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| *主なパイロット:[[キラ・ヤマト]] | | *主なパイロット:[[キラ・ヤマト]] |
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− | [[ザフト軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />ザフト・ガンダムの1機で、この機体も[[地球連合軍]]から奪取した[[デュエルガンダム|4]][[バスターガンダム|機]][[ブリッツガンダム|の]][[イージスガンダム|G]]を解析して得た技術が使われており、[[フェイズシフト装甲]]や小型ビーム兵器を標準装備している。また[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を搭載した事により、動力源も核エンジンが採用された。その為、ほぼ無制限でフェイズシフト装甲の展開や高出力の武装が使用可能。なお、OSは「G.U.N.D.A.M.Complex('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」を搭載している。意味は「核駆動を使った世代の強襲モジュール複合体」。<br />背部中央に設置されたメインスラスターは推力が高く、大気圏内でも単独飛行が可能。速度や航続距離にも優れており、[[プラント]]本国から無補給で[[JOSH-A]]へと到達できる程である。両側のウイングユニットは放熱板や小型スラスターの役割も与えられている他、展開する事で高機動空戦モードへと移行でき、この状態を「ハイマット(High.M.A.T.='''High''' '''M'''aneuver '''A'''erial '''T'''actical)モード」と呼ぶ。ハイマットモード時にはウイングユニットはコンピューターによるコントロールで「能動空力弾性翼(Active Aeroelastic Wing)」として機能し、大気圏内において空気抵抗を制御しつつ航空機をも凌駕する旋回性能を本機に与えている。また宇宙でも重心制御ユニットとして機能している。このウイングユニットのおかげで本機の信頼性はかなり高いとされる。<br />武装も連合のGが装備していた物より強力なそれを多数装備しており、非常に高い火力を持つ。これらの統合管制を行うべくコクピットには「マルチロックオンシステム」が搭載され、多数の敵機をほぼ同時に、しかも高い精密度で狙い撃つ事を可能としている。なお、全武装を展開した状態は「フルバーストモード」と呼ばれる。<br />これ程の機能や武装を併せ持った本機は[[C.E.]]71時において最強クラスの戦闘力が発揮でき、C.E.73時に開発された[[セカンドステージシリーズ]]と比較しても全く見劣りする事がない(しかもパワーは本機の方が上であると言われている)。しかし、それに比例して操縦難度も非常に高く、パイロットがその高性能を最大限に活かす為には優れた[[空間認識能力]]を持つ事が必要不可欠である。 | + | [[ザフト軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />[[パトリック・ザラ]]の命令で統合設計局が設計したザフト・ガンダムの1機で、この機体も[[ゲイツ]]を基本的な設計ベースとしつつ[[地球連合軍]]から奪取した[[デュエルガンダム|4]][[バスターガンダム|機]][[ブリッツガンダム|の]][[イージスガンダム|G]]を解析して得た技術が使われており、[[フェイズシフト装甲]]や小型ビーム兵器を標準装備している。また[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を搭載した事により、動力源も核エンジンが採用された。その為、ほぼ無制限でフェイズシフト装甲の展開や高出力の武装が使用可能。なお、OSは「G.U.N.D.A.M.Complex('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」を搭載している。意味は「核駆動を使った世代の強襲モジュール複合体」。<br />背部中央に設置されたメインスラスターは推力が高く、大気圏内でも単独飛行が可能。速度や航続距離にも優れており、[[プラント]]本国から無補給で[[JOSH-A]]へと到達できる程である。両側のウイングユニットは放熱板や小型スラスターの役割も与えられている他、展開する事で高機動空戦モードへと移行でき、この状態を「ハイマット(High.M.A.T.='''High''' '''M'''aneuver '''A'''erial '''T'''actical)モード」と呼ぶ。ハイマットモード時にはウイングユニットはコンピューターによるコントロールで「能動空力弾性翼(Active Aeroelastic Wing)」として機能し、大気圏内において空気抵抗を制御しつつ航空機をも凌駕する旋回性能を本機に与えている。また宇宙でも重心制御ユニットとして機能している。このウイングユニットのおかげで本機の信頼性はかなり高いとされる。<br />武装も連合のGが装備していた物より強力なそれを多数装備しており、非常に高い火力を持つ。これらの統合管制を行うべくコクピットには「マルチロックオンシステム」が搭載され、多数の敵機をほぼ同時に、しかも高い精密度で狙い撃つ事を可能としている。なお、全武装を展開した状態は「フルバーストモード」と呼ばれる。<br />これ程の機能や武装を併せ持った本機は[[C.E.]]71時において最強クラスの戦闘力が発揮でき、C.E.73時に開発された[[セカンドステージシリーズ]]と比較しても全く見劣りする事がない(しかもパワーは本機の方が上であると言われている)。しかし、それに比例して操縦難度も非常に高く、パイロットがその高性能を最大限に活かす為には優れた[[空間認識能力]]を持つ事が必要不可欠である。 |
