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− | == RX-0 ユニコーンガンダム (Unicorn Gundam) == | + | {{登場メカ概要 |
| + | | 外国語表記 = Unicorn Gundam |
| + | | 登場作品 = |
| + | *[[機動戦士ガンダムUC]] |
| + | *[[機動戦士ガンダムNT]] |
| + | | デザイン = カトキハジメ |
| + | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
| | | |
− | *登場作品:[[機動戦士ガンダムUC]]
| + | {{登場メカ概要 |
− | *デザイナー:カトキハジメ
| + | | タイトル = スペック |
− | *分類:[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]実装型試作[[モビルスーツ]]
| + | | 分類 = [[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]実装型試作[[モビルスーツ]] |
− | *装甲材質:ガンダリウム合金 | + | | 型式番号 = RX-0 |
− | *頭頂高:19.7m(ユニコーンモード)、21.7m(デストロイモード) | + | | 頭頂高 = |
− | *全高:19.7m(ユニコーンモード)、21.7m(デストロイモード) | + | *19.7m(ユニコーンモード) |
− | *本体重量:23.7t
| + | *21.7m(デストロイモード) |
− | *全備重量:42.7t
| + | | 全高 = |
− | *主動力:[[熱核融合炉]]
| + | *19.7m(ユニコーンモード) |
− | *出力:3,480kW(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) | + | *21.7m(デストロイモード) |
− | *推力:142,600kg(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) | + | | 本体重量 = 23.7t |
− | *センサー有効半径:22,000m(ユニコーンモード)、測定不能(デストロイモード) | + | | 全備重量 = 42.7t |
− | *開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] | + | | 主動力 = [[熱核融合炉]] |
− | *所属:[[ビスト財団]] ⇒ [[ネェル・アーガマ (UC)|ネェル・アーガマ]]、[[ガランシェール]]
| + | | ジェネレーター出力 = |
− | *主なパイロット:[[バナージ・リンクス]]、他 | + | *3,480kW(ユニコーンモード) |
| + | *測定不能(デストロイモード) |
| + | | スラスター総推力 = |
| + | *142,600kg(ユニコーンモード) |
| + | *測定不能(デストロイモード) |
| + | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] |
| + | | センサー有効半径 = |
| + | *22,000m(ユニコーンモード) |
| + | *測定不能(デストロイモード) |
| + | | 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]] |
| + | | 所属組織 = [[ビスト財団]] ⇒ フリー |
| + | | 所属部隊 = [[ネェル・アーガマ (UC)|ネェル・アーガマ]]、[[ガランシェール]] |
| + | | 主なパイロット = |
| + | *[[バナージ・リンクス]] |
| + | *他 |
| + | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[UC計画]]」に基づき、その旗機とするべく[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />全身のフレームを[[サイコフレーム]]で構成した「フル・サイコフレーム」と呼ばれる構造を採用しており、追従性が極めて高い。<br />機体に搭載されたOS「NT-Dシステム」により、通常の「ユニコーンモード」から最大稼動が可能な「デストロイモード」へと「'''変身'''」する事が可能で、瞬間移動さながらの高い機動性も発揮できるようになり、それは[[強化人間]]ですら気配を察知できない程と言われる。この時、各部の装甲が展開して体格も一回り大きくなり、頭部もユニコーンのような一本角からV字型アンテナのガンダムフェイスが現れるようになっている。これはUC計画の真の目的である「[[ジオニズム]]の象徴たる『[[ニュータイプ]]』の殲滅」を実行する機体として、かつてジオンを戦慄させた「[[ガンダム (MS)|ガンダム]]」が最も相応しいと考えられた為とされる。<br />基本的な運用法としては、まず随伴機の[[ジェスタ]]が周囲の敵[[MS]]を片付け、その後にデストロイモードの本機がターゲットである敵ニュータイプ専用機と一騎討ちを行い撃破する。また、デストロイモード終了後の本機のインターバルもジェスタにカバーしてもらう事が前提のようである。