差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
9行目:
9行目:
− 計画では技術者達から様々なバリエーションが考案され、開発された。<br />「[[ガンダム試作1号機]]」は汎用性を追及し、地上用と宇宙用に換装する機体を開発(後に[[ガンダム試作1号機フルバーニアン|改装]]される事に)。<br />「[[ガンダム試作2号機]]」は連邦軍の要請で、[[ジオン軍]]の核攻撃に対抗するため開発された核攻撃用の機体。「核には核」という旧来西暦時代の政治様相を模範とした。<br />「[[ガンダム試作3号機]]」は[[ガンダム試作3号機ステイメン|ガンダム・ステイメン]]をコアとし、ジオン軍が投入した[[モビルアーマー]]の攻撃力を武器とし、1機で戦況を変え得る「最強の機動兵器」目指した機体である。<br />「[[ガンダム試作4号機]]」は突撃・強襲用の機体として考案されたが、連邦軍の素案から外れて計画は中断となった。しかし、試作4号機はアナハイムが独自に開発し、ジオン側へ引き渡されて「[[ガーベラ・テトラ]]」として生まれ変わった。+
− 「ガンダム試作1号機」と「ガンダム試作2号機」は地球連邦軍の最新鋭戦艦「[[アルビオン]]」で運用され、地球における重力化試験と、試作2号機の核弾頭装填のため「[[トリントン基地]]」に移送された。しかし、計画はジオン残党軍「[[デラーズ・フリート]]」に漏れ出し、彼らの反抗計画「[[星の屑作戦]]」に利用される。その第一歩として核弾頭を装填した試作2号機を奪取する。連邦軍側は奪取された試作2号機を破壊すべく、アルビオンと試作1号機で追撃するが、試作2号機は「[[ソロモン|コンペイトウ]]」で行われた連邦軍の観艦式を襲撃、核を用いて観艦式に参加した艦船を攻撃し、連邦軍は軍事・政治面で大きな痛手を受けた。その直後に試作1号機と試作2号機は敵味方で相打ちとなり失われる。+
− +
− +
26行目:
26行目:
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
+
一文追加、型式化
=== 開発されたモビルスーツ(ガンダム) ===
=== 開発されたモビルスーツ(ガンダム) ===
計画では技術者達から様々なバリエーションが考案され、開発された。また、すべての機体に花の名前のコードネームがつけられている。<br />「[[ガンダム試作1号機|ガンダムGP01]]」は汎用性を追及し、地上用と宇宙用に換装する機体を開発(後に[[ガンダム試作1号機フルバーニアン|改装]]される事に)。<br />「[[ガンダム試作2号機|ガンダムGP02]]」は連邦軍の要請で、[[ジオン軍]]の核攻撃に対抗するため開発された戦略核搭載の機体。「核には核」という旧来西暦時代の政治様相を模範とした。<br />「[[ガンダム試作3号機|ガンダムGP03]]」は[[ガンダム試作3号機ステイメン|ガンダム・ステイメン]]をコアとし、ジオン軍が投入した[[モビルアーマー]]の攻撃力を武器とし、1機で戦況を変え得る「最強の機動兵器」目指した機体である。<br />「ガンダムGP04」は突撃・強襲用の機体として考案されたが、GP01とコンセプトが似通っていたために、連邦軍の素案から外れて計画は中断となった。しかし、GP04はアナハイムが独自に開発し、ジオン側へ引き渡されて「[[ガーベラ・テトラ]]」として生まれ変わった。
=== 開発後の経緯 ===
=== 開発後の経緯 ===
「ガンダムGP01」と「ガンダムGP02」は地球連邦軍の最新鋭戦艦「[[アルビオン]]」で運用され、地球における重力化試験と、GP02の核弾頭装填のため「[[トリントン基地]]」に移送された。しかし、計画はジオン残党軍「[[デラーズ・フリート]]」に漏れ出し、彼らの反抗計画「[[星の屑作戦]]」に利用される。その第一歩として核弾頭を装填したGP02を奪取する。連邦軍側は奪取されたGP02を破壊すべく、アルビオンとGP01で追撃するが、GP02は「[[ソロモン|コンペイトウ]]」で行われた連邦軍の観艦式を襲撃、核を用いて観艦式に参加した艦船を攻撃し、連邦軍は軍事・政治面で大きな痛手を受けた。その直後にGP01とGP02は敵味方で相打ちとなり失われる。
