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『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]』で実行されたコロニーの地球降下計画。

『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]』で実行されたコロニーの地球降下計画。

事の発端は、[[讃美歌の国]]が行った[[サイド1]]の[[スペースコロニー]]「ネオ・1バンチ」の攻撃予告に始まる。讃美歌の国の盟主である[[エバンス・ジルベスター|首切り王]]は100日後の戦闘開始を宣言し、対する[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]は[[キュクロープス]]がその防衛に当たる事になった。しかし、キュクロープスを指揮する[[アーノルド・ジルベスター]]はその戦闘を利用してネオ・1バンチに集まった難民の口減らしを画策。この事実を知った[[アッシュ・キング]]は、コロニーに住む9000万人の住民を救うべく思索を尽くし、'''戦闘中にコロニーごと戦域を離脱し、そのまま地球に降下させる'''という計画を打ち出した。同計画はコロニーの首脳陣を説得する形で実行に移され、[[レオ・オーフォム]]の発案によって「DUST計画」と名付けられた<ref>これはレオが首切り王に「どれほどの理想も命も強大な力の前にはただの塵に過ぎぬのだ」と笑った事に対する反抗の意味がある。</ref>。

事の発端は、[[讃美歌の国]]が行った[[サイド1]]の[[スペースコロニー]]「ネオ・1バンチ」の攻撃予告に始まる。讃美歌の国の盟主である[[エバンス・ジルベスター|首切り王]]は100日後の戦闘開始を宣言し、対する[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]は[[キュクロープス]]がその防衛に当たる事になった。しかし、キュクロープスを指揮する[[アーノルド・ジルベスター]]はその戦闘を利用してネオ・1バンチに集まった難民の口減らしを画策。この事実を知った[[アッシュ・キング]]は、コロニーに住む9000万人の住民を救うべく思索を尽くし、'''戦闘中にコロニーごと戦域を離脱し、そのまま地球に降下させる'''という計画を打ち出した。同計画はコロニーの首脳陣を説得する形で実行に移され、[[レオ・オーフォム]]の発案によって「DUST計画」と名付けられた<ref>これは首切り王に「どれほどの理想も命も強大な力の前にはただの塵に過ぎぬのだ」と笑った事に対し、反抗の意図をもって敢えて名付けたものである。</ref>。

スペースコロニーそのものを質量弾として用いる[[コロニー落とし]]とは違い、DUST計画はコロニーをそこに住む住民ごと地上へ「降ろす」必要があり、それにはコロニー落とし以上に複雑かつ、綿密なプロセスが必要となる。

スペースコロニーそのものを質量弾として用いる[[コロニー落とし]]とは違い、DUST計画はコロニーをそこに住む住民ごと地上へ「降ろす」必要があり、それにはコロニー落とし以上に複雑かつ、綿密なプロセスが必要となる。