<br />ビーム・マグナムを初めとした強力な武装を瞬間的に行使する事で対象を破壊するという戦闘スタイルを採っており、それ故に継戦能力がかなり低いという欠点も持っている。 | + | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[UC計画]]」に基づき、その旗機とするべく[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />全身のフレームを[[サイコフレーム]]で構成した「フル・サイコフレーム」と呼ばれる構造を採用しており、追従性が極めて高い。<br />機体に搭載されたOS「NT-Dシステム」により、通常の「ユニコーンモード」から最大稼動が可能な「デストロイモード」へと「'''変身'''」する事が可能で、瞬間移動さながらの高い機動性も発揮できるようになり、それは[[強化人間]]ですら気配を察知できない程と言われる。この時、各部の装甲が展開して体格も一回り大きくなり、頭部もユニコーンのような一本角からV字型アンテナのガンダムフェイスが現れるようになっている。これはUC計画の真の目的である「[[ジオニズム]]の象徴たる『[[ニュータイプ]]』の殲滅」を実行する機体として、かつてジオンを戦慄させた「[[ガンダム]]」が最も相応しいと考えられた為とされる。<br />基本的な運用法としては、まず随伴機の[[ジェスタ]]が周囲の敵[[MS]]を片付け、その後にデストロイモードの本機がターゲットである敵ニュータイプ専用機と一騎討ちを行い撃破する。また、デストロイモード終了後の本機のインターバルもジェスタにカバーしてもらう事が前提のようである。<br />ビーム・マグナムを初めとした強力な武装を瞬間的に行使する事で対象を破壊するという戦闘スタイルを採っており、それ故に継戦能力がかなり低いという欠点も持っている。 |
| | | |
| 本機は1号機であり、正式名称は「'''RX-0 ユニコーン'''」。「ユニコーンガンダム」は変身後の姿から付けられた愛称であり、[[ガンダムタイプ]]として造られている為なのか、全身のカラーリングは白でほぼ統一されている。旧ジオン残党等からは「一本角」や「角割れ」と呼ばれる事もある。同型機として[[バンシィ|2号機]]と[[フェネクス|3号機]]が存在する。<br />デストロイモード時にはサイコフレームが赤く発光するが、バナージがNTとして覚醒してからは、[[アクシズ・ショック]]の際の[[νガンダム]]のような「翠の燐光」を放つようになった。<br />本機には[[カーディアス・ビスト]]の意向で教育型OSに「La+プログラム」が組み込まれており、NT-Dシステムと連動して作動する。 | | 本機は1号機であり、正式名称は「'''RX-0 ユニコーン'''」。「ユニコーンガンダム」は変身後の姿から付けられた愛称であり、[[ガンダムタイプ]]として造られている為なのか、全身のカラーリングは白でほぼ統一されている。旧ジオン残党等からは「一本角」や「角割れ」と呼ばれる事もある。同型機として[[バンシィ|2号機]]と[[フェネクス|3号機]]が存在する。<br />デストロイモード時にはサイコフレームが赤く発光するが、バナージがNTとして覚醒してからは、[[アクシズ・ショック]]の際の[[νガンダム]]のような「翠の燐光」を放つようになった。<br />本機には[[カーディアス・ビスト]]の意向で教育型OSに「La+プログラム」が組み込まれており、NT-Dシステムと連動して作動する。 |
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| ;[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]] | | ;[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]] |
| :擬似NT-Dを用いたテストが実施され、4機の[[シルヴァ・バレト]]と模擬戦を行っている。だが、システムがテストパイロットに過剰な戦闘行為を強いてしまい、機体が暴走。それによって3機のシルヴァ・バレトを撃破しているが、乗っていたテストパイロットも死亡してしまった。 | | :擬似NT-Dを用いたテストが実施され、4機の[[シルヴァ・バレト]]と模擬戦を行っている。だが、システムがテストパイロットに過剰な戦闘行為を強いてしまい、機体が暴走。それによって3機のシルヴァ・バレトを撃破しているが、乗っていたテストパイロットも死亡してしまった。 |
| + | ;[[機動戦士ガンダムNT]] |
| + | :[[ラプラス事変]]で人知をも超えた現象を引き起こした事から現在では[[シンギュラリティ・ワン]]と呼ばれてその力を危険視されており、連邦政府とミネバ一派との間にかわされた極秘裏の協定によってバンシィ共々表向きは解体・封印された事になっている。しかし実際には解体されていない状態でどこかに封印されている。 |
| + | :また、バナージが[[ヨナ・バシュタ]]を助ける際に幻影として現れている<ref>小説版によれば、この幻影はヨナにも見えていたとされる。</ref>。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| | | |
| === 特殊機能 === | | === 特殊機能 === |
− | <!-- :機能名:説明 -->
| + | ;[[NT-Dシステム]] |
