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*主動力:[[熱核融合炉]]
*主動力:[[熱核融合炉]]
*ジェネレーター出力:4,520kW(ユニコーンモード)、計測不能(デストロイモード)
*ジェネレーター出力:4,520kW(ユニコーンモード)、計測不能(デストロイモード)
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<!-- *推力: -->
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*スラスター総推力:185,380kg(ユニコーンモード)、計測不能(デストロイモード)
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<!-- *センサー有効半径: -->
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*センサー有効半径:28,600m
*開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]
*開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]
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*所属:ビスト財団
*主なパイロット:[[リディ・マーセナス]]
*主なパイロット:[[リディ・マーセナス]]
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== 概要 ==
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[UC計画]]」に基づいて[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />[[バンシィ|ユニコーンガンダム2号機 バンシィ]]が装備を換装した姿で、[[MS]]本体の機能性を損なわないように配慮しつつ更なる機能拡張を行う事で総合的な性能を高めている。<br />両腕に装着されていた増加[[サイコフレーム]]兵装「アームド・アーマーBS」と「アームド・アーマーVN」は外され、新たにリボルビングランチャー付きのビームマグナムとアームド・アーマーDEが取り付けられたシールド、アームドアーマーXCを装備している。これによって[[ユニコーンガンダム]]の問題点の一つだった継戦能力の低さがある程度カバーされているが、この仕様変更の真の目的は「[[強化人間]]用だったバンシィに乗る新たなパイロットが強化人間ではない普通の人間であってもその真価を発揮できるようにする」事にあり、普通の人間でも「[[ジオニズム]]の象徴たる[[ニュータイプ]]の殲滅」が可能となった(逆に言えば、基本的に本仕様では強化人間の搭乗は想定されていない。そもそも強化人間を乗せるならば仕様変更する必要性はほとんど無い)。
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[UC計画]]」に基づいて[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />[[バンシィ|ユニコーンガンダム2号機 バンシィ]]が装備を換装した姿で、[[MS]]本体の機能性を損なわないように配慮しつつ更なる機能拡張を行う事で総合的な性能を高めている。<br />両腕に装着されていた増加[[サイコフレーム]]兵装「アームド・アーマーBS」と「アームド・アーマーVN」は外され、新たにリボルビングランチャー付きのビームマグナムとアームド・アーマーDEが取り付けられたシールド、アームドアーマーXCを装備している。これによって[[ユニコーンガンダム]]の問題点の一つだった継戦能力の低さがある程度カバーされているが、この仕様変更の真の目的は「[[強化人間]]用だったバンシィに乗る新たなパイロットが強化人間ではない普通の人間であってもその真価を発揮できるようにする」事にあり、普通の人間でも「[[ジオニズム]]の象徴たる[[ニュータイプ]]の殲滅」が可能となった(逆に言えば、基本的に本仕様では強化人間の搭乗は想定されていない。そもそも強化人間を乗せるならば仕様変更する必要性はほとんど無い)。
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;60mmバルカン砲
;60mmバルカン砲
:頭部に2門内蔵。主に牽制などに使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。
:頭部に2門内蔵。主に牽制などに使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。
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;ビームサーベル
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;ビーム・サーベル
:背部に2本、両腕部に1本ずつの計4本を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。
:背部に2本、両腕部に1本ずつの計4本を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。
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;ビームトンファー
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;ビーム・トンファー
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:両腕部にマウントされたビームサーベルを外さずにそのまま使用した状態。<br />ユニコーンモード時は使用不可。
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:両腕部にマウントされたビーム・サーベルを外さずにそのまま使用した状態。<br />ユニコーンモード時は使用不可。
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;ビームマグナム
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;ビーム・マグナム
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:本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビームサーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビームライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。また、威力がありすぎて使い所が限定されてしまうという欠点がある。<br />不使用時は背部や腕部に装着可能。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。
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:本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。また、威力がありすぎて使い所が限定されてしまうという欠点がある。<br />不使用時は背部や腕部に装着可能。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。
