キエル・ハイムの『建国宣言』

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キエル・ハイムの『建国宣言』[編集 | ソースを編集]

ディアナ・ソレルと入れ替わってしまったキエル・ハイムによる『建国宣言』。

内容[編集 | ソースを編集]

全ての、命を分かち合う全ての人々よ。武器を大地に置いて、私の言葉を聞いて下さい。私は戦いは望みません。
かつて、私達の母なるこの地球は、人が住むことが許されないほどに荒廃した惑星となりました。そのような時代があったと、黒歴史は語っております。なのに、地球の皆様方はそれを忘れております。何故でしょうか?人間には最も辛い体験や記憶は、忘れてしまうという悲しい性がございます。
私達ムーンレイスは地球が再び住めるようになるまで、月で暮らしました。人類の記憶を残すために、新しい人の再生に手を貸す為に、です。そして今日、この地球は二千年に及ぶ歴史を刻むことを許して、人類の繁栄を築き上げることが出来るようになったのです。地球は完全とは言えないまでも、再生致しております。ならばムーンレイスも地球に帰還して、地球の再生と二度と誤った歴史を刻まないように手を貸したいのです。
宇宙に進出した過去の歴史を地球の人々は、天の神々の物語にすることによって、または黒歴史に封印することで再生の力を身に付けたのです。悲惨で過酷な記憶だけでは、人は再生も再起も不可能だからです。ですから、歴史的事実の解釈を変え、場合によっては歴史そのものを書き換えてしまうのです。
私達は、この目も、鼻も、唇も同じです。この身体も、地球人・ムーンレイスの違いはありません。同じ人類だからです。
私は、ここでムーンレイスのための国家をサンベルト一帯に宣言することはやめて、再度交渉を再開されます事を、アメリア大陸の人々にお願い申し上げます。

登場作品と状況[編集 | ソースを編集]

∀ガンダム
第18話より。ディアナと入れ替わって以来、正体が周囲にばれないようにするだけで殆ど精一杯だったキエル。そんな中で、ムーンレィスの統治者という立場の苦労やディアナの個人史を知り、戦争の平和的解決を望むディアナの意思を実現するべく、キエルは周囲が半ば強引に推し進めた『ムーンレィスの国家の建国宣言』を利用し、独断でこの演説を行う。

ツッコミどころ[編集 | ソースを編集]

活用のされかた[編集 | ソースを編集]

商品情報[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]