− | ;NT-Dシステム | + | :本機に搭載されているOSで、「'''エヌティーディー'''」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、[[ニュータイプ]]を抹殺するために開発されたシステムである。発動させる条件は敵機のパイロットがニュータイプか強化人間である事。発動するとデストロイモードに変形し、機体性能を飛躍的に向上させたり、サイコミュ・ジャック(後述)が可能となる。しかし、パイロットや機体にも負担が大きく、5分間が限度とされる。システム起動時の負担を軽減する為にシートが変形してパイロットの体を固定するようになっており、パイロットスーツも専用の物を用意して薬理的にGを軽減する機能を付加している。<br />当初は危機的状況に陥った際等によく発動していたが、終盤にはバナージの意志に従って発動させられるようになった。アニメ版ではそれを表す為か、トリントン基地戦以降はシステムが発動してシートが変形してもバナージの体は固定されなくなっている。<br />また、ある一定数値を超えた感応波を感知すると、サイコフレームの色に関係なく、エメラルドグリーンの光を放つようになり、機体を覆うように燐光を発する。それにあわせてコクピット内部の操作パネルが変形し、色もあわせてグリーンに変化。この状態では、稼動限界までのカウンターが正常に作動しなくなる。OVA版ではこの数値が減ったり増えたりし、デストロイモードが解除されない描写がある。<br />ニュータイプやそれに類する存在に反応する事、ニュータイプ殲滅を目的としている事など、[[一年戦争]]時にごく少数のMSに搭載された[[EXAMシステム]]とよく似た特徴を持っているが、関連性は不明。 一説には[ニュータイプ-デストロイヤーシステム]から[ニュータイプ-ドライブシステム]になったとも言われている。 |
− | :本機に搭載されているOSで、「'''エヌティーディー'''」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、[[ニュータイプ]]を抹殺するために開発されたシステムである。発動させる条件は敵機のパイロットがニュータイプか強化人間である事。発動するとデストロイモードに変形し、機体性能を飛躍的に向上させたり、サイコミュ・ジャック(後述)が可能となる。しかし、パイロットや機体にも負担が大きく、5分間が限度とされる。システム起動時の負担を軽減する為にシートが変形してパイロットの体を固定するようになっており、パイロットスーツも専用の物を用意して薬理的にGを軽減する機能を付加している。<br />当初は危機的状況に陥った際等によく発動していたが、終盤にはバナージの意志に従って発動させられるようになった。アニメ版ではそれを表す為か、Episode 4以降はシステムが発動してシートが変形してもバナージの体は固定されなくなっている。<br />また、ある一定数値を超えた感応波を感知すると、サイコフレームの色に関係なく、エメラルドグリーンの光を放つようになり、機体を覆うように燐光を発する。それにあわせてコクピット内部の操作パネルが変形し、色もあわせてグリーンに変化。この状態では、稼動限界までのカウンターが正常に作動しなくなる。OVA版ではこの数値が減ったり増えたりし、デストロイモードが解除されない描写がある。<br />ニュータイプやそれに類する存在に反応する事、ニュータイプ殲滅を目的としている事など、[[一年戦争]]時にごく少数のMSに搭載された[[EXAMシステム]]とよく似た特徴を持っているが、関連性は不明。 一説には[ニュータイプ-デストロイヤーシステム]から[ニュータイプ-ドライブシステム]になったとも言われている。 | |
| ;擬似NT-Dシステム | | ;擬似NT-Dシステム |
| :漫画「バンデシネ」で搭載されていたシステム。<br />その名のとおり、NT-Dを擬似的に再現しており、デストロイモードへの変身も可能である。外部からシステムを起動させる仕組みで、実機によるデストロイモードでの運用試験の為のものだったと思われる。 | | :漫画「バンデシネ」で搭載されていたシステム。<br />その名のとおり、NT-Dを擬似的に再現しており、デストロイモードへの変身も可能である。外部からシステムを起動させる仕組みで、実機によるデストロイモードでの運用試験の為のものだったと思われる。 |
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| ;サイコミュ・ジャック | | ;サイコミュ・ジャック |
| :ファンネルのコントロールを奪う等、敵の[[サイコミュシステム]]を自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。<br />ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 | | :ファンネルのコントロールを奪う等、敵の[[サイコミュシステム]]を自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。<br />ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 |
− | ;サイコフィールド | + | ;[[サイコフィールド]] |
