名台詞
機動戦士ガンダム
;「殴ってなぜ悪いか?貴様はいい、そうしてわめいていれば気分も晴れるんだからな!」「それが甘ったれなんだ。殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!!」
:有名な「二度もぶった……親父にもぶたれたこともないのに!」の呼び水となったブライトの叱責。まだ新米指揮官としておぼつかないブライトは、ホワイトベースの物資が底をつきかけている厳しい現状を重く見て、その打開策を模索していた。しかし独自行動での具体的な策はなく「ホワイトベースを捨てる」という選択肢すら提示されるような危機的状況だった。一方、頼みの綱である[[アムロ・レイ]]に対しては可能な限り待遇を良くするよう優先的に食料を配給するなど配慮していた。だが、度重なる戦闘で鬱状態になっていたアムロが求めていたのはパイロットとしての待遇ではなく、(戦わなくてもいいという)安心や賞賛であったため、この認識の差が二人の間に大きな溝を作ってしまっていた。ブライトはブライトなりに気を使っていたが、お互いの思惑がすれ違っていたためアムロの態度が「わがままを言っている子供の振る舞い」に映り、また前述のホワイトベースの状況、頼れるものがアムロしかいないという事実に対してなんら有効な手立てを提示できない自分への苛立ちもあって、手を上げてしまった。それにしても19歳の新米艦長とは思えない男らしいセリフである。
;「憎んでくれていいよ。ガンダムの整備をしておけ。人を使ってもいい。アムロ!君が中心になってな!」
:[[ガンダム]]をアムロに任せたときのシーン。
;「何を言うか!ザビ家の独裁を目論む男が何を言うのか!!」
:[[ギレン・ザビ|ギレン]]の演説を聴いたあとの台詞。
;「よし。湖を回るほうが抵抗が少ないと考えようか」/「笑うなよ」
:第16話「セイラ出撃」より。度重なる激戦で物資が不足気味のホワイトベースは「塩」を入手すべくカン湖へと進路を取る。その際、マ・クベの部隊との遭遇の可能性を知りつつも欺瞞めいた言い回しをミライから「らしくない」と微笑みかけられ。確かにブライトにしてはこのような指揮を執るのは珍しい。それまでは作戦目標を最優先して艦内の士気などを気遣うことはなかったが、このあたりから優れた艦長としての大器を見せ始める。
;「急降下してふりきれっ、よけたらガンダム出動だ!」
:冒険王の漫画版における迷台詞。<br />その後、見事な'''急上昇'''で敵の攻撃に被弾した。
機動戦士Ζガンダム
;「アムロの再来だ。もしあいつが操縦しているのなら」
:どうみても普通の学生にしか見えないカミーユがマークⅡを操縦してしまったのを見て、かつてのアムロに重ね合わせた台詞。
;「貴様上官に向かって!」
:[[ティターンズ]]の[[バスク・オム|バスク]]大佐に抗議しに行ったら、階級が下の[[カクリコン・カクーラー]]に殴られたシーン。本来なら口答えするだけでも修正、手を上げるなど軍法会議ものなのだが「ティターンズは地球連邦軍とは指揮系統が違う」と突っぱねられる。この傲慢さがティターンズの本質。のちに[[機動戦士ガンダム00]]セカンドシーズンで同様のシーンがある。
;「左舷(さげん)砲撃手、弾幕薄いぞ!何やってる!」
:『[[機動戦士Ζガンダム]]』38話にて。「弾幕薄いぞ!何やってん<b>の</b>!」は実はただしくなかったりする。
機動戦士ガンダムΖΖ
;「いや、不倫は…」
:第15話より。ムーン・ムーンの兵士から体を張ってエマリーを庇い、その時にエマリーからいい感じに迫られた時に発する。流石にブライトとてこの時点でエマリーの想いを気付いていたが、一方で不倫になりかねない事も認識している。
;「まっ待ちたまえ、エマリー君!私はっ艦長だ、いつも艦長として…」
:第15話に引き続いて第16話では自身の艦長室においてエマリーに強く迫られる事になり、相当焦った状態となってしまう。一応は部屋にあった家族の写真を見てギリギリ平静さを保っていたが。
;「煙にまかれて涙を流しにきたのさ…」
:ダブリンでジュドーとともに[[ネオ・ジオン]]の攻撃による火事に巻き込まれ、現地で看護婦をしていたファに助けられた際にダブリンにいた理由を問われての台詞。この時は不用意に[[ネオ・ジオン]]との融和策を取る連邦の偉い方に対する反論が受け入れられず、ジュドーが暴れたせいとはいえ地下室に閉じこめられていたという状況であり、挙げ句に危険性を指摘した[[ネオ・ジオン]]に攻撃された事もあって、それらの憤りもあったと思われる。
;「分かっている。気に入らないなら、俺を殴って気を済ませろ!」
:最終決戦後、やっと援軍に来た連邦軍とエゥーゴの艦隊に激怒するジュドーに対して言い放った台詞で、思いっきりジュドーに殴られる事になる。エゥーゴの中央部にいながら手早い援軍をジュドー達に送る事が出来なかった不甲斐なさと責任を自覚し、あえて殴られた事により一人の大人としての責任を果たそうとした。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
;「すまんが、みんなの命をくれ」
:クルーに対するブリーフィングの最後にブライトが言ったセリフ。これに対するクルーたちの返答は「無言の敬礼返し」であった。非常に格好いいシーンであり、同時にブライトに対するクルー全員の絶大な信頼を現わしている。
;「ラー・カイラムでアクシズを押すんだよ!!」
:シャアの作戦が成功し、地球の重力に引かれて落ちていくアクシズを前に。これにクルーは「無茶いわんでください!」と必死の制止。確かに無茶もいいところ。あの冷静なブライトですら無理難題を言い出すほどに「故郷」を守ろうとした。そんな人々の思いを受け、νガンダムは光を放ち…。
機動戦士ガンダムUC
;「その時、君の目の前にガンダムがあったのは偶然かもしれない。今までガンダムに乗ってきた者も皆そうだった。だが、ガンダムに乗るかどうかは自分で決めたことであって、偶然ではないはずだ。違うか?」<br />「かつてガンダムに乗った者たちと同じく、君もガンダムに選ばれたのだと思いたい。いつもそれは、結果的に必然だった…善くも悪くも、な」<br />「絶望を退ける勇気を持て。君がガンダムのパイロット…『ニュータイプ』であるなら」
:連邦に捕まり迷走するバナージを勇気付けた一連の台詞。これまで最も多くのガンダムパイロットと関わってきたブライトだからこその台詞。バナージはこの言葉に勇気付けられ、ユニコーンと共に革新し始める。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
;「そうでもないさ。歴代のガンダムは、連邦軍にいても、いつも反骨精神をもった者がのっていたな。そして、ガンダムの最後は、いつもこうだ。首がなくなったり、機体が焼かれたり、バラバラになったり……。しかし、反骨精神は、ガンダムがなくなったあとでも、健在だったものだ」
:捕獲した[[Ξガンダム]]を見たメカニックマンから「不穏分子が使う[[モビルスーツ]]に、ガンダムという名称をつかうなんて、許せないでしょう?」と言われて。