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| 本体重量 = 30.2t
| 本体重量 = 30.2t
| 主動力 =[[エイハブ・リアクター]]
| 主動力 =[[エイハブ・リアクター]]
| フレーム = [[グレイズ・フレーム]]
| 装甲材質 = [[ナノラミネートアーマー]]
| 装甲材質 = [[ナノラミネートアーマー]]
| 開発組織 =[[ギャラルホルン]]
| 開発組織 =[[ギャラルホルン]]
== 概要 ==
== 概要 ==
[[ギャラルホルン]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。同組織の最新鋭主力機であり、[[グリムゲルデ]]の[[ヴァルキリア・フレーム]]の基本構造を踏襲しつつ再設計し「[[ゲイレール・フレーム]]」を挟んで開発された「グレイズ・フレーム」が採用された機体である。このフレームは「構造の単純化」という開発思想に基づいて構成素材数の大幅圧縮を行っており、PD323年代の技術の集大成とも言える代物である。これに伴い開発・運用コストの低減化が達成され、環境に左右されない汎用性の高さも有している。また安定性にも優れている。動力源は[[エイハブ・リアクター]]、装甲材も[[ナノラミネートアーマー]]の施された物を使用。コクピットは通常のスティック、ペダル併用型で、[[阿頼耶識システム]]は搭載されていない(GHでは施術者の反乱を警戒して行われた情報操作によって「阿頼耶識は非人道的なシステム」という考えを持っている人間が多く、阿頼耶識の施術自体が違法となっている為)。<br />頭部には球体センサーを1基内蔵している。エイハブ・ウェーブや赤外線等の計測が可能で、長距離からの光学望遠や精密測定時には頭部装甲が上下に展開してセンサー自体を露出させセンサー精度を上げる仕組みとなっている。<br />背部にはブースターユニットが設置され、宇宙空間における高速移動を可能とする。重力下での運用時には背部から腰部に移動し、装甲も機動性を重視して軽量化されたタイプへと換装される。
[[ギャラルホルン]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。同組織の最新鋭主力機であり、[[グリムゲルデ]]の[[ヴァルキリア・フレーム]]の基本構造を踏襲しつつ再設計し「[[ゲイレール・フレーム]]」を挟んで開発された「[[グレイズ・フレーム]]」が採用された機体である。このフレームは「構造の単純化」という開発思想に基づいて構成素材数の大幅圧縮を行っており、P.D.323年代の技術の集大成とも言える代物である。これに伴い開発・運用コストの低減化が達成され、運用環境に左右されない汎用性の高さも有している。また安定性にも優れている。動力源は[[エイハブ・リアクター]]、装甲材も[[ナノラミネートアーマー]]の施された物を使用。コクピットは通常のスティック、ペダル併用型で、[[阿頼耶識システム]]は搭載されていない(GHでは施術者の反乱を警戒して行われた情報操作によって「阿頼耶識は非人道的なシステム」という考えを持っている人間が多く、阿頼耶識の施術自体が違法となっている為)。<br />頭部には球体センサーを1基内蔵している。エイハブ・ウェーブや赤外線等の計測が可能で、長距離からの光学望遠や精密測定時には頭部装甲が上下に展開してセンサー自体を露出させセンサー精度を上げる仕組みとなっている。<br />背部にはブースターユニットが設置され、宇宙空間における高速移動を可能とする。重力下での運用時には背部から腰部に移動し、装甲も機動性を重視して軽量化されたタイプへと換装される。
ちなみに脹脛部にも開閉式スラスターが存在し、使用しない時は閉じておく事で被弾した場合の機体損傷率を下げている。<br />オプションや武装は豊富に用意されており、距離を問わず、また主力・支援の両方で力を発揮できる万能機として完成している。操作性や整備性も良好と非常に優秀である事からパイロットやメカニック共々高評価を得ている。また拡張性も高く多くの派生機も作られている。
ちなみに脹脛部にも開閉式スラスターが存在し、使用しない時は閉じておく事で被弾した場合の機体損傷率を下げている。<br />オプションや武装は豊富に用意されており、距離を問わず、また主力・支援の両方で力を発揮できる万能機として完成している。操作性や整備性も良好と非常に優秀である事からパイロットやメカニック共々高評価を得ている。また拡張性も高く多くの派生機も作られている。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
;GR-W01 120mm25口径ライフル
;GR-W01 120mm25口径ライフル
:携行式の速射砲。高い集弾性を持ち、メインウェポンとしてはもちろん支援武器としても有効である。精密射撃用のサブグリップも設置されている。両側面にはマガジンが取り付けられ、丸型と四角型の2種類が存在する。<br />銃身は着脱が可能で、外した基幹部のみの状態でも発砲できる。
:携行式の速射砲。高い集弾性を持ち、メインウェポンとしてはもちろん支援武器としても有効である。精密射撃用のサブグリップも設置されており、またグリップ下部には手首アーマーに接続する事で保持力を強化するパーツが付いている。グリップ部両側面に手を覆う様な形でマガジンが取り付けられており、丸型と四角型の2種類が存在する。<br />銃身は着脱が可能で、外した基幹部のみの状態でも発砲できる。
:;GR-Es01 ショートライフル
:;GR-Es01 ショートライフル
::120mmライフルの銃身を外した状態。片腕でも保持し易くなる代わりに有効射程や集弾性が落ちる。<br />バトルアックスと併用する際にこちらをよく使用する。
::120mmライフルの銃身を外した状態。片腕でも保持し易くなる代わりに有効射程や集弾性が落ちる。<br />バトルアックスと併用する際にこちらをよく使用する。
:対MS戦闘用の白兵武装。直接打撃によってナノラミネートアーマーを破壊する。
:対MS戦闘用の白兵武装。直接打撃によってナノラミネートアーマーを破壊する。
;GR-H02 バトルブレード
;GR-H02 バトルブレード
:対MS戦闘用の白兵兵装で、地球上におけるグレイズの主装備。重力下で姿勢制御システムにかかる負荷を抑えるべく軽量化が図られ、剣ではあるが切るよりも叩き割る事に重きを置きバトルアックスよりも劣るもの破壊力は高い。バトルアックスとは違いサイドアーマーにラックできない為、未使用時はマルチラックを持つバックパックにマウントされている(宇宙用だとブースターが背中に来るので基本的に装備されない)。
:対MS戦闘用の白兵兵装で、地球上におけるグレイズの主装備。重力下で姿勢制御システムに掛かる負荷を抑えるべく軽量化が図られ、剣ではあるが切るよりも叩き割る事に重きを置きバトルアックスよりも劣るもの破壊力は高い。バトルアックスとは違いサイドアーマーにラックできない為、未使用時はマルチラックを持つバックパックにマウントされている(宇宙用だとブースターが背中に来るので基本的に装備されない)。
;GR-W02 320mmバズーカ砲
;GR-W02 320mmバズーカ砲
:標準武装として開発された大型火器。ロケット弾を発射する。<br />スライドレール式マウントラック付きの専用肩部装甲が用意されており、換装する事でマウントしたままの発射が可能となる。
:標準武装として開発された大型火器。ロケット弾を発射する。<br />スライドレール式マウントラック付きの専用肩部装甲が用意されており、換装する事でマウントしたままの発射が可能となる。
;GR-E01 8.8mシールド
;GR-E01 8.8mシールド
:ナノラミネートアーマーを施された盾。耐熱仕様となっている。耐久性も高い。
:[[ナノラミネートアーマー]]を施された盾。耐熱仕様となっている。耐久性も高い。
;ダインスレイヴ
;ダインスレイヴ
:MSのフレームに使われる高硬度レアアロイ製の杭状特殊弾体を射出する大型レールガン機構。使用に関しては左腕を丸ごと砲撃ユニットに換装し頭部も専用の長距離射撃用の物に換装されて撃ち放つ代物で、様々な制限はあるがMSや戦艦の表面に塗装されているナノラミネートアーマーを難なく貫いて破壊する程の威力を持ち劇中に登場する兵器の中でも最大級の破壊力を誇る。<br />単発式で2発目以降は別の機体が外部から弾体を装填する必要がある。本来はその威力から(弾薬も含め)非人道兵器として禁止になっているが、ギャラルホルンは状況に応じて規制を解除する事が可能であり、アリアンロッド艦隊は多くのダインスレイヴを所持している。
:MSのフレームに使われる高硬度レアアロイ製の杭状特殊弾体を射出する大型レールガン機構。使用に関しては左腕を丸ごと砲撃ユニットに換装し頭部も専用の長距離射撃用の物に換装されて撃ち放つ代物で、様々な制限はあるがMSや戦艦の表面に塗装されているナノラミネートアーマーを難なく貫いて破壊する程の威力を持ち劇中に登場する兵器の中でも最大級の破壊力を誇る。<br />単発式で2発目以降は別の機体が外部から弾体を装填する必要がある。本来はその威力から(弾薬も含め)非人道兵器として禁止になっているが、ギャラルホルンは状況に応じて規制を解除する事が可能であり、アリアンロッド艦隊は多くのダインスレイヴを所持している。