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== 概要 ==
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]からの委託を受け、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した量産型[[可変モビルスーツ]]。可変機構をバック・ウェポン・システムで代用した[[リ・ガズィ]]に対し、単体での可変機構を復活し、本来の目的であった弾力的な運用を実現させるべく設計されている。
[[宇宙世紀]]0087年に勃発した[[グリプス戦役]]において多大な戦果をもたらした[[Ζガンダム]]は、当時の[[モビルスーツ]]の概念を遥かに超えた性能を示し、稀代の傑作機と呼ばれ、量産化が様々なアプローチを以って進められて来たが、コスト度外視で設計されたΖガンダムが持つ複雑な機構の簡略化は決して容易ではなく、そのどれもが満足な結果を残す事ができずにいた。加えて、0093年の[[第二次ネオ・ジオン抗争]]終結以降、連邦政府全体に蔓延した軍縮傾向もあって、開発の難航に拍車がかけられた。しかし、連邦軍の主力機となった[[ジェガン]]の配備状況の拡大が光明となり、その部品規格を設計に組み込む事で大幅なコストダウンと優れたメンテナンス性の獲得に成功している。
技術的な懸念事項であった変形機構は、[[メタス]]の方式に差し戻される形で抜本的な簡略化を図り、同方式を採用していた[[ΖII]]の開発データをブラッシュアップする方向性が採られた。また、並行開発していた新型OSによる操縦難度の軽減を始めとした補助機能も加わった結果、簡便な操縦性を獲得すると共に、新兵でも扱える「懐の広い」バランス性も獲得し、量産機として求められていた運用条件、性能数値をクリアしている。
本機の[[モビルアーマー]]形態は、Ζガンダムに倣い「ウェイブライダー」と呼称され、OSによるコントロール・サポートにより、MS形態とほぼ変わらない操縦感覚で扱える航宙戦闘機として良好な性能を示している。また、変形によって各部のスラスターを一方向に収束する事で発生する余剰推力を活かし、設計当初からジェガンタイプの[[サブ・フライト・システム]]としての運用を想定しており<ref>軍縮傾向の強い時代において、高コストを必要とした可変機にとって、通常MSを運用するSFSとしての副次的運用にその生き残りの道を見出していた。</ref>、機体名称は「'''Re'''fine '''Z'''eta Gundam '''E'''scort '''L'''eader(リファイン・ゼータ・エスコート・リーダー)」の頭文字の略称としている。リゼルのSFS運用は、母艦内に純SFS用のスペースを必要とせず、前線到着後にリゼル自身も参戦が可能であるという無駄のない戦術を行える利点が一定の評価を得て、軍上層部による開発承認への決め手にもなった。
Ζ系MSの血脈を受け継いだリゼルの腕部モジュールは基本構成もそれに近い設計が取られている。前腕部のユニットコンテナはサーベルラックとして使用するほか、複数種の弾頭に対応したグレネード・ランチャーの機能も有し、必要に応じて兵装を選択する多角的用途を持つ。
メイン・ジェネレーターは合計3基が設けられ、大気圏内外で稼働可能な熱核ジェット/ロケットタイプが採用され、そのうち2基はΖガンダムと同様に両脚内部に配置されている。各所に配置された姿勢制御バーニアはOSに備えられたACSが管理し、空間戦闘時において安定機動を維持する。側面部のスラスターは各形態によって推力変更が行われ、ウェイブライダー形態では主推進機関として全力稼働する。
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