| :デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。<br />主な現象はバリアー(ビームを湾曲させて機体への直撃を回避する)、サイコフレームの物理的強度の向上、物体への干渉(対象物の捕縛、破壊、移動)など超能力(念力)的なものが多い。その力の上限は未知数で、ガランシェールの牽引やコロニーレーザーの無力化などが確認されている。<br />余談だが、過去には[[νガンダム]]と[[サザビー]]に搭載されたサイコフレームが共振した事によってサイコフィールドを発生させ、[[アクシズ・ショック]]を起こしている。 | | :デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。<br />主な現象はバリアー(ビームを湾曲させて機体への直撃を回避する)、サイコフレームの物理的強度の向上、物体への干渉(対象物の捕縛、破壊、移動)など超能力(念力)的なものが多い。その力の上限は未知数で、ガランシェールの牽引やコロニーレーザーの無力化などが確認されている。<br />余談だが、過去には[[νガンダム]]と[[サザビー]]に搭載されたサイコフレームが共振した事によってサイコフィールドを発生させ、[[アクシズ・ショック]]を起こしている。 |
| + | ;デストロイ・アンチェインド |
| + | :デストロイモードからさらに変形する第三の形態。機体と搭乗するニュータイプが、インテンション・オートマチック・システムを通して過剰に交感し、NT-Dシステムの稼働レベルが制御できる数値を超えてしまった場合に、搭乗者の意思とは関係なしに自動的にこの状態に移行する。全身の外部装甲が更に展開し、内部のサイコフレームがより露出する。この状態ではサイコミュ接続の流動制限がカットされ、操縦権がパイロットからNT-Dシステムに移行する。この際パイロットは生体部品扱いとなり、その生存率は一切考慮されず、敵機を撃墜することのみを目的とする完全な戦闘マシンに変貌してしまう。<br>本機はこの状態とは異なる以下の姿に変化した。 |
| + | ;サイコシャード (光の結晶体) |
| + | :全身のサイコフレームから装甲を押し上げるようにサイコシャードが発生する。アニメ版『UC』のラストで、コロニーレーザーを防ぐためサイコフィールドを最大限に発動させたことで本現象が発生した。パイロットの精神がサイコフレームと同化しており、文字通り「人機一体」となっている。また劇中では、マニュピレーターを振りかざしただけで[[ゼネラル・レビル]]所属のモビルスーツとベースジャバーの大部隊を機能停止に追い込むという超常現象を引き起こしている<ref>この現象については、オンラインゲーム『機動戦士ガンダムオンライン』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』のコラボレーション対談で原作者の福井晴敏氏が「'''相手のエンジンを組み立て前の状態に戻した、分解した、時を巻き起こした'''」と解説し、ガンダムNTでも同様のことが起きていたことが語られている。</ref>。 |
| | | |
| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
− | <!-- :武装名:説明 -->
| |
| ;60mmバルカン砲 | | ;60mmバルカン砲 |
− | :頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれている。<br />チェック漏れにより当初のデザイン画では描かれていなかったが、後に修正された。 | + | :頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれている。<br />原作小説第3巻でシナンジュに対して初使用しているが、この時点ではチェック漏れによりデザイン画が描かれていなかった。後に修正され、ユニコーンモード、デストロイモード双方で使用可能な位置に設定された。 |
| ;ビーム・マグナム | | ;ビーム・マグナム |
| :本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。<br />不使用時は背部や腕部に装着可能。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。<br />そのMSの携帯火器としては高すぎる威力故に使い所が限定されてしまい、パイロットのバナージもそれを嫌って使用を控える事が少なくなかった。また最大でも15発しか撃てないという継戦能力の低さも欠点となっている。 | | :本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。<br />不使用時は背部や腕部に装着可能。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。<br />そのMSの携帯火器としては高すぎる威力故に使い所が限定されてしまい、パイロットのバナージもそれを嫌って使用を控える事が少なくなかった。また最大でも15発しか撃てないという継戦能力の低さも欠点となっている。 |
| ;ビーム・サーベル | | ;ビーム・サーベル |
− | :背部に2本、両腕部に1本ずつの計4本を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。<br />デストロイモードになると、背部の物は展開されてガンダムらしい外観を作る要因となる。 | + | :背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。<br />デストロイモードになると、背部の物は展開されてガンダムらしい外観を作る要因となる。 |
| ;ビーム・サーベル(アンクシャ用) | | ;ビーム・サーベル(アンクシャ用) |
| :[[アンクシャ]]が装備している格闘戦用の武器。<br />アニメ版のEpisode 5にて丸腰だった事から一時的に奪って使用し、バンシィと戦った。 | | :[[アンクシャ]]が装備している格闘戦用の武器。<br />アニメ版のEpisode 5にて丸腰だった事から一時的に奪って使用し、バンシィと戦った。 |
| ;ビーム・トンファー | | ;ビーム・トンファー |
− | :両腕部にマウントされたビーム・サーベルを外さずにそのまま使用した状態。ユニコーンモードでは使用出来ない(当初は使用可能とする予定だったが、デストロイモードとの差別化を図る為にこの設定となった)。<br />首相官邸「ラプラス」の史跡での戦闘で巨大な残骸をも一刀両断するという開発時の想定以上の威力を発揮した事もあるが、これは何らかの外的要因が働いたのが原因であると考えられている。実際、出力がかなり増大していた。 | + | :両腕部にマウントされたビーム・サーベルを外さずにそのまま使用した状態。ユニコーンモードでは使用出来ない(当初は使用可能とする予定だったが、デストロイモードとの差別化を図る為にこの設定となった)。<br />首相官邸「ラプラス」の史跡での戦闘で巨大な残骸をも一刀両断するという開発時の想定以上の威力を発揮した事もあるが、これは何らかの外的要因が働いたのが原因であると考えられている。実際、出力がかなり増大している。また、原作小説版の最終決戦でシナンジュにトドメを刺す際には、'''数百メートル'''の巨大なビーム刃を両腕のトンファーから形成。あまりの出力にグリップが基部ごと融解している。 |
| ;ハイパー・バズーカ | | ;ハイパー・バズーカ |
| :背部に装着可能な実弾兵器で、ユニコーン用の武装として仕様変更された物。弾頭は通常弾ではなく散弾を標準搭載している。砲身にはオプション装備を装着する事も可能。<br />ビーム・マグナム同様、予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。 | | :背部に装着可能な実弾兵器で、ユニコーン用の武装として仕様変更された物。弾頭は通常弾ではなく散弾を標準搭載している。砲身にはオプション装備を装着する事も可能。<br />ビーム・マグナム同様、予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | <!-- :機体名:説明 -->
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− | ;[[ユニコーンガンダム (光の結晶体)]]
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− | :全身のサイコフレームからサイコシャードが発生した状態。アニメ版『UC』の終盤で登場した。
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| ;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]] | | ;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]] |
| :武装強化形態。名称こそ「フルアーマー」だが、追加装甲の類は装着されていない。 | | :武装強化形態。名称こそ「フルアーマー」だが、追加装甲の類は装着されていない。 |
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| ;[[ユニコーンガンダム極]] | | ;[[ユニコーンガンダム極]] |
| :『[[ガンダムビルドファイターズ炎トライ]]』に登場するガンプラ。オリジナルのアームド・アーマーを装備している。 | | :『[[ガンダムビルドファイターズ炎トライ]]』に登場するガンプラ。オリジナルのアームド・アーマーを装備している。 |
− | ;[[RX-零丸]] | + | ;[[RX-零丸]]、[[RX-零丸 (神気結晶)]] |
| :『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』に登場するガンプラ。SDガンダムがベースとなっている。 | | :『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』に登場するガンプラ。SDガンダムがベースとなっている。 |
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| <amazon>B001R2IQTC</amazon> | | <amazon>B001R2IQTC</amazon> |
| <amazon>B002NE795K</amazon> | | <amazon>B002NE795K</amazon> |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| + | {{DEFAULTSORT:ゆにこおんかんたむ}} |
| + | [[Category:登場メカや行]] |
| + | [[Category:機動戦士ガンダムUC]] |
| + | [[Category:機動戦士ガンダムNT]] |