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| 名称は「[[ナチュラル]]に[[ジャスティスガンダム|正義]]の鉄槌を下し、[[コーディネイター]]の真の自由を勝ち取る」という言葉が由来となっている。 | | 名称は「[[ナチュラル]]に[[ジャスティスガンダム|正義]]の鉄槌を下し、[[コーディネイター]]の真の自由を勝ち取る」という言葉が由来となっている。 |
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| :[[ゲイツ]]等でも採用された機関砲で、頭部に2門内蔵されている。主に牽制や迎撃等に使用される。 | | :[[ゲイツ]]等でも採用された機関砲で、頭部に2門内蔵されている。主に牽制や迎撃等に使用される。 |
| ;MA-M20 ルプス・ビームライフル | | ;MA-M20 ルプス・ビームライフル |
− | :本機の主兵装。ジャスティスの物と同型だが、カラーリングが一部異なる。<br />動力源である核エンジンからエネルギーを直接供給しており、連合のGが装備している物と比べて非常に出力が高い。不使用時はリアスカートのマウントラッチに装着可能。<br />ちなみに、このモデルはザフト軍のビームライフルの中でも制式化された時期が最も早い。 | + | :本機の主兵装。ジャスティスの物と同型だが、カラーリングが一部異なる。<br />動力源である核エンジンからエネルギーを直接供給しており、連合のGが装備している物と比べて非常に出力が高い。不使用時はリアスカートのマウントラッチに装着可能。<br />ちなみに、このモデルはザフト軍のビームライフルの中でも制式化された時期が最も早く、[[火器運用試験型ゲイツ改]]の時点で既に装備されている。しかしエネルギー消費量の問題から、核エンジンの搭載が決定するまではデチューンした上で採用するかオミットするという方向でも検討されていた。 |
| ;M100 バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲 | | ;M100 バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲 |
− | :ウイングユニットに1門ずつ、計2門格納されている高出力ビーム砲。本機の全武装で破壊力が最も高く、[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライカー]]の装備しているアグニと同等以上の威力と射程距離を誇っている。<br />そのサイズ故に既存の機体に固定武装として装備させても機体バランスが崩れてしまい、また核エンジン搭載機でないと補いきれない程にエネルギーを消費するという事もあって、核エンジンとウイングユニットを持つ本機でようやく採用されたという経緯を持つ。<br />後部にダクトが存在しているようで、HDリマスター版では時々廃熱を行っている。 | + | :ウイングユニットに1門ずつ、計2門格納されている高出力ビーム砲。本機の全武装で破壊力が最も高く、[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライカー]]の装備しているアグニと同等以上の威力と射程距離を誇っている。<br />そのサイズ故に既存の機体に固定武装として装備させても機体バランスが崩れてしまい、また核エンジン搭載機でないと補いきれない程にエネルギーを消費するという事もあって、核エンジンとウイングユニットを持つ本機でようやく採用されたという経緯を持つ(その為、採用されるまでは「失敗作」の烙印を押されていた)。<br />後部にダクトが存在しているようで、HDリマスター版では時々排熱を行っている。またウイングユニット自体が放熱フィンを兼ねている。 |
| ;MMI-M15 クスィフィアス・レール砲 | | ;MMI-M15 クスィフィアス・レール砲 |
− | :両腰に2門装備されている電磁加速砲。口径は小さいが弾速が非常に速く、また高い速射性を持つ。弾のサイズも小さいので装弾数もかなり多い。マルチロックオンシステムとの併用で同時に複数の敵機を攻撃可能。また、ビーム兵器ではない為、水中の敵に対しても使用する事が出来る。<br />不使用時は[[AMBAC|AMBACユニット]]として機能しており、スラスターも内蔵されている。<br />こちらも後部にダクトが存在しているようで、HDリマスター版で時々廃熱している様子が見られる。 | + | :両腰に2門装備されている電磁加速砲。口径は小さいが弾速が非常に速く、また高い速射性を持つ。弾のサイズも小さいので装弾数もかなり多い。マルチロックオンシステムとの併用で同時に複数の敵機を攻撃可能。また、ビーム兵器ではない為、水中の敵に対しても使用する事が出来る。<br />不使用時は[[AMBAC|AMBACユニット]]として機能しており、スラスターも内蔵されている。<br />こちらも後部にダクトが存在しているようで、HDリマスター版で時々排熱している様子が見られる。<br />この武器が開発されていた時点では既にビーム兵器が主力の座に君臨していたのだが、開発を行ったMMIの技術陣はその速射性や[[ラミネート装甲]]等の対ビーム用装備へのカウンターとしてのレール砲の有用性を強く訴え、搭載を押し切らせたという。 |
| ;MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル | | ;MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル |
| :クスィフィアスのマウント部に1本ずつ、計2本を装備。ルプスと同様、核エンジンからのエネルギー供給を受けている事で連合のG以上の高出力化を実現している。柄尻で連結しての使用も可能で、この状態は「アンビデクストラス・ハルバード」と呼ばれるがこの状態はプロヴィデンスガンダムを撃墜した時にしか使用されていない。<br />劇中では2機の敵機の間を通り抜ける瞬間に相手の頭部や腕を斬り落とす、という戦い方が多かった他、相手が発射したビームをこれで切り払うという芸当も見せている。またクレタで[[アスラン・ザラ]]の[[セイバーガンダム]]と交戦した際に二刀流で相手を切り刻む姿が非常に印象的である。 | | :クスィフィアスのマウント部に1本ずつ、計2本を装備。ルプスと同様、核エンジンからのエネルギー供給を受けている事で連合のG以上の高出力化を実現している。柄尻で連結しての使用も可能で、この状態は「アンビデクストラス・ハルバード」と呼ばれるがこの状態はプロヴィデンスガンダムを撃墜した時にしか使用されていない。<br />劇中では2機の敵機の間を通り抜ける瞬間に相手の頭部や腕を斬り落とす、という戦い方が多かった他、相手が発射したビームをこれで切り払うという芸当も見せている。またクレタで[[アスラン・ザラ]]の[[セイバーガンダム]]と交戦した際に二刀流で相手を切り刻む姿が非常に印象的である。 |
| ;対ビームシールド | | ;対ビームシールド |
− | :実体式のシールド。ジャスティスの物と同型だが、カラーリングが一部異なる。<br />[[ラミネート装甲]]で出来ていて、戦艦の主砲クラスの威力を持つビーム砲をも無効化できる。また、かなりの耐久性がある。 | + | :実体式のシールド。ジャスティスの物と同型だが、カラーリングが一部異なる。<br />[[ラミネート装甲]]で出来ていて、戦艦の主砲クラスの威力を持つビーム砲をも無効化できる。また、かなりの耐久性がある。側面にはガンポートを備え、ビームライフルを守りながら攻撃する事が可能。 |
| ;ハイマット・フルバースト | | ;ハイマット・フルバースト |
− | :ハイマットモード時に全武装を展開し、一斉砲撃を行う。マルチロックオンシステムにより多数の敵機に対して精密な狙撃を行う事を可能としている。<br />キラが使用した場合は10機以上の敵機を同時攻撃できるとされている。なお、C.E.73時の戦闘では逆さまの状態で攻撃する事もあった。<br />名称はゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズが初出とされる。<br />当初の設定ではハイマットモードのままでのフルバーストは不可能だったが、演出を優先させた事で設定も変更された。この為、放映当時に発売された[[ガンプラ]]等の関連商品ではハイマット・フルバーストは再現できず、MG化された際に始めて再現が可能となった。 | + | :ハイマットモード時に全武装を展開し、一斉砲撃を行う。マルチロックオンシステムにより多数の敵機に対して精密な狙撃を行う事を可能としている。<br />キラが使用した場合は10機以上の敵機を同時攻撃できるとされている。なお、C.E.73時の戦闘では逆さまの状態で攻撃する事もあった。<br />名称はゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズが初出とされる。<br />当初の設定ではハイマットモードのままでのフルバーストは不可能だったが、演出を優先させた事で設定も変更された。この為、放映当時に発売された[[ガンプラ]]等の関連商品ではハイマット・フルバーストは再現できず、MG化された際に初め始めてが可能となった。 |
| ;フルバーストモード | | ;フルバーストモード |
| :通常の状態で全武装を展開し、一斉攻撃を行う。<br />TV版ではオーブでの戦闘や[[ドミニオン]]から発射されたミサイルを撃ち落とす際に使われただけだったが、HDリマスター版ではJOSH-Aでも使われ、その際はピクウスも同時に発射していた。 | | :通常の状態で全武装を展開し、一斉攻撃を行う。<br />TV版ではオーブでの戦闘や[[ドミニオン]]から発射されたミサイルを撃ち落とす際に使われただけだったが、HDリマスター版ではJOSH-Aでも使われ、その際はピクウスも同時に発射していた。 |
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| :支援機「ミーティア」との合体形態。 | | :支援機「ミーティア」との合体形態。 |
| ;[[ストライクフリーダムガンダム]] | | ;[[ストライクフリーダムガンダム]] |
− | :後継機。 | + | :後継機。元々はフリーダムの量産機となる予定だった。 |
| ;[[ドレッドノートガンダム]] | | ;[[ドレッドノートガンダム]] |
| :プロト・ザフト・ガンダム。開発時にこの機体のデータを反映している。 | | :プロト・ザフト・ガンダム。開発時にこの機体のデータを反映している。 |
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| ;[[リジェネレイトガンダム]]<br />[[テスタメントガンダム]]<br />[[プロヴィデンスガンダム]] | | ;[[リジェネレイトガンダム]]<br />[[テスタメントガンダム]]<br />[[プロヴィデンスガンダム]] |
| :兄弟機。 | | :兄弟機。 |
| + | ;[[ゲイツ]] |
| + | :設計の基本ベースとなった機体。 |
| ;[[火器運用試験型ゲイツ改]] | | ;[[火器運用試験型ゲイツ改]] |
− | : | + | :フリーダム・ジャスティスで搭載される予定の武装の試験機。 |
| ;[[エターナル]] | | ;[[エターナル]] |
| :専用母艦。 | | :専用母艦。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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