がる方向が逆向き、など) | + | :今作の開発に、旧作の開発陣が参加していないことが後に判明。原因はUE4の採用によるものと見られている。パーツ単位での設定ミス(フィン・ファンネルの曲がる方向が逆向き、など)が露呈するなどの問題も浮上している。 |
== 発売後の動向 == | == 発売後の動向 == |