デラーズ・フリートの星の屑作戦の最終段階の「[[コロニー落とし]]」を阻止すべく、コーウェン中将は試作3号機を投入してまで事態の収拾に務めたが、星の屑作戦を政治宣伝に利用するべく地球連邦軍提督[[ジーン・コリニー]]大将と、[[ジャミトフ・ハイマン]]大佐により事態の収拾を遅らせた。その結果、星の屑作戦の一連の責任によりコーウェン中将は排除され、軍の意向に反抗したアルビオン艦長[[エイパー・シナプス]]大佐は銃殺刑。そしてガンダム開発計画は一連の地球連邦軍の不祥事に関わることとして、計画自体が抹消され、開発されたガンダムらは技術と共に歴史の闇に封印された。
デラーズ・フリートの星の屑作戦の最終段階の「[[コロニー落とし]]」を阻止すべく、コーウェン中将はGP03を投入してまで事態の収拾に務めたが、星の屑作戦を政治宣伝に利用するべく地球連邦軍提督[[ジーン・コリニー]]大将と、[[ジャミトフ・ハイマン]]大佐により事態の収拾を遅らせた。その結果、星の屑作戦の一連の責任によりコーウェン中将は排除され、軍の意向に反抗したアルビオン艦長[[エイパー・シナプス]]大佐は銃殺刑。そしてガンダム開発計画は一連の地球連邦軍の不祥事に関わることとして、計画自体が抹消され、開発されたガンダムらは技術と共に歴史の闇に封印された。
=== その後 ===
=== その後 ===
計画に関わったアナハイム重役[[オサリバン]]が謎の自殺。軍の意向に反抗し、試作1号機と試作3号機に搭乗した[[コウ・ウラキ]]少尉は懲役刑とされた。しかし、後に計画の存在自体が抹消され、同時に彼も釈放となった。
計画に関わったアナハイム重役[[オサリバン]]が謎の自殺。軍の意向に反抗し、GP01とGP03に搭乗した[[コウ・ウラキ]]少尉は懲役刑とされた。しかし、後に計画の存在自体が抹消され、同時に彼も釈放となった。
開発技術は封印されたが、形を変えて先々の[[モビルスーツ]]開発計画に生かされている。<br />計画で開発されたガンダム達は、後の[[グリプス戦役]]で開発されたモビルスーツ群にも勝るとも劣らないポテンシャルがあり、仮に計画が更なる形で存続されればグリプス戦役におけるエゥーゴのモビルスーツ開発計画「[[Ζプロジェクト]]」などに代表されるように可変モビルアーマーをも凌駕するモビルスーツが開発された可能性は高い。
開発技術は封印されたが、形を変えて先々の[[モビルスーツ]]開発計画に生かされている。<br />計画で開発されたガンダム達は、後の[[グリプス戦役]]で開発されたモビルスーツ群にも勝るとも劣らないポテンシャルがあり、仮に計画が更なる形で存続されればグリプス戦役におけるエゥーゴのモビルスーツ開発計画「[[Ζプロジェクト]]」などに代表されるように可変モビルアーマーをも凌駕するモビルスーツが開発された可能性は高い。
== 計画で開発されたガンダム ==
== 計画で開発されたガンダム ==
*RX-78-GP00 [[ガンダム試作0号機]]
*[[ガンダム試作0号機|RX-78-GP00 ガンダムGP00]]
*RX-78-GP01 [[ガンダム試作1号機]]
*[[ガンダム試作1号機|RX-78-GP01 ガンダムGP01]]
**RX-78-GP01Fb [[ガンダム試作1号機フルバーニアン]]
**[[ガンダム試作1号機フルバーニアン|RX-78-GP01Fb ガンダムGP01フルバーニアン]]
*RX-78-GP02A [[ガンダム試作2号機]]
*[[ガンダム試作2号機|RX-78-GP02A ガンダムGP02 (アトミック・バズーカ仕様)]]
**RX-78-GP02 [[ガンダム試作2号機MLRS装備型]]
**RX-78-GP02 ガンダムGP02 (MLRS仕様)
*RX-78-GP03 [[ガンダム試作3号機]]
**RX-78-GP02 ガンダムGP02 (ビーム・バス仕様)
**RX-78-GP03S [[ガンダム試作3号機ステイメン]]
*[[ガンダム試作3号機|RX-78-GP03 ガンダムGP03]]
*RX-78-GP04G [[ガンダム試作4号機]]
**[[ガンダム試作3号機ステイメン|RX-78-GP03S ガンダムGP03ステイメン]]
**AGX-04 [[ガーベラ・テトラ]]
*RX-78-GP04G ガンダムGP04
**AGX-04A1 [[ガーベラ・テトラ改]]
**[[ガーベラ・テトラ|AGX-04 ガーベラ・テトラ]]
**[[ガーベラ・テトラ改|AGX-04A1 ガーベラ・テトラ改]]
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==