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;リボルビングランチャー
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;リボルビング・ランチャー
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:ビームマグナムの銃身下部に装着されている実弾兵器。砲口が4つ存在し、各種カートリッジユニットを装填する事によって用途に合った使い分けが出来るようになっている。本機で装填されているのは瞬光式徹甲榴弾(MGaAP)やボップ・ミサイル、ビーム・ジュッテで、これによってビームマグナムはあらゆる間合いで力を発揮できるマルチウェポンへと変化した。<br />リアスカートには予備を装着可能。
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:ビーム・マグナムの銃身下部に装着されている実弾兵器。砲口が4つ存在し、各種カートリッジユニットを装填する事によって用途に合った使い分けが出来るようになっている。本機で装填されているのは瞬光式徹甲榴弾(MGaAP)やボップ・ミサイル、ビーム・ジュッテで、これによってビーム・マグナムはあらゆる間合いで力を発揮できるマルチウェポンへと変化した。<br />リアスカートには予備を装着可能。
;シールド
;シールド
:実体式の防御兵装。これにもサイコフレームが使われている。デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。
:実体式の防御兵装。これにもサイコフレームが使われている。デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。
;アームド・アーマーDE
;アームド・アーマーDE
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:増加サイコフレーム兵装の一つで、「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガキャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。特に背部に装着する事によって[[可変モビルスーツ]]に匹敵する推力が得られるとされる。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビームマグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。
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:増加サイコフレーム兵装の一つで、「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。特に背部に装着する事によって[[可変モビルスーツ]]に匹敵する推力が得られるとされる。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。
;アームド・アーマーXC
;アームド・アーマーXC
:増加サイコフレーム兵装の一つで、背部に装着されている。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。こちらは複数あるアームド・アーマーの中でも後期に造られ、以前に存在していた「[[ガンダムデルタカイ|とある忌むべき技術]]」との関連性が少なくないとされる。<br />[[サイコミュシステム]]と搭乗しているパイロットの親和性の向上及びジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。特にNT-Dシステムとの連動でその本領が発揮できるようになり、パイロットと常にリンクしつつ感応波の送受信能力を大幅に高める事で強化人間でないリディでもデストロイモードへの「変身」が行えるよう条件緩和している。<br />ちなみにデストロイモード時には頭部のアンテナと合わせて、まるで獅子の鬣のような形状へと姿を変える。
:増加サイコフレーム兵装の一つで、背部に装着されている。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。こちらは複数あるアームド・アーマーの中でも後期に造られ、以前に存在していた「[[ガンダムデルタカイ|とある忌むべき技術]]」との関連性が少なくないとされる。<br />[[サイコミュシステム]]と搭乗しているパイロットの親和性の向上及びジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。特にNT-Dシステムとの連動でその本領が発揮できるようになり、パイロットと常にリンクしつつ感応波の送受信能力を大幅に高める事で強化人間でないリディでもデストロイモードへの「変身」が行えるよう条件緩和している。<br />ちなみにデストロイモード時には頭部のアンテナと合わせて、まるで獅子の鬣のような形状へと姿を変える。
;格闘
;格闘
:ネオ・ジオングのサイコ・シャードによって武装を全て破壊された際、ユニコーンと共に素手での肉弾戦を仕掛けている。しかし攻撃は届かず、背部アームユニットに捕らえられてしまった。
:ネオ・ジオングのサイコ・シャードによって武装を全て破壊された際、ユニコーンと共に素手での肉弾戦を仕掛けている。しかし攻撃は届かず、背部アームユニットに捕らえられてしまった。
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;ハイパー・ビーム・ジャベリン
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:『バンデシネ』で装備している武装。増加サイコフレーム兵装「アームド・アーマー」のプロトタイプとなった武器で、ビームの発生装置にはサイコフレームが使われている。また、シールドやビーム・マグナム等に装着可能。<br>先端部からは槍と斧のような高出力のビーム刃を展開可能で、それぞれ刺突と斬撃に特化されている。長い柄は折り畳む事ができ、槍型のビーム発生装置は外せる仕組みである。本機はシールド裏に二つ折り状態で装着しており、ビーム刃発生器の色が本機に合わせられている。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]
;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]
:1号機の決戦仕様。
:1号機の決戦仕様。
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;[[フェネクス]]
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:3号機。本機のアームド・アーマーXCはこの機体の物の機能限定版である。
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
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== 資料リンク ==
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== リンク ==
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*[[登場メカ]]
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