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30 バイト除去 、 2023年12月8日 (金) 19:40
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本戦役の後、戦力疲弊という内情を隠したままジオンは連邦政府との休戦条約の交渉に入るが、その実情はジオン有利の降伏勧告であり、連邦もそれを飲まざるを得ない状況にまで追い込まれていた。だが、その最中にジオンから生還したレビル将軍の行った「[[レビルの演説 (ジオンに兵なし)|ジオンに兵なし]]」の演説によりジオンの内情が暴露された事で連邦は戦争の継続を決意。この一件で[[南極条約]]が締結され、以後の大規模虐殺は制限を課される事になるが、ジオンも[[地球侵攻作戦]]を実行に移し、戦争は長期化の様相を呈した。
 
本戦役の後、戦力疲弊という内情を隠したままジオンは連邦政府との休戦条約の交渉に入るが、その実情はジオン有利の降伏勧告であり、連邦もそれを飲まざるを得ない状況にまで追い込まれていた。だが、その最中にジオンから生還したレビル将軍の行った「[[レビルの演説 (ジオンに兵なし)|ジオンに兵なし]]」の演説によりジオンの内情が暴露された事で連邦は戦争の継続を決意。この一件で[[南極条約]]が締結され、以後の大規模虐殺は制限を課される事になるが、ジオンも[[地球侵攻作戦]]を実行に移し、戦争は長期化の様相を呈した。
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=== THE ORIGINにおけるルウム戦役 ===
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ルウム戦役の発生が宇宙世紀0079年1月23日へと変更されており、ジオン軍の目的も連邦宇宙艦隊の弱体化に、反ジオン感情の高まるルウムに対する制裁が加わっている。
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=== '''戦闘発生前''' ===
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第二次ブリティッシュ作戦を察知した連邦軍はジャブローから打ち上げられた第三連合艦隊とレビル麾下の第一連合艦隊が合流後、第一第三連合艦隊を編成し、ティアンムの第二連合艦隊と合わせてはジオン総軍の4倍近い戦力を編成。対する公国軍はドズル中将が御前会議の場で「ティアンム艦隊との総力戦」を表向きの作戦として決定。これをギレンが連邦軍側へリークした事で、連邦軍はコロニーへの攻撃は無いと判断し、守備にあたっていたティアンム艦隊を全軍、艦隊戦へと差し向ける。
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=== ジオン軍の陽動作戦 ===
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公国軍はまず陽動のためシャアの部隊に首都ミランダなどのコロニーベイを攻撃させる。これにより、連邦軍の駐留艦隊を封じ込める。これに対して連邦の主力であったレビル艦隊は、カニンガムとワッケインの艦隊を向かわせる。そのためレビル艦隊の艦隊戦力は1/3までに減少した。(尚、漫画版ではワッケインの艦隊はシャアの部隊によって壊滅している。)
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=== ティアンム艦隊との交戦 ===
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ドズル艦隊がティアンム艦隊との艦隊戦を開始。ドズル艦隊は、後の作戦を成功させるために遠距離からの攻撃を開始。(ほとんど射程外からの攻撃だった模様)先手を取るも、火力で優位である連邦軍のマゼラン級などにより戦闘発生直後にレトヴィザンや、キーウなどが被弾、損傷または大破している。この戦闘でドズル艦隊は甚大な被害を被るが、ティアンム艦隊の損害は軽微であった。
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=== ドズルの奇策 ===
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ティアンム艦隊との交戦で甚大な被害を被るドズル艦隊は、ティアンム艦隊の正面で別れて転針し、撤退に見せかけて慣性航行でティアンム艦隊の後方で合流、そのままレビル艦隊に奇襲を仕掛けるといった作戦を行い、成功している。ティアンム艦隊は撤退するドズル艦隊を追撃するも、見失っている。これは、あらかじめジオン軍が散布していたミノフスキー粒子が有効に働いたためである。
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健在だったティアンム艦隊はグレート・デギンが展開する最終防衛ラインに接近するも、政治的影響(公王の死亡・本土侵攻)と、未知の本土防衛戦力に対する無補給での攻撃などの理由を考慮し、艦隊を転進。敗走するレビル艦隊の救援に向かった。
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艦隊戦に勝利した公国軍はガルマ率いる空挺部隊をサイド5内部へ侵攻させ、[[テキサス・コロニー]]以外のコロニーを壊滅。作戦の主目的を完遂した。以後の南極条約締結までの流れについては概ね宇宙世紀正史と同様の展開となっている。
      
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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;1月16日 6時
 
;1月16日 6時
 
:公国軍、撤退を開始。ルウム戦役終結。
 
:公国軍、撤退を開始。ルウム戦役終結。
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=== THE ORIGINにおける戦闘の推移 ===
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ルウム戦役の発生が宇宙世紀0079年1月23日へと変更されており、ジオン軍の目的も連邦宇宙艦隊の弱体化に、反ジオン感情の高まるルウムに対する制裁が加わっている。
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;戦闘発生前
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:第二次ブリティッシュ作戦を察知した連邦軍は、ジャブローから打ち上げられた第三連合艦隊とレビル麾下の第一連合艦隊が合流後、第一第三連合艦隊を編成し、ティアンムの第二連合艦隊と合わせてはジオン総軍の4倍近い戦力を編成。対する公国軍はドズル中将が御前会議の場で「ティアンム艦隊との総力戦」を表向きの作戦として決定。これをギレンが連邦軍側へリークした事で、連邦軍はコロニーへの攻撃は無いと判断し、守備にあたっていたティアンム艦隊を全軍、艦隊戦へと差し向ける。
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;ジオン軍の陽動作戦
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:公国軍はまず陽動のためシャアの部隊に首都ミランダなどのコロニーベイを攻撃させる。これにより、連邦軍の駐留艦隊を封じ込める。これに対して連邦の主力であったレビル艦隊は、カニンガムとワッケインの艦隊を向かわせる。そのためレビル艦隊の艦隊戦力は1/3までに減少した<ref>尚、漫画版ではワッケインの艦隊はシャアの部隊によって壊滅している。</ref>。
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;ティアンム艦隊との交戦
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:ドズル艦隊がティアンム艦隊との艦隊戦を開始。ドズル艦隊は、後の作戦を成功させるために遠距離からの攻撃を開始。(ほとんど射程外からの攻撃だった模様)先手を取るも、火力で優位である連邦軍のマゼラン級などにより戦闘発生直後にレトヴィザンや、キーウなどが被弾、損傷または大破している。この戦闘でドズル艦隊は甚大な被害を被るが、ティアンム艦隊の損害は軽微であった。
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;ドズルの奇策
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:ティアンム艦隊との交戦で甚大な被害を被るドズル艦隊は、ティアンム艦隊の正面で別れて転針し、撤退に見せかけて慣性航行でティアンム艦隊の後方で合流、そのままレビル艦隊に奇襲を仕掛けるといった作戦を行い、成功している。ティアンム艦隊は撤退するドズル艦隊を追撃するも、見失っている。これは、あらかじめジオン軍が散布していたミノフスキー粒子が有効に働いたためである。
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:健在だったティアンム艦隊はグレート・デギンが展開する最終防衛ラインに接近するも、政治的影響(公王の死亡・本土侵攻)と、未知の本土防衛戦力に対する無補給での攻撃などの理由を考慮し、艦隊を転進。敗走するレビル艦隊の救援に向かった。
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:艦隊戦に勝利した公国軍はガルマ率いる空挺部隊をサイド5内部へ侵攻させ、[[テキサス・コロニー]]以外のコロニーを壊滅。作戦の主目的を完遂した。以後の南極条約締結までの流れについては概ね宇宙世紀正史と同様の展開となっている。
 
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