{{登場メカ概要
| 読み =
| 外国語表記 = Legend Gundam
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
| デザイナー = 大河原邦男
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| 正式名称 = レジェンド
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
| 型式番号 = ZGMF-X666S
| 全高 = 18.66m
| 重量 = 86.02t
| 動力 = [[ハイパーデュートリオンエンジン]]
| 装甲材質 = [[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
| 開発組織 = [[ザフト軍]]
| 所属組織 = [[ザフト軍]]
| 所属部隊 = [[FAITH]]
| 母艦 = [[ミネルバ]]
| 主なパイロット = [[レイ・ザ・バレル]]
}}
概要
[[プラント]]で[[デスティニーガンダム|デスティニー]]と共に極秘裏に開発された、[[ザフト軍]]の最新鋭[[モビルスーツ]]。プラント最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]が[[ロゴス]]との決戦に際して投入した機体である。
[[インパルスガンダム|インパルス]]をはじめとする[[セカンドステージシリーズ]]のMSを大幅に上回る性能を保持し、更にデスティニーと同様に動力機関として[[ハイパーデュートリオンエンジン]]が搭載されている。これは従来のデュートリオンと核エンジンのハイブリットであり、その出力は計算上オリジナルの数倍であるとされる。
この機体の特徴は、そのシルエットからも伺えるように[[第1次連合・プラント大戦]]でザフトが投入した[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に酷似した分散式統合制御高速機動兵器群ネットワークシステム[[ドラグーンシステム|ドラグーン]]が搭載されている点にある。この武装は全周攻撃と広域戦闘性に優れている反面、従来のシステムでは優れた空間認識能力を保有している限られたパイロットにしか運用出来なかったが、[[カオスガンダム|カオス]]に搭載されていた機動兵装ポッドを経て比較的容易に運用可能なものへと進化を遂げた。
レジェンドは元々、特務隊[[FAITH]]の[[アスラン・ザラ]]に与えられるべく[[ミネルバ]]に配備された機体であったが、アスランはその直後にデュランダルの言葉に疑念を持ちザフトから脱走。デスティニーによって撃墜されたため、以降レジェンドは[[レイ・ザ・バレル]]の搭乗機として運用された。
登場作品と操縦者
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:初登場作品。当初は[[アスラン・ザラ]]に与えられた機体であったが、ザフトを離反したアスランを追撃するため[[レイ・ザ・バレル]]が搭乗し、そのまま乗機とした。
装備・機能
特殊機能
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
;[[ハイパーデュートリオンエンジン]]
:核エンジンとデュートリオンビームのハイブリッド動力機関。
武装・必殺攻撃
;MMI-GAU26 17.5mmCIWS
:頭部に内蔵された近接防御火器。デスティニーに搭載された物と共通。
;MA-BAR78F 高エネルギー[[ビームライフル]]
:先行したセカンドステージシリーズMSに装備されていたビームライフルの改良型。従来型よりも大型化されているが、ハイパーデュートリオンの搭載によって出力及び連射性が大幅にアップした。<br/>背部バックパック中央部にマウント可能。
;MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン
:脚部に収納されたビームジャベリン。左右に格納され、単体で[[ビームサーベル]]としても使用可能。連結する事でナギナタ状の武器として使用可能。
;分離式統合制御高速機動兵器群ネットワークシステム[[ドラグーンシステム|ドラグーン]]
:プロヴィデンスの物に酷似した本機の主兵装。カオスの機動兵装ポッドを経て改良が加えられ、比較的容易に運用可能な物へと進化を遂げている。
;GDU-X7 突撃ビーム機動砲
:背部プラットフォームの最上端に2基装備されている大型ドラグーン。戦端に4つのビームスパイクが装備されており、変幻自在の格闘能力が付与され、多次元攻撃を展開する。
;GDU-X5 突撃ビーム機動砲
:背面に6基、腰部左右スカートに2基装備されたドラグーン。重力下では装備されたまま可動し、固定武装として敵に対して砲撃する事も可能。
;MX2351 ソリドゥス・フルゴール [[ビームシールド]]発生装置
:両手甲部に装備されたビームシールド。デスティニーに装備されているものと同一であり、一説には[[ハイペリオンガンダム|ハイペリオン]]に装備されていたモノフェーズ光波シールドの類型と思われる。<br/>形状は状況に応じて変化するため、オールラウンドでの使用に適している。
その他
;MMI-710 エクスカリバーレーザー対艦刀
:[[ソードインパルスガンダム|ソードインパルス]]の装備。『DESTINY』PHASE-38のヘブンズベース攻略戦で[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]機から借用。
対決・名場面
;ヘブンズベース攻略戦
:多数の量産機MSに加え、ソードインパルスから対艦刀エクスカリバーを借用し、複数の[[デストロイガンダム|デストロイ]]も撃墜、ザフトの勝利に大きく貢献した。
;オペレーション・フューリー
:デスティニーとの連携で[[キラ・ヤマト]]の[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]と交戦し、一時は撃墜寸前まで追い詰めるが、[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]の参戦で撃破には至らず、その後のストライクフリーダムとの一騎討ちでも決着はつかず、戦況も[[ドムトルーパー]]をはじめとしたクライン派の援軍等により士気を盛り返したオーブ軍によりザフト側が劣勢に陥ったため、撤退を余儀なくされる。
;レクイエム攻防戦
:レクイエムのコントロール室の破壊完了までの間、[[ウィンダム]]や[[ザムザザー]]、デストロイといった多数の量産機を撃墜し、さらに[[ロード・ジブリール]]の乗る[[ガーティ・ルー]]を待ち伏せして撃沈するという戦果を挙げる。
;メサイア攻防戦
:キラのストライクフリーダムと激しく交戦。当初はレイが[[ラウ・ル・クルーゼ]]としてキラに向かったことから、キラの動揺を誘い膠着状態となるものの、最終的にはドラグーンの多くを撃ち落とされ、キラから「君はラウではなく一人の人間だ」と断じられたことで動揺。その隙を突かれ、ストライクフリーダムのドラグーン・フルバーストによりコクピットブロックを除く各部に直撃を受け大破した。その後の行方は不明だが、恐らくはメサイアに向かい乗り捨てられた後、メサイアの爆発に呑まれて消失したとものと思われる。
関連機体
;[[プロヴィデンスザク]]
:本機の試作機にあたる機体。
;[[プロヴィデンスガンダム]]
:前世代機。
;[[デスティニーガンダム]]
:同時期に開発された機体。
余談
*ガンプラHGモデルのレジェンドはバックパックが取り外せるようになっていて、外した跡の部分に、同じくHGモデルのインパルスの各シルエットを取り付けることができる。
商品情報
[[ガンプラ]]
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フィギュア
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リンク
*[[登場メカ]]
{{DEFAULTSORT:れしえんとかんたむ}}
[[Category:登場メカら行]]
[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]