登場作品と役柄
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
:第二部からセブンスターズの一角としてクジャン家の当主として登場する。
:当初からラスタルと同じく組織内で発言力を強めていく[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]に警戒心を抱いており、[[鉄華団]]と[[マクギリス]]の派遣した地球外縁統制統合艦隊との合同作戦にも横槍を入れる形で参戦。専用のレギンレイズで出撃したが、戦果を挙げられず重要参考人である[[サンドバル・ロイター]]の身柄拘束の功も奪われてしまった。その後のアーブラウとSAUの紛争でもマクギリスの不行き届きを弾劾するが、[[ガルス・ボードウィン]]等がマクギリスを擁護したことで渋々引き下がらざるを得なかった。
:マクギリスが極秘裏に火星圏に向かった際にはジャスレイからの情報で「マクギリスがMAを倒し、七星勲章を手に入れて、セブンスターズの序列を変える事で謀反を企んでいると」決めつけて、MSで拘束に向かった。その際に、むやみに[[MS]]を近付けたために[[エイハブ・ウェーブ]]に反応したハシュマルを起動させ、護衛に就いていた部下を全滅させてしまう。その後も部下の仇を取る為に単独でハシュマルに挑んだため、ダメージを与えられないどころか鉄華団の迎撃を妨害したうえ農業プラントの多数の一般人が虐殺される結果を生んでしまった。
:鉄華団がハシュマルを撃破して以降は彼の火星での問題行動は他のセブンスターズの知る所となり、ラスタルからも厳しく叱責されてしまう。だが、これが逆にイオク自身を後戻りできない状況に追い込んでしまい(ラスタルは「秩序を重んじるギャラルホルンとしての本質を見失うな」と釘を刺したに過ぎなかったが)、協力を申し出た[[ジャスレイ・ドノミコルス]]の甘言に乗せられてしまう事になる。
:ジャスレイに乗せられたイオクは鉄華団の後ろ盾である[[タービンズ]]を潰すため、禁止兵器である『ダインスレイヴ』を利用。タービンズに禁止兵器運用の罪をでっち上げた挙句、そのダインスレイヴをタービンズの避難船に打ち込んで多くの構成員を虐殺してしまう。しかし降伏信号を無視して虐殺を敢行したため、[[名瀬・タービン|名瀬]]と[[アミダ・アルカ|アミダ]]の命を賭した反撃を喰らって自軍の戦力をも削いでしまう結果となった。
:ジャスレイが鉄華団に粛清された直後、マクギリス達の決起によってタービンズに働いた非道行為が白日の下に晒されたことで謹慎処分を受ける。部下の嘆願によって復帰した後はラスタル直々に指導者教育が行われ、謹慎中の反省もあってそれなりに成長。火星圏へと逃亡したマクギリスに対して「ギャラルホルンを背負う者として、力に執着した者の最後を見届ける」ために追撃部隊に志願し、指揮権を持たない一般兵として参加。専用のグレイズに乗り込み、脱出を図るマクギリスのガンダム・バエルに武装を解除しながら突撃することで先手を打たせ、攻撃の口実を作る役目を果たした。
:その後の鉄華団掃討作戦では、兵を鼓舞するべく負傷をおして通常のグレイズで出撃。ダインスレイヴで大破した[[ガンダム・グシオンリベイクフルシティ]]にトドメを刺そうとするが、迂闊に名乗りを上げてしまったことで[[昭弘・アルトランド|昭弘]]の底力を呼び起こしてしまい、コクピットを握り潰されて圧死。
:イオクの戦死により、クジャン家はお家断絶してしまい、セブンスターズの廃止に繋がることになった。