:エドモントン戦の後は新たに鉄華団の拡大に貢献。1年の時を経て、組織の長としての貫録と覚悟を身に付けていく。それに伴い、シュマグを巻くのをやめて、スーツを着用。デクスターやメリビットの助けを借りて、慣れないデスクワークもこなしていく。<br />だが、テイワズとアーブラウの計らいとは言え、火星本部の運営も決して安定していない手一杯な状態で鉄華団の地球支部を設立してしまった結果、地球支部での問題までは手が回らない状態が続き、更に[[マクギリス・ファリド]]と繋がりを持ち過ぎた事も大きく災いし、彼と政敵関係にある[[ラスタル・エリオン]]からも、鉄華団が「ギャラルホルン内部でのクーデターを目論んでいるマクギリスの同盟組織」として目を付けられてしまい、結果としてテイワズから監査に来ていて不満を溜め込んでいたラディーチェが、ラスタルの盟友であるガラン・モッサに唆されて裏切る事態を招いてしまう。ラスタルの謀略により、地球支部が爆破テロと紛争に巻き込まれ、裏切り者のラディーチェは処刑されたが、多大な被害を受けた鉄華団の地球支部は閉鎖。地球から撤退する事態になってしまう。<br />その後、モンタークに扮して接触してきたマクギリスから、近々自分達がラスタル率いるアリアンロッドと全面対決する事になるという予想を打ち明けられ、協力の見返りとしてギャラルホルン火星支部全ての権限の委譲…つまりは『火星の王』になることを示唆されたオルガは、自身について来る団員達の為にと受ける。この密約は親組織のテイワズにも報告したが、ギャラルホルンの政争とも関わる重要な案件をオルガの勝手な判断で決めてしまった上、火星の王になるということは、鉄華団が親組織のテイワズより肥大化しかねない不安定な立場へと変わりつつあることも意味していた。当然、テイワズの幹部達からは不安視されるも、ボスである[[マクマード・バリストン|マクマード]]の了承を得る事には成功。だが、裏切らないことの証として、自身の杯を預けることになる。<br />しかし、前々から急速に拡大化していく鉄華団を快く思っていない[[ジャスレイ・ドノミコルス]]が不満を爆発させた結果、鉄華団の後ろ盾であったタービンズが[[イオク・クジャン]]と結託した策略によって壊滅。それでも揉め事はまずいと我慢していたが、挑発も兼ねてタービンズの生き残りの一人であったラフタが射殺されてしまい、その仇討ちの為に鉄華団をテイワズから脱退させることになる。ジャスレイを討伐したは良いものの、完全に後ろ盾を失って振り出しに戻った結果、最後の希望であるマクギリスの革命に参加。だが、マクギリスの本質やその思考を読み切れなかった事が大きな仇となり、[[ガンダム・バエル]]の影響力を過剰なまでに神聖視し過ぎていた上に、マクギリス自身が過去に行っていた悪行([[カルタ・イシュー]]や[[ガエリオ・ボードウィン]]を裏切る形での謀殺の事で、これらの事実を鉄華団はおろかオルガすら知らなかった)も暴露された結果、他のセブンスターズからの協力は得られず、[[ノルバ・シノ]]を始めとする多数の犠牲を出す形で革命も失敗。オルガは火星の王になるどころか、鉄華団全体が宇宙規模のお尋ね者になってしまう。<br />追い詰められたオルガはラスタルと連絡を取り、マクギリスやバエルの引き渡し、そして自らの命を条件に、鉄華団のメンバーの命だけでも見逃してもらおうとする。しかし、オルガやマクギリスの起こした革命は、自身の想像をはるかに上回る程の混乱を世界中にもたらしてしまっており、ギャラルホルンの名誉失墜も最早二人の命だけでは払拭出来なくなっていた事実から、要求を拒否されてしまう。鉄華団の本部がギャラルホルンに包囲され、「アリアンロッドは鉄華団に降伏勧告したが拒否された」という偽の報道がなされる中、本部自爆と戸籍改竄で団員たちを生き残らせるための方法を見つけ出す。本部の通信設備がギャラルホルンのせいで使えないことから、アドモス商会に赴き、そこの通信設備を使い、地球の[[蒔苗東護ノ介]]に頼んで戸籍改竄を了承してもらうが、その帰り道に独断で動いていた[[ノブリス・ゴルドン]]の部下の襲撃を受け、三日月から借りた銃で退けながらも致命傷を負った事から死亡する末路となった。 | :エドモントン戦の後は新たに鉄華団の拡大に貢献。1年の時を経て、組織の長としての貫録と覚悟を身に付けていく。それに伴い、シュマグを巻くのをやめて、スーツを着用。デクスターやメリビットの助けを借りて、慣れないデスクワークもこなしていく。<br />だが、テイワズとアーブラウの計らいとは言え、火星本部の運営も決して安定していない手一杯な状態で鉄華団の地球支部を設立してしまった結果、地球支部での問題までは手が回らない状態が続き、更に[[マクギリス・ファリド]]と繋がりを持ち過ぎた事も大きく災いし、彼と政敵関係にある[[ラスタル・エリオン]]からも、鉄華団が「ギャラルホルン内部でのクーデターを目論んでいるマクギリスの同盟組織」として目を付けられてしまい、結果としてテイワズから監査に来ていて不満を溜め込んでいたラディーチェが、ラスタルの盟友であるガラン・モッサに唆されて裏切る事態を招いてしまう。ラスタルの謀略により、地球支部が爆破テロと紛争に巻き込まれ、裏切り者のラディーチェは処刑されたが、多大な被害を受けた鉄華団の地球支部は閉鎖。地球から撤退する事態になってしまう。<br />その後、モンタークに扮して接触してきたマクギリスから、近々自分達がラスタル率いるアリアンロッドと全面対決する事になるという予想を打ち明けられ、協力の見返りとしてギャラルホルン火星支部全ての権限の委譲…つまりは『火星の王』になることを示唆されたオルガは、自身について来る団員達の為にと受ける。この密約は親組織のテイワズにも報告したが、ギャラルホルンの政争とも関わる重要な案件をオルガの勝手な判断で決めてしまった上、火星の王になるということは、鉄華団が親組織のテイワズより肥大化しかねない不安定な立場へと変わりつつあることも意味していた。当然、テイワズの幹部達からは不安視されるも、ボスである[[マクマード・バリストン|マクマード]]の了承を得る事には成功。だが、裏切らないことの証として、自身の杯を預けることになる。<br />しかし、前々から急速に拡大化していく鉄華団を快く思っていない[[ジャスレイ・ドノミコルス]]が不満を爆発させた結果、鉄華団の後ろ盾であったタービンズが[[イオク・クジャン]]と結託した策略によって壊滅。それでも揉め事はまずいと我慢していたが、挑発も兼ねてタービンズの生き残りの一人であったラフタが射殺されてしまい、その仇討ちの為に鉄華団をテイワズから脱退させることになる。ジャスレイを討伐したは良いものの、完全に後ろ盾を失って振り出しに戻った結果、最後の希望であるマクギリスの革命に参加。だが、マクギリスの本質やその思考を読み切れなかった事が大きな仇となり、[[ガンダム・バエル]]の影響力を過剰なまでに神聖視し過ぎていた上に、マクギリス自身が過去に行っていた悪行([[カルタ・イシュー]]や[[ガエリオ・ボードウィン]]を裏切る形での謀殺の事で、これらの事実を鉄華団はおろかオルガすら知らなかった)も暴露された結果、他のセブンスターズからの協力は得られず、[[ノルバ・シノ]]を始めとする多数の犠牲を出す形で革命も失敗。オルガは火星の王になるどころか、鉄華団全体が宇宙規模のお尋ね者になってしまう。<br />追い詰められたオルガはラスタルと連絡を取り、マクギリスやバエルの引き渡し、そして自らの命を条件に、鉄華団のメンバーの命だけでも見逃してもらおうとする。しかし、オルガやマクギリスの起こした革命は、自身の想像をはるかに上回る程の混乱を世界中にもたらしてしまっており、ギャラルホルンの名誉失墜も最早二人の命だけでは払拭出来なくなっていた事実から、要求を拒否されてしまう。鉄華団の本部がギャラルホルンに包囲され、「アリアンロッドは鉄華団に降伏勧告したが拒否された」という偽の報道がなされる中、本部自爆と戸籍改竄で団員たちを生き残らせるための方法を見つけ出す。本部の通信設備がギャラルホルンのせいで使えないことから、アドモス商会に赴き、そこの通信設備を使い、地球の[[蒔苗東護ノ介]]に頼んで戸籍改竄を了承してもらうが、その帰り道に独断で動いていた[[ノブリス・ゴルドン]]の部下の襲撃を受け、三日月から借りた銃で退けながらも致命傷を負った事から死亡する末